異世界に吹っ飛ばされたコミュ障くんの末路

オンドゥルの剣崎

修羅場と佐藤とコミュ障の理由(続×2)[過去編]

「とりあえず全部話せ、全部だ。」
「わかりました…(泣)」
まだ泣いてるよ…この人…

そうして蛮野はのしかかられたまま話を始めた。

「あれは、よく晴れた夏のことだ…
俺が産まれたのは、横浜の産婦人科だった。3203グラムの元気な赤ん坊が──」
「誰が生い立ちから話せって言ったよ」
ポカン
「痛っ!」
神山が蛮野の頭を殴って、ツッコミを入れた。
「全部話せって言ったのそっちだろ!」
「流れで大体わかるだろ、バカ」
「バカってなんだよ!せめて筋肉つけろよ!!」
「あ〜もう、いちいち食いつくんじゃないよ」

「あの〜すいません」

「ん?」「なんだ?」
「そろそろ俺の家を狙った訳を聞かせてくれる?2人とも漫才やってるんじゃないんだから」
「わかったよ!じゃあ、本題に入ろう」
「本棚に入ろうw?」
「佐藤、黙れ」
「すいません」

蛮野が説明を続けた。

「殺せるなら誰でも良かった、特に理由はない。以上。終わり。チャンチャン」

『は?』

「ん?それだけ?」
「そうだが?他に何があるんだ?」
コイツ何言ってんだ?見たいな顔をしてる蛮野。それを見た神山は、
「はぁ…お前ホントバカだな」
「バカってなんだよ、バカって!!」
「うるさい。黙れ。いちいち喰いつくなと言ったはずだ。それが守れないのならばお前の知能は猿以下だな。」

その時不思議なことが起こった。

蛮野の頭の中で何かが『ブチッ』っと切れた。
リミッターが外れたかのように怒りが込み上げて来る。

「テメェ!ガキの分際で舐めた事言いやがって!許さん!!絶対に許さん!!墓場まで持ってけやコラァ!!」
「ぐっ!?」

神山は強い。
本当に強かった。
体育での柔道の授業の時なんか、神山は1回も負けた事が無かった。

でも神山だってまだまだ子供。大人である蛮野に力では勝てない。
のしかかっていた神山は怒り狂った蛮野に力尽くで押しのけられてしまった。

「そんなに怒ると持病の血圧上がるぞ?」
「俺は高血圧じゃねぇ!!」

2人は体制を立て直し、相手がどう出て来るかを伺いつつ、話しを続ける。

「短気は損気って言葉、知ってるか?
だから殺人だなんていう重罪を犯すんだ。」
「うるせぇよ!!ガキがいきってんじゃねえぞボケェ!」
「それでいいのか?遺言は。」

神山はポケットから奪い取ったナイフを構えて
「勝負だ。蛮野」
宣戦布告を告げた。

「はぁああああああ!」
神山がナイフ片手に蛮野に突っ込んでいく。

その時だった

『ドォォオオオオオオン』

鼓膜を破るような大きい音が響きわたり、部屋が煙で埋め尽くされた。





皆さんどうも作者のオンドゥルの剣崎です。
この作品を投稿し始めて半年が経とうとしているのに、未だにたった1人しか見に来てくれる人がいません。
まあ別にいいんですけど。

さて名前からして察しのいい人ならわかる通り、私は特撮ファンです。特に仮面○イダーが。
話の中でちょくちょく特撮ネタを入れているので、よかったら探してみてください。

そして今書いている「佐藤と修羅場とコミュ障の理由」についてですが、このままだと本編を書くことが来年になってしまうかもしれません。
なので今書いているのを「過去編」本編を「現代編」として両立して書いていきたいと思います。次は「現代編」書きます。

長くなりましたが、これからも私とどうかお付き合いしていただけるとありがたいです。
見る人いないけど^^





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