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黒竜転生〜ドラゴンに転生した男の物語〜

GAN

56話 誘い

「つ、疲れた〜、」

パーティーが終わりに近づいた頃、外に出て空の星を眺めることにした。

綺麗だな、そういえば人間だった頃こんな星を眺めて綺麗なんてロマンチックなこと考えたことすらなかったな、、、

「おぬしもロマンチックなとこがあるんじゃの〜」

「うわっ!いつのまに後ろに居たんだよおっさん!」

「ワッハハハ!気配を消すのは得意でな」

すげーな、このじいさん、、、

「それで、これからどうするんじゃ?」

「、、、どーするって?」

「お前は何か目的でもあるのか?」

目的か、、そういえば何も目的なんて持ってなかったな、、、
こっちの世界に来てからも、来る前も、、

ふと、エルの方へ目をやった、仲間たちと楽しそうに話している

「俺がこのエルフの国に来たのもエルがいたからなんだよな、、正直エルがこの国に帰って来れたのならもうすることは考えてないよ、、どっかの街でも行って普通に暮らそうかな、、」

「、、、ドラゴンの力は扱えているのか?」

「わかんねー、俺自身この力と速さにまだまだ驚いているんだ、まあ、使えてる方なんじゃないかな、」

「甘いの〜、ドラゴンの力がそんなもんだと思っておるのか?」

「いや、封印されたのはわかってるけどさ、このままでも全然大丈夫だろ?」

「その封印は時期に解けるぞ、、、」

「そ、そうなのか?」

「エルフの封印は何重もの封印術を重ねがけして出来ておる、そのために封印ができておるがドラゴンの力なんて抑えることのできる魔法なんてこの世にはない」

「一時的なものってことか、、」

「ワシならお主にその力の使い方を教えてやれんこともないぞ?」

「!?、、あんた一体何者だよ?」

「お主になら教えてやってもいいぞ!ワシは白王と呼ばれた剣聖の一人であり、過去に魔王討伐隊にもいた、、、」

「あんたについていけばこの力、使えるようになるのか?」

「信じるかどうかはお主に任せようではないか、、」

「そーだな、今はいいや!」

「ほう、信じられんかったか?」

「いや、信じるさ、なんせドラゴンの俺の背後をいとも簡単に取るようなじいさんだからな、、、」

「それならなぜ?」

「一旦この世界を見てみたい、そして本当にこの力が必要なら俺はあんたの元にまた現れるとするよ!」

「ワッハハハ!面白いやつじゃ、まあ、好きにせい!、、ワシはもう少し酒でも飲んでこよーかの、」

そういうとシルバは年甲斐もなくスキップをしながらパーティへと戻っていった、


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