黒竜転生〜ドラゴンに転生した男の物語〜
32話 帝国戦争編Ⅶ
「お前ら覚悟しておけよ、俺は手加減なんてしねーからな、というか出来そうにない、、」
「殺す、、、」
そういうとセトの手が竜の様な形に変化してものすごいスピードでこちらに飛びかかってきた。普通の人間ならこのスピードは間違いなく見えていないだろう、だが、俺には見える。
セトの殴りかかってきた腕をギリギリでかわし、セトの顔面に拳を思い切りねじ込んだ。セトのこちらに向かってくる力と俺の拳の力が反発したのだろう、セトはものすごい速さで吹っ飛んだ。
「な、なんだと、セトの動きが見えているというのか?」
すると突然体が大きな手で握り潰される様な感覚に陥った。
「ぐっ、なんだこれ?」
砂埃がだんだん晴れてきてセトの姿が見えてくるとセトの手から紫色のオーラが出ていて何かを握り潰す仕草をしている。
「俺はスキル持ちなんでね、俺のスキルは『重力操作』だ、重力を自由に操ることが出来る。このスキルのおかげでレベル5の魔法の一つ『メテオライト』を打つことやお前の周囲の重力を操作し押しつぶすことも出来る。」
かなりの力で押しつぶしてくる。しかし、弾き返せないほどのものではない、
「くっ、このやろー!」
ぐぐぐ、、、バチン!
「な、なんだと、、、、、くくくっ、面白い久しぶりに本気でやれる相手に出会えたぜ!見せてやるよ!本当の竜人族の力を!」
そういうとセトは体に力を込めた。
「うおおおー!!!」
すると、体がドラゴンに変化していった、ドラゴンといっても体のサイズは人間と同じぐらいだが、明らかに魔力感知のうとい俺でも分かるぐらい魔力の変化が感じ取れる。
「俺たち竜人族の本当の強さはあの最強のドラゴンへと姿を変えることが出来ることだ、光栄に思えよ、ドラゴンの姿を見れたことを!」
「これは少しやばそうだな、なら俺も魔法を使うか、『ブースト』」
そういうとルーク足元に魔法陣が現れ体が赤いオーラに包まれた。
「『ブースト』か、己の身体能力を倍にする強化魔法、だが、ドラゴンに渡り合うなど無謀な、」
セトが言葉を言い終わる前にルークはセトの目の前に瞬間移動した。
は、速い、、、
ルークがまたセトを殴ろうとするとそれをセトは反応して手で受け止めた、すかさずルークは左足で蹴りを入れようとしたがそれもセトの尾によって阻まれた。ほんの1秒にも満たない出来事である。
ルークは休むことなく攻撃を続けた。セトをスピードにはついてきていたが流石にやばいと思ったのか距離を取った。
な、なんなんだこいつは、、俺はドラゴンに匹敵するような力を得ているんだぞ、、
こいつに強化魔法を使わせるのはまずい、
「マジックキャンセラー」
そういうと地面に大きな魔法陣が出てきた。
「ははは!この『マジックキャンセラー』は魔法を解除する魔法、それをドラゴンの魔力で打ったこれで解けない魔法などない、そしてこのフィールド全体で魔法の再使用も不可だ、、お前の負けだよ、」
「くっ!ブーストが解けてしま、、、」
その瞬間だった。ルークの体は光だした。
「今度なんだ?」
ルークの体はだんだんと元の姿に戻っていった。
「な、な、なんだ、と、、」
ルークの体は漆黒の竜へと姿を変えた。
「お前は一体、、、」
「俺はドラゴンだ、お前らがさっきから最強と呼ぶものだよ、」
「本物のドラゴンなど初めて目にしたぞ、、なんなんだ、この魔力はセトの倍、いや、それ以上か、、意識を集中させないと持っていかれそうだ、、」
「ははは、、俺も村の長老以外のドラゴンは初めて見たぞ、、」
どうやらマジックキャンセラーでエルのかけていた魔法も解けたらしい、この魔法陣の上でだけ本来の姿に戻れるようだ、、
だが俺には好都合、
くっ!流石に本物のドラゴン相手じゃ、セト一人では無理がある、、一旦引くとするか、、
「おい、お前、ルークと言ったな、お前の真名はなんだ?」
「真名?なんだそれ?」
「ドラゴンには真名がある、その漆黒の体、お前はまさか、伝説の竜『バハムート』ではないのか?」
バハムート?聞いたことないな、東京にいた時はゲームとかで聞いたことがあるが、、
「俺は真名など知らない、」
あの漆黒の体はバハムートで間違いないと思うのだが、昔黒い炎と共に世界を焼き尽くし魔王ですら恐れたという伝説の竜に、、
「おい!セト!」
「分かってる、」
セトが指を鳴らすとサーゼクスとセトの足元に魔法陣が現れ、二人の姿は消え去った。
「な、おい!逃げやがったのか?」
くそ、あいつら、、、
「殺す、、、」
そういうとセトの手が竜の様な形に変化してものすごいスピードでこちらに飛びかかってきた。普通の人間ならこのスピードは間違いなく見えていないだろう、だが、俺には見える。
セトの殴りかかってきた腕をギリギリでかわし、セトの顔面に拳を思い切りねじ込んだ。セトのこちらに向かってくる力と俺の拳の力が反発したのだろう、セトはものすごい速さで吹っ飛んだ。
「な、なんだと、セトの動きが見えているというのか?」
すると突然体が大きな手で握り潰される様な感覚に陥った。
「ぐっ、なんだこれ?」
砂埃がだんだん晴れてきてセトの姿が見えてくるとセトの手から紫色のオーラが出ていて何かを握り潰す仕草をしている。
「俺はスキル持ちなんでね、俺のスキルは『重力操作』だ、重力を自由に操ることが出来る。このスキルのおかげでレベル5の魔法の一つ『メテオライト』を打つことやお前の周囲の重力を操作し押しつぶすことも出来る。」
かなりの力で押しつぶしてくる。しかし、弾き返せないほどのものではない、
「くっ、このやろー!」
ぐぐぐ、、、バチン!
「な、なんだと、、、、、くくくっ、面白い久しぶりに本気でやれる相手に出会えたぜ!見せてやるよ!本当の竜人族の力を!」
そういうとセトは体に力を込めた。
「うおおおー!!!」
すると、体がドラゴンに変化していった、ドラゴンといっても体のサイズは人間と同じぐらいだが、明らかに魔力感知のうとい俺でも分かるぐらい魔力の変化が感じ取れる。
「俺たち竜人族の本当の強さはあの最強のドラゴンへと姿を変えることが出来ることだ、光栄に思えよ、ドラゴンの姿を見れたことを!」
「これは少しやばそうだな、なら俺も魔法を使うか、『ブースト』」
そういうとルーク足元に魔法陣が現れ体が赤いオーラに包まれた。
「『ブースト』か、己の身体能力を倍にする強化魔法、だが、ドラゴンに渡り合うなど無謀な、」
セトが言葉を言い終わる前にルークはセトの目の前に瞬間移動した。
は、速い、、、
ルークがまたセトを殴ろうとするとそれをセトは反応して手で受け止めた、すかさずルークは左足で蹴りを入れようとしたがそれもセトの尾によって阻まれた。ほんの1秒にも満たない出来事である。
ルークは休むことなく攻撃を続けた。セトをスピードにはついてきていたが流石にやばいと思ったのか距離を取った。
な、なんなんだこいつは、、俺はドラゴンに匹敵するような力を得ているんだぞ、、
こいつに強化魔法を使わせるのはまずい、
「マジックキャンセラー」
そういうと地面に大きな魔法陣が出てきた。
「ははは!この『マジックキャンセラー』は魔法を解除する魔法、それをドラゴンの魔力で打ったこれで解けない魔法などない、そしてこのフィールド全体で魔法の再使用も不可だ、、お前の負けだよ、」
「くっ!ブーストが解けてしま、、、」
その瞬間だった。ルークの体は光だした。
「今度なんだ?」
ルークの体はだんだんと元の姿に戻っていった。
「な、な、なんだ、と、、」
ルークの体は漆黒の竜へと姿を変えた。
「お前は一体、、、」
「俺はドラゴンだ、お前らがさっきから最強と呼ぶものだよ、」
「本物のドラゴンなど初めて目にしたぞ、、なんなんだ、この魔力はセトの倍、いや、それ以上か、、意識を集中させないと持っていかれそうだ、、」
「ははは、、俺も村の長老以外のドラゴンは初めて見たぞ、、」
どうやらマジックキャンセラーでエルのかけていた魔法も解けたらしい、この魔法陣の上でだけ本来の姿に戻れるようだ、、
だが俺には好都合、
くっ!流石に本物のドラゴン相手じゃ、セト一人では無理がある、、一旦引くとするか、、
「おい、お前、ルークと言ったな、お前の真名はなんだ?」
「真名?なんだそれ?」
「ドラゴンには真名がある、その漆黒の体、お前はまさか、伝説の竜『バハムート』ではないのか?」
バハムート?聞いたことないな、東京にいた時はゲームとかで聞いたことがあるが、、
「俺は真名など知らない、」
あの漆黒の体はバハムートで間違いないと思うのだが、昔黒い炎と共に世界を焼き尽くし魔王ですら恐れたという伝説の竜に、、
「おい!セト!」
「分かってる、」
セトが指を鳴らすとサーゼクスとセトの足元に魔法陣が現れ、二人の姿は消え去った。
「な、おい!逃げやがったのか?」
くそ、あいつら、、、
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