竜はこの世で最強の龍を目指す(旧最弱の竜は最強の龍を目指す)

ノベルバユーザー263389

バリウス

「美味しいねぇー」


「うまいな!確かに!」


今俺らはアリアの屋敷で昼飯を食べている。
報酬を貰ったあとサンドイッチを買って帰ったらこれがかなりうまい。
モンスター時代に食べてたのよる味があって病みつきになりそうだ。


だが平和は続かなかった。


「逃げろー!モンスターだ!」


「だれか衛兵を呼べ!」


「グノォォォォォ!」


人の叫ぶ声とモンスターの咆哮が聞こえた。


外に出ると阿鼻叫喚状態だった。
モンスターの周りには死体が大量にある。


異常に膨れ上がった腕に金属板、巨大な体、肩にブラスターが付いている。
こいつはモンスターにしては人工的すぎだ。
鑑定!


種族改造バジリウス B
名前バリウス
状態異常洗脳
体力1590
攻撃力1456
防御力1421
魔力2486
魔法攻撃力1242
魔法防御力942
スキル
殴る9 噛みつく6  ガイヤブラスターMAX 火炎魔法8 地鳴り5
称号
改造された者 レベル無し 


「アリア?奴を鑑定したか?」


「レベルが無いね・・・でも倒さなきゃ!テンマ!竜化!」


「良いのか?」


「一気に決めるから!」


「わかった!」


竜化!


「ガァァァァ!」


「グノォォォォォ!?」 


急に竜が現れたら驚くよな。
それもかなり珍しい破竜が小さな竜人から竜に変わっただけでもかなり驚くだろう。


「またモンスターだー!」


「逃げろー!」   


さぁ戦闘に入るか!


アリアは俺の上に乗りグングニルでバリウスを牽制してくれてるから物理攻撃がかなり当たる。


竜化したとき竜人の時のスキルも使える。


オラァ!


「グノォォォ!」


バリウスを蹴り飛ばし瞬歩で一気に距離をもう一回詰める。
近距離で錬成で剣を作り念力で飛ばすが腕を横凪ぎに振られ全て破壊された。
腕が体に当たり吹き飛ばされてしまった。


ガッ!


背中の方から鈍い音がした。
アリアはなんとか無事だがたぶん骨が折れたのだろう。


「グノォォ!」
青いビームが肩から発射されるがそれを避けドラゴチャージと瞬歩で詰める。


頭を蹴り飛ばし首を噛みきる。


(経験値3900入手しました。レベルが24に上がりました。スキルポイント300入手しました。)


・・・危なかった


「テンマ戻って」


「おう」


竜から人へ戻り空間魔法でバリウスを収納し優雅なランチタイムに戻った。



コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品