新たな恋は突然に
23話──突然
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
「くそー! やっぱり攻略出来ない!」
「難しいねー! 翔太くんでも無理なんだね!」
「いや、まだ諦めてないよ!」
このゲームは最初っから【トリオブラザーズ】の8面のような初見殺しがある。
「えー! まだ、最初もクリア出来ていじゃん!」
「た、確かに...じゃあ他のやつやろっか。」
「そうしよ! じゃあ翔太くんそこら辺にあるカセットの中からやりたいやつ選んでよ。」
「分かった。」
俺がゲームを探していたら、佐藤さんが話しかけてきた。
「ねえねえ。翔太くんって学校生活どうよ?」
「んー。結構楽しいよ? 仲いい友達も出来たし。佐藤さんは楽しくないの?」
「楽しいけどさー最近刺激が足りないんだよねー。 やっぱり高校生と言ったら恋愛をしないとね!」
「あー。そういうお年頃なんだねー。」
俺は少しドキッとしてしまった。幸い顔は見られていないのでバレではいないだろう。
「そうだよ! 因みに翔太くんは好きな子とかいないの?」
「ま、まあ居ないこともないのかなー。」
俺は少し誤魔化し気味に言った。
「そっかー! いるのかー! 青春だねー!」
「そういう佐藤さんは居ないの?」
「私はねー。恋愛とか1回もした事ないから、友達の好きと異性としての好きってのがよくわかんないんだよねー!」
「え! 恋愛した事ないの!?」
「そうだよ? してると思ってた?」
「うん。佐藤さん結構可愛いし、そう言うの経験してると思ってた。」
「実は無いんですよー! ってか、そろそろ佐藤さんって言うの止めない? ゆめでいいよ!」
まさかの呼び捨てだ。
「ゆ、ゆめ...(ボソッ)」
俺は恥ずかしく、小さな声で言った。
「しっかり言って!」
「ゆめ。」
「それでよし!」
ようやくおっけーがでて俺は少しほっとした。短い間だったが俺にはとても長く感じた。
「くそー! やっぱり攻略出来ない!」
「難しいねー! 翔太くんでも無理なんだね!」
「いや、まだ諦めてないよ!」
このゲームは最初っから【トリオブラザーズ】の8面のような初見殺しがある。
「えー! まだ、最初もクリア出来ていじゃん!」
「た、確かに...じゃあ他のやつやろっか。」
「そうしよ! じゃあ翔太くんそこら辺にあるカセットの中からやりたいやつ選んでよ。」
「分かった。」
俺がゲームを探していたら、佐藤さんが話しかけてきた。
「ねえねえ。翔太くんって学校生活どうよ?」
「んー。結構楽しいよ? 仲いい友達も出来たし。佐藤さんは楽しくないの?」
「楽しいけどさー最近刺激が足りないんだよねー。 やっぱり高校生と言ったら恋愛をしないとね!」
「あー。そういうお年頃なんだねー。」
俺は少しドキッとしてしまった。幸い顔は見られていないのでバレではいないだろう。
「そうだよ! 因みに翔太くんは好きな子とかいないの?」
「ま、まあ居ないこともないのかなー。」
俺は少し誤魔化し気味に言った。
「そっかー! いるのかー! 青春だねー!」
「そういう佐藤さんは居ないの?」
「私はねー。恋愛とか1回もした事ないから、友達の好きと異性としての好きってのがよくわかんないんだよねー!」
「え! 恋愛した事ないの!?」
「そうだよ? してると思ってた?」
「うん。佐藤さん結構可愛いし、そう言うの経験してると思ってた。」
「実は無いんですよー! ってか、そろそろ佐藤さんって言うの止めない? ゆめでいいよ!」
まさかの呼び捨てだ。
「ゆ、ゆめ...(ボソッ)」
俺は恥ずかしく、小さな声で言った。
「しっかり言って!」
「ゆめ。」
「それでよし!」
ようやくおっけーがでて俺は少しほっとした。短い間だったが俺にはとても長く感じた。
コメント