チート×異世界転移=最強・・・?
第11話 地獄の特訓2
2日目午後
「よーし、二人とも昼ごはんは食べ終わったなー?じゃあ、これからは模擬戦だ。勝は魔法を使っていいぞ。ただ、怪我はしないようにするために、威力を弱くしてくれ。いまなら多分出来ると思うぞ。逆に、強くすることも可能なはずだ。
そしてケイゴには、こっちの刃の潰れた訓練用の剣を渡すから、これを使ってくれ。」
そう言いつつ、俺に剣を渡してきた。
「よーし、じゃあ始めるぞー。と言っても、本気でやって欲しいから、負けた方は走り込み15分間な。勝った方は俺と模擬戦だ。」
そう言ってニヤリと笑った。
「「ま、負けられねぇ...」」
「試合スタート!」
注意、戦闘は第三者からの視点で描かれます。ご了承ください。
言われたとたん、勝は素早さを活かして一気に圭吾と距離を取った。
距離を取られると、近接型の圭吾は不利なので、直ぐに反応して距離を詰める。
だが、その時には既に勝の魔法が完成していた。
『火槍!』
火の中級魔法だ。
勝の、突き出した手から火が生成されて、それが槍の形になって行く。
完成した瞬間、それが圭吾に向かって飛んで行った。
いや、正確には圭吾がいた場所だ。
圭吾はその時は既に、木の上に登って回避していた。
「はあああああっ!」
圭吾が気を伝って勝の背後に回り、後ろから切りつけた。
だが、勝はこんなものでやられるつもりはなかった。
『絶縁!』
しょうの周りに光の膜のようなものが発生する。
ギィィィン!
その光の膜は防御魔法で、中級に属する。1度だけ攻撃を防いでくれる魔法だ。
だが、圭吾はそれも読んでいた。つまり、初手の剣は囮で、防がれたことを確認したあと、直ぐにスキルを使用する。
『剣舞!』
右手で2連続で振るスキルだ。
「うわぁぁぁ!」
勝に剣がヒットした。圭吾の勝ちだ。
「それまで!ケイゴの勝ち!」
ロディックさんの言葉で試合が終わった。
「クソォォォォ!」「よっしゃぁぁぁ!」
「おつかれ!お前らすごい戦いだったぞ!
しかも2人とも無詠唱か...これは面白くなりそうだな...」
ロディックが褒めてくれた。そりゃあそうだ。剣のスキルも、魔法も初級以外は教えてないのだから。
「これは俺よりもお前達2人で模擬戦してる方が良さそうだな。じゃあ、俺は見てるからお前らでやってていいぞ。」
と、言うわけで、2人で日が暮れるまで模擬戦をしていた。
そして、部屋に戻ったあとはやはり、すぐに寝た。
3日目午前
今日も2人で模擬戦をやった。
昨日よりもさらに動きが鋭くなっていたので、かなり迫力のある戦闘になった。
勝率はあまり変わらなかったが、やはり遠距離も近距離でもある程度戦える勝の方が有利に進んだようだった。
3日目午後
「さーて、昼飯終わったなー?これから、森のもう少し深い所に行って、実践訓練をしてもらうぞ。
下手したら死ぬから気をつけろよー。」
「「こえぇ...」」
そして、いつもの場所からさらに進むこと1時間、狩場に着いたらしい。
「さーて、ここで頑張ってもらうぞ。今から3時間、どれくらい狩れるか数えとけよー。」
ロディックさんはあくまで監督のようだな...
「仕方ない、行くか!」
「うん!サポートするね!」 
「了解!」
最初に出てきたのは...なんというか、とてつもなく具合が悪そうな色をしたスライムだった。
「な、なんだこいつ...」 
不思議に思っていると、ロディックさんが説明を入れてくれた。
「あー、そいつはアシッドスライムだな。確か、毒を吐く...ような気がする」
適当かよっ!
とりあえず、強いかもしれないので割と強めに切ってみた。
「よーし、二人とも昼ごはんは食べ終わったなー?じゃあ、これからは模擬戦だ。勝は魔法を使っていいぞ。ただ、怪我はしないようにするために、威力を弱くしてくれ。いまなら多分出来ると思うぞ。逆に、強くすることも可能なはずだ。
そしてケイゴには、こっちの刃の潰れた訓練用の剣を渡すから、これを使ってくれ。」
そう言いつつ、俺に剣を渡してきた。
「よーし、じゃあ始めるぞー。と言っても、本気でやって欲しいから、負けた方は走り込み15分間な。勝った方は俺と模擬戦だ。」
そう言ってニヤリと笑った。
「「ま、負けられねぇ...」」
「試合スタート!」
注意、戦闘は第三者からの視点で描かれます。ご了承ください。
言われたとたん、勝は素早さを活かして一気に圭吾と距離を取った。
距離を取られると、近接型の圭吾は不利なので、直ぐに反応して距離を詰める。
だが、その時には既に勝の魔法が完成していた。
『火槍!』
火の中級魔法だ。
勝の、突き出した手から火が生成されて、それが槍の形になって行く。
完成した瞬間、それが圭吾に向かって飛んで行った。
いや、正確には圭吾がいた場所だ。
圭吾はその時は既に、木の上に登って回避していた。
「はあああああっ!」
圭吾が気を伝って勝の背後に回り、後ろから切りつけた。
だが、勝はこんなものでやられるつもりはなかった。
『絶縁!』
しょうの周りに光の膜のようなものが発生する。
ギィィィン!
その光の膜は防御魔法で、中級に属する。1度だけ攻撃を防いでくれる魔法だ。
だが、圭吾はそれも読んでいた。つまり、初手の剣は囮で、防がれたことを確認したあと、直ぐにスキルを使用する。
『剣舞!』
右手で2連続で振るスキルだ。
「うわぁぁぁ!」
勝に剣がヒットした。圭吾の勝ちだ。
「それまで!ケイゴの勝ち!」
ロディックさんの言葉で試合が終わった。
「クソォォォォ!」「よっしゃぁぁぁ!」
「おつかれ!お前らすごい戦いだったぞ!
しかも2人とも無詠唱か...これは面白くなりそうだな...」
ロディックが褒めてくれた。そりゃあそうだ。剣のスキルも、魔法も初級以外は教えてないのだから。
「これは俺よりもお前達2人で模擬戦してる方が良さそうだな。じゃあ、俺は見てるからお前らでやってていいぞ。」
と、言うわけで、2人で日が暮れるまで模擬戦をしていた。
そして、部屋に戻ったあとはやはり、すぐに寝た。
3日目午前
今日も2人で模擬戦をやった。
昨日よりもさらに動きが鋭くなっていたので、かなり迫力のある戦闘になった。
勝率はあまり変わらなかったが、やはり遠距離も近距離でもある程度戦える勝の方が有利に進んだようだった。
3日目午後
「さーて、昼飯終わったなー?これから、森のもう少し深い所に行って、実践訓練をしてもらうぞ。
下手したら死ぬから気をつけろよー。」
「「こえぇ...」」
そして、いつもの場所からさらに進むこと1時間、狩場に着いたらしい。
「さーて、ここで頑張ってもらうぞ。今から3時間、どれくらい狩れるか数えとけよー。」
ロディックさんはあくまで監督のようだな...
「仕方ない、行くか!」
「うん!サポートするね!」 
「了解!」
最初に出てきたのは...なんというか、とてつもなく具合が悪そうな色をしたスライムだった。
「な、なんだこいつ...」 
不思議に思っていると、ロディックさんが説明を入れてくれた。
「あー、そいつはアシッドスライムだな。確か、毒を吐く...ような気がする」
適当かよっ!
とりあえず、強いかもしれないので割と強めに切ってみた。
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コメント
久留米天狗
『実戦訓練』が正しい。実践とは、教えてもらったことを行使すること。
例:魔法を教えてもらい実戦で実践する
実戦とは、実際に戦うこと
実践とは、使うこと らしい
細かい所が気になる性格でしてm(__)m