チート×異世界転移=最強・・・?
第10話 地獄の特訓1
なんだかんだで王都に向かうことになった俺達は、ギルマスが言っていたように、レベル上げを頑張ることにした。
と、いうのも王様に失礼のないようにレベルを上げなければならないと言われたからだ。
次の日
「さて、レベル上げる期間は1週間しかないから、早くギルドに行って、Aランク冒険者に会ってみよう。」
そう言って、ギルドに向かいつつ、今後について話し合っていた。
「王都に行くってことは、装備とか服とかもそれなりに良いものを買わないといけないよねぇ...」
「まぁ、王様に会う前に揃えればいいはずだから、王都についてからでもいいんじゃないかな?」
「それもそうだなぁ...あとは、ここで少しだけど仲良くしてくれた武器屋の人とか、道具屋のおねーさんとか!にも挨拶しに行かないとねー。」
「あんまり変な気を起こすなよ...」
あまり緊張感のないやり取りをしつつ、ギルドに向かって歩いていた。
ギルドに着いて、扉を開けるとすぐに前に対応してくれた受付嬢さんに呼ばれた
「あ!ケイゴ様とショウ様ですね!奥の部屋にどうぞ!」
な、なんか、入ってきた瞬間奥の部屋に呼ばれたからなのか、周りからの視線が...
なるべく気にしないようにして、受付嬢さんについて行く。
部屋に入ると、ギルドマスターと獣人と思われる男の人が、ギルドマスターと話をしていた。
獣人の男性は、190センチはあろうかと言うくらいの、長身でガタイもいい人だった。
こちらに気づくと、ギルドマスターが何か言う前に話し始めた。
「おめぇらがギルマスさんが言ってた加護持ちの奴らか...俺はロディックってもんだ、よろしくな!」
「「よろしくお願いします!」」 
「んじゃまあ、こいつから色々と教えて貰ってくれ。あと、こいつ忙しいみたいで、3日間しか一緒に居れないらしい。だから、4日目からは別の人に頼むから把握しといてくれよ。」
そう言うとギルドマスターは部屋から出ていった。
「よし、そんじゃ行くか!」
そう言いつつ、ロディックはニカッと笑った。
「じゃあまずお互いのことを知るために自己紹介からだな。 俺はロディック。歳は24だ。種族は獣人で、狼族に入る。この耳と尻尾がその証拠だな。あとは、この銀髪は生まれつきだな。そんなとこか。よろしく!」
そう言いつつ、最後にステータスを見せてくれた。
名前︰ロディック
種族︰獣人 狼族
年齢︰24
スキル︰大盾術 防御魔法
神の加護︰防御神
戦闘力︰64000・Lv79
冒険者ランク︰S
HP︰126000/126000
MP︰500/500
力︰16000
防御︰83000
敏捷︰3200
体力︰20000
魔力︰400
運︰600
ってか防御高っ!ずば抜けてる!?
しかもギルマスってAランクって言ってなかったっけ...
隣の勝をみると、なんか面白い顔になってた
けどまぁ、おれも似たような顔になっていただろう。
相手にだけ自己紹介されるのも嫌なので、俺も勝も自己紹介した。
そしてこれから、ロディックによる3日間の特訓が始まった。
言われたメニューがこれだ。
1日目
午前︰走り込み、筋トレなどの体力作り
午後︰素振りや魔力の感じ方など
2日目
午前︰1日目の午後と同じ
午後︰ロディック、勝と模擬戦
3日目
午前︰2日目の午後と同じ
午後︰実践+レベル上げ
となっていた。
ちなみに場所は、この街から少し離れたところにある森らしい。歩いて1時間程だ。
ここからはダイジェストだ。
1日目午前
「うぎゃあああ!」
「くそっ!勝、もう少しか頑張れ!」
「無、無理無理無理!」
「まだいける!あと少しだ!」
俺達は今何をしているかと言うと、全力で走っていた。
ちなみに少しでも気を抜くと、後ろからロディックさんが魔法を飛ばしてくる。
なぜ防御魔法を飛ばすことが出来るのか...しかも、当たったらそれなりに痛い。
「ほらほらー、もっと頑張って走れよー!」
ロディックさんの走るスピードが上がった。
「「ぎゃあああああ!」」
俺と勝は絶叫しながら逃げ回っていた。
1日目午後
昼休憩を入れたが、さっきの走り込みが辛すぎて全然疲れが取れない。
そして、疲れて動けなかったので、結局筋トレは今日の夜に部屋でやることになった。
そして、俺は素振り、勝は魔力を感じる練習に入った。
まぁ俺は元々運動神経は悪くないし、勝も要領がいい方だったから、あまり苦戦せずに合格を貰えた。
だが、合格を貰えたということは時間が余ったということなので...また走り込みをさせられた...
2日目午前
「やばいかなぁ...」
「うん、やばいと思う」
何故こんな話をしているかと言うと、昨日の夜は部屋に入った瞬間寝てしまったからだ。
昨日、特訓が終わったあと、ロディックさんの知り合いの方に回復魔法をかけてもらったが、疲れは取れないみたいで、結局すぐ寝てしまったのだ。
ちなみに筋トレはしてない。だからやばいのだ。
「正直に言うしかないな。」
「うん...」
とりあえず今日は会ってすぐに謝ることにして、集合場所へ向かった。
「おーっすおはよう!よく逃げ出さなかったな。褒めてやるぞ!」
「おはようございます、実は昨日なんですが...」
「ああ、大体わかるぞ。部屋に戻ったらすぐ寝ちまったんだろ?昨日二人とも目が死んでからな。」
と言いつつカッカッカッと笑う。
「「すいませんでした!」」
「まぁいいさ、今日は昨日の午後の復習をして、その後にやってもらうからな!筋トレ!」
「「は、はいい!」」
ちなみに拒否権は無さそうだ。
そして筋トレでも、こってりと絞られた。
と、いうのも王様に失礼のないようにレベルを上げなければならないと言われたからだ。
次の日
「さて、レベル上げる期間は1週間しかないから、早くギルドに行って、Aランク冒険者に会ってみよう。」
そう言って、ギルドに向かいつつ、今後について話し合っていた。
「王都に行くってことは、装備とか服とかもそれなりに良いものを買わないといけないよねぇ...」
「まぁ、王様に会う前に揃えればいいはずだから、王都についてからでもいいんじゃないかな?」
「それもそうだなぁ...あとは、ここで少しだけど仲良くしてくれた武器屋の人とか、道具屋のおねーさんとか!にも挨拶しに行かないとねー。」
「あんまり変な気を起こすなよ...」
あまり緊張感のないやり取りをしつつ、ギルドに向かって歩いていた。
ギルドに着いて、扉を開けるとすぐに前に対応してくれた受付嬢さんに呼ばれた
「あ!ケイゴ様とショウ様ですね!奥の部屋にどうぞ!」
な、なんか、入ってきた瞬間奥の部屋に呼ばれたからなのか、周りからの視線が...
なるべく気にしないようにして、受付嬢さんについて行く。
部屋に入ると、ギルドマスターと獣人と思われる男の人が、ギルドマスターと話をしていた。
獣人の男性は、190センチはあろうかと言うくらいの、長身でガタイもいい人だった。
こちらに気づくと、ギルドマスターが何か言う前に話し始めた。
「おめぇらがギルマスさんが言ってた加護持ちの奴らか...俺はロディックってもんだ、よろしくな!」
「「よろしくお願いします!」」 
「んじゃまあ、こいつから色々と教えて貰ってくれ。あと、こいつ忙しいみたいで、3日間しか一緒に居れないらしい。だから、4日目からは別の人に頼むから把握しといてくれよ。」
そう言うとギルドマスターは部屋から出ていった。
「よし、そんじゃ行くか!」
そう言いつつ、ロディックはニカッと笑った。
「じゃあまずお互いのことを知るために自己紹介からだな。 俺はロディック。歳は24だ。種族は獣人で、狼族に入る。この耳と尻尾がその証拠だな。あとは、この銀髪は生まれつきだな。そんなとこか。よろしく!」
そう言いつつ、最後にステータスを見せてくれた。
名前︰ロディック
種族︰獣人 狼族
年齢︰24
スキル︰大盾術 防御魔法
神の加護︰防御神
戦闘力︰64000・Lv79
冒険者ランク︰S
HP︰126000/126000
MP︰500/500
力︰16000
防御︰83000
敏捷︰3200
体力︰20000
魔力︰400
運︰600
ってか防御高っ!ずば抜けてる!?
しかもギルマスってAランクって言ってなかったっけ...
隣の勝をみると、なんか面白い顔になってた
けどまぁ、おれも似たような顔になっていただろう。
相手にだけ自己紹介されるのも嫌なので、俺も勝も自己紹介した。
そしてこれから、ロディックによる3日間の特訓が始まった。
言われたメニューがこれだ。
1日目
午前︰走り込み、筋トレなどの体力作り
午後︰素振りや魔力の感じ方など
2日目
午前︰1日目の午後と同じ
午後︰ロディック、勝と模擬戦
3日目
午前︰2日目の午後と同じ
午後︰実践+レベル上げ
となっていた。
ちなみに場所は、この街から少し離れたところにある森らしい。歩いて1時間程だ。
ここからはダイジェストだ。
1日目午前
「うぎゃあああ!」
「くそっ!勝、もう少しか頑張れ!」
「無、無理無理無理!」
「まだいける!あと少しだ!」
俺達は今何をしているかと言うと、全力で走っていた。
ちなみに少しでも気を抜くと、後ろからロディックさんが魔法を飛ばしてくる。
なぜ防御魔法を飛ばすことが出来るのか...しかも、当たったらそれなりに痛い。
「ほらほらー、もっと頑張って走れよー!」
ロディックさんの走るスピードが上がった。
「「ぎゃあああああ!」」
俺と勝は絶叫しながら逃げ回っていた。
1日目午後
昼休憩を入れたが、さっきの走り込みが辛すぎて全然疲れが取れない。
そして、疲れて動けなかったので、結局筋トレは今日の夜に部屋でやることになった。
そして、俺は素振り、勝は魔力を感じる練習に入った。
まぁ俺は元々運動神経は悪くないし、勝も要領がいい方だったから、あまり苦戦せずに合格を貰えた。
だが、合格を貰えたということは時間が余ったということなので...また走り込みをさせられた...
2日目午前
「やばいかなぁ...」
「うん、やばいと思う」
何故こんな話をしているかと言うと、昨日の夜は部屋に入った瞬間寝てしまったからだ。
昨日、特訓が終わったあと、ロディックさんの知り合いの方に回復魔法をかけてもらったが、疲れは取れないみたいで、結局すぐ寝てしまったのだ。
ちなみに筋トレはしてない。だからやばいのだ。
「正直に言うしかないな。」
「うん...」
とりあえず今日は会ってすぐに謝ることにして、集合場所へ向かった。
「おーっすおはよう!よく逃げ出さなかったな。褒めてやるぞ!」
「おはようございます、実は昨日なんですが...」
「ああ、大体わかるぞ。部屋に戻ったらすぐ寝ちまったんだろ?昨日二人とも目が死んでからな。」
と言いつつカッカッカッと笑う。
「「すいませんでした!」」
「まぁいいさ、今日は昨日の午後の復習をして、その後にやってもらうからな!筋トレ!」
「「は、はいい!」」
ちなみに拒否権は無さそうだ。
そして筋トレでも、こってりと絞られた。
コメント