5回目の転生でやっと村人に

ノベルバユーザー264123

エピローグ〜噂話〜

これは賢者の俺リテラが村人になってハチャメチャするストーリーである。

「賢者様!大変です!町の外に、オークの軍勢がいます!」

 やってきたのは町の警備兵。鎧を「ガチャガチャ」鳴らしてこっちに来る。随分と慌てているようだ。

「あーわかったわかった、行けばいいんだろ。」

 そう言って寝ていた俺は立ち上がる。正直行きたくない。このまま寝ていたい。

「グルォォォ」

 うるさい虫だ、早く片付けよう。俺は今機嫌が悪いのだ。

「スカイ・プロテクト」
「ガイア・レーザー」

 2つの術式を同時に唱える。過剰とも言える攻撃だ。しかしコイツラが悪い、俺が寝ているときに来なければ。普通の魔法で殺してやったのに。

「グギャャァァァ」

 よし片付いた、また寝よう。そう言うと、俺は一人寝室まで行った。帰る途中にたくさんの人に「ありがとう」と声をかけられた。いや、こちらこそありがとう君たちの税金で俺みたいな国につかえてる者が儲かるんだから。

 こんな毎日がもう100年近く続いていた。暇で暇でスリルやピンチが全く無い暮し。もう100年近く続いていた。正直寿命も迫っていた、あと20年良くて30年の人生、好きなことしていきたい。国を出たい。そう思い始めていた。

 そんなときだった!あの話が俺の耳に入ったのは!!

「遠い東に転生して永い時を暮す、種族がいるらしいぜ。」
「ほんとに?でもさ同じ職業ばっかずっとやるのは飽きないのかな?」
「いや違うんだ。話によるとな転生したら職業まで変わるらしいぜ。」
「え!すごい!そしたら自分の好きな職業になれるじゃんか!そしたらこの誰が決めたかもわからない職業ともおさらばだね。」
「いや、残念だな。できるんならとっくにしてるさ。」
「できない理由でもあるの?」
「ああ、なんでもその種族だけが持っているスキルがあってそれを使わないと転生はできないらしい。」
「なんだ、じゃあ僕たちにはできないじゃん。」
「そうだな、あ、もうすぐ休憩終わるぞ。」
「あ、ちょっと待ってよ。」

 この会話を盗み聞きした俺はすぐさま行動した。行動が早い男として有名なのだ。早速俺は荷物をかばんに入れる。

「んー?これはいるかな?あ!これこんなところにあったんだ!げ、あいつから借りてた魔法書ここにあった。後で返そーっと。」

 次々と思い出があふれる。ここでもいろんなことがあったな。けどもうお別れか。

 お世話になった

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