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新たな恋は突然に

りっきー

22話──本気

「オレンジジュースで良かった?」

「あ、うん。ありがとう。」

「どういたしまして! じゃあそろそろゲームしよう!」

「おっけー! 何やるの?」

「やっぱりートリオブラザーズでしょ!」

「え? 何で?」
俺は思わずきょとんとしてしまった。

「え? だってあれ最後までクリア出来る人ってなかなか居ないらしいよ?」
確かにトリオブラザーズは8面まで行くと初見殺し(急に敵が出てきたり、ブロックに引っかかって落ちるなど)があり、途中で諦める人が多いそうだ。

「あーそうだね。俺もあれは好きだけど苦戦したよ。」

「へー! じゃあクリアは出来たの?」

「何とかね。」

「おー! 流石だね! じゃあ2人の協力プレイでやろう。」

「分かった。」
トリオブラザーズはテレビゲームなので、2人でテレビの前のベットに座ってゲームを始めた。

「え? 4面から?」

「そうだよ! 私ゲーム下手で全然クリア出来ないんだよねー!」
まあ、トリオブラザーズは1人が死んでも片方が生きてれば復活出来るからこの辺りは簡単だろう。

「じゃあ俺が先に行くから、真似して着いてこれる?」

「うん! それぐらいなら出来るよ!」

「おっけーじゃあやろうか。」
それぐらいのプレイヤースキルはあるらしいね。その後は順調に行き、6面までいった。

「ふぅ。ちょっと疲れちゃった。休憩しよ?」
2時間ほどやっていたので、佐藤さんは疲れたようだ。俺もいつもと違う体勢でやっているので少し疲れた。

「そうだね。じゃあセーブして、休憩しよ。」

「やったー! 疲れたー! 翔太くん本当にゲーム上手いんだね。全然死ななかったよ!」
ここまで来るのに佐藤さんは10回ぐらいしか死んでないのだ。意外と上手かった。

「ありがとう。トリオブラザーズは結構やり込んでたからこれだけは上手いんだ!」

「とか言って本当は他のゲームも上手いんでしょ?」

「そんなことないよ!」
実際俺はトリオブラザーズほど他のゲームは上手くない。

「じゃあさじゃあさ、次は他のゲームしてみない?」

「いいよ? 何やる?」

「んーとねー」
佐藤さんはゲームが沢山入ってる箱を漁り始めた。

「じゃあこれは?」
取り出したのは最難関と言われる【インポッシブルゲーム】だった。これは、クリア者ゼロでほとんどの人が中盤で攻略出来なくなっているやつだ。

「え...? これやるの?」

「うん! ダメ?」
悲しそうに言うので流石に断れない。

「俺もこれはクリア出来ないよ?」

「いいよ! やろやろ!」
俺達は休憩後【インポッシブルゲーム】を始めた。

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