え?待ってwここって俺の学校じゃなくね!?

ジーエクスト

深窓の令嬢の中の委員長

『まずね、あなたは普通の高校生じゃないの。』
「どういうことだよ、予知夢だとか普通の高校生じゃないとか。
「きちんと説明してくれ。」
『今してる所じゃない。
『あのね、いきなり言っても分からないだろうと思って順序よく説明してるのに、余計な口挟まないで。
『最後まで聞いてから質問しなさい。』
『あなた、そもそも学級副委員長でしょ。』
「それが何か問題でも?」
『任命された理由分かってる?』
「確か...クラスで誰も立候補者がいなくて、委員長の推薦、つまり、お前の考えで副委員長になった。」
『正解。
『なら、私がなんで推薦したか分かってる?』
「そんなこと知らねーよ。
「だいたい、お前が完璧すぎて俺の仕事が無いから副委員長なんてお前が納得する人なら誰でもいいだろ。」
『はい、そこが違う。
『あなたにはあなただけの特別な才能があるわ。
『だから推薦したのよ。』
「才能?
「俺にしかない才能があると。
「そんな冗談笑いにもなんねえよ。」
『そんなに信じられないなら、分からせてあげるから、ついてきて』
「どこに行くんだよ。」
月世は嘘をつく様な人ではない。ただ言っている意味が分からない。そんな事を思って半信半疑になっているが、月世の言葉を信じてついて行った。
ついて行った所は悠登が知っている場所だった。



なぁ柊、私が喋る時にカギ括弧は必要かい?



そこに居たのは、その場にふさわしい人の.......だった。

コメント

  • 二朗教の信者

    つ・づ・き・を・は・や・くwww

    1
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