異世界に吹っ飛ばされたコミュ障くんの末路

オンドゥルの剣崎

異世界転生![現代編]

俺は目が覚めた。
いつもの天井だ。
俺は冷蔵庫からドレッシングも何もかかっていない、キャベツの千切りが山盛りになった皿を取り出した。今日の朝ごはんは少し豪華だ。

学校に行く支度をして、俺は玄関の前に立った時、ふと思い出した。この前の変な景色のことだ。
またあの光景を見るかと思うと、ゾッとする。意を決して扉を開けた。

そこには、またあの景色が広がっていた…

しかし今回は死体が転がっていない。
少しは冷静になれそうだ。これは幻覚か何かだ。 そう自分に言い聞かせ、俺は目をこすった。また元に戻るだろうと思ったから。 そして目をパチパチさせて、目の前の光景を見た。


あれ? 戻らない!?
嘘!?どうして?この前は戻ったのに!
俺はまた目をこすった。しかし元に戻らない。目をこすり過ぎて目が痛くなってきた。
俺は動揺していたが、そんなことも吹っ飛ぶくらいの事を知ってしまった。

玄関の床が無かった。もっと簡単に言えば、宙に浮いていた。しかもめっちゃ高かった。そりゃそうだ、アパートの最上階なんだから。ってそうじゃなくて!
ヤバイ!落ちる!そう思ったときにはもう
半分以上は落ちていた。
ドコッ!
地面と接触し、強い衝撃と共に激しい痛みが襲ってきた。
「痛ってぇぇぇぇぇぇっうkふぇgっkbtfj」
思わず叫んでしまった。
死んだ。  そう思ったが、アレ?痛く…無い!?痛いと思ったが、全然痛く無かった。骨折もしていないし、小さな擦り傷さえも見当たらない。
この世界では傷や痛みは受けないのだろうか。

異世界転生完了ってか?
誰だか知らんが、もうちょっと優しくしてくれよ。ってそんな事言ってる場合じゃないか…

どうしたものか…辺りに人はいないし、俺はこれからどうやって生き延びたらいいんだ?  

不安で胸がいっぱいになった。

「異世界に吹っ飛ばされたコミュ障くんの末路」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く