異世界に吹っ飛ばされたコミュ障くんの末路

オンドゥルの剣崎

きっと毎日が受験勉強♪[現代編]

どれくらい時間が経っただろう。
……いや、そんな時間は経ってないか。

時間が過ぎるのが長く感じるだけだろう。
これが一般相対性理論というやつか。

そんな事を考えてたら、飲んでいたスープがなくなってしまった。
我に返り自分のなすべきことを思い出してきた。

さてと、そろそろケリをつけたほうがよさそうだ。

「……あのさ」
「ん?」

話しかけてしまった。
もう後戻りはできねぇ!
全速前進だ!!

「……免許を、とひ……取りたいんだけど…どうしたら、いい?」
「免許って言っても、なんの免許を取るの?」
「!!」
ほらーきたぁーーーきたよーもぅ!!
こっちが知りたいわ!
あのハゲ!!

『誰がハゲじゃボケェ!!』

ん?今なんかハゲの声が聞こえたような?

『だ か ら!ハゲじゃねえよ!!』

へ?神さん?

『そうじゃよ、今アンタの脳に繋げてるんじゃよ。テレパシーってやつじゃ。
心配になってみに来たらこれだよ。自分の言いたい事をさっさと言え』

そうしたいんですけど…なんの免許か聞かされてないですし、おすし……

『ああ、そういやぁ言い忘れておった、、、、、、、、、わ』
ぅおおい!?何やってんだ!このやろお!!それでもアンタ神様か!?
『ええい!細かいことはきにするな。一度しか言わないからよく聞くんじゃよ。『冒険者の免許』じゃ。それを伝えなさい。』

……………言いたい事は山々だが後にしてやろう。今夜を楽しみにしておけ。首洗って待ってろ。

「………ろう………ろう?…太郎?」

「はっ!?」

「どうしたの?急にボーッとしちゃって。大丈夫?」
「え?…ぁぁ………うん。だいじょぶ………」
「そう、なら良かった。それでなんの免許?」

「ぁぁ………ぇぇと…冒険者の免許、です」

ああ…やっと言えた………
疲れた、いろんな神経を使ったな…

っていうか、ソルシエールからの反応がないんだけど………
本当!?本当に受けるの!!?、、、、、、、、、、、、、、
「うわあぁぁ!?」
ビックリしたよ!?

目を輝かせて顔の近くに来たもんだからビックリしちゃったよ。恥ずかし…
「う、受ける…け ど?」
「本当に受けるのね!やった!じゃあ明日から特訓を始めるわよ!」

「へ?」

「冒険者の免許を取るのはすっごく難しいの!毎年大勢の人が受けるし、合格者の人数制限もあるからハードルは高いわよ?」

「構わない…よ?」

「うん!そうこなくっちゃ!じゃあ、明日の朝から始めるから準備をしといてね!明日から忙しくなるわよ!」

なんだか乗り気なようでなによりです。

こうして、俺とソルシエールの免許取得の勉強ライフが始まったのでした。






「異世界に吹っ飛ばされたコミュ障くんの末路」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く