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Regulus

有賀尋

Body remodeling plan

「ねぇ、遥ー?」
「んー?」

それは由真の写真展が決まった1ヶ月前。
その話を俺は胡座の上に座っている恋人に聞いた。俺はそのまま抱きしめて頭の上に顎を乗せる。

「写真展の時にさ、俺腹筋見せたい」
「腹筋?お前ないだろ」

俺は由真の服の下に手を入れて腹を触る。
そこには俺の好きな感触だけがあった。

「ちょっ...柔らかいのが好きなのは知ってるけど、コンセプトがあって」
「コンセプト?」
「黒の中の黒。まぁワイルドに挑発していこうってなって」

...ワイルドになるのか、こいつが。

残念ながら俺はこいつの体がエロいことしか知らない。
ふーん、と答えつつ、俺は逆算を始めた。

「写真展の撮影まで1ヶ月、そこから逆算で絞るとなると...まぁハードだぞ?」

俺はじっくり体を作り上げる。
だから筋トレも食事制限ももっと前から始めるし、もっと言うならがっちり付けたいなら毎日やる必要だってある。

「頑張るよ、俺がやりたいんだもん」
「...音を上げても知らねぇぞ」
「だから頑張るよ、言い出しっぺだし」
「分かった、明日から早速やるか。ランニングと食事制限と筋トレと...」

指折り数えると由真があからさまに引いている顔をしていた。

「...わかった、空き時間は遥も一緒にやってくれるよね?」
「当たり前だろ?とりあえず明日は筋トレしてランニング5キロコースだな」
「仕事終わり次第になるけどね」
「つか、見せ筋でいいんだろ?」
「うん、遥程じゃなくていいかな」
「それにしても厳しい期間だが...まぁいいか...」
「メニューよろしくー」
「了解」

そうして1ヶ月の超ハードな由真の肉体改造が始まろうとしていた。

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