under・another
1話 {登校}
大きな音が耳元で鳴り始める。
俺は、それに若干の不快感を覚えながらその音を止める。
きっと、今の時間は朝7:00だろう。
むしろそうじゃなきゃ困る、今止めたアラーム時計の意味がない。
「れいー?しっかり起きてるー?二度寝してないっー?」
瞼を擦りながら、アラーム時計を定位置に戻したときに、下から女性の声が届く。
「おきてるよぉー」と
俺はその声に寝起き特有の声で返事を返す。
「ならいいわー!朝ご飯は出来てるから、準備ができたら食べに来なさいよー」
「わかったぁー10分くらいしたらいくー」
未だに重い瞼を頑張ってもちあげ俺は色々とこれからの準備をした。
☆
「ごちそうさまでした」
あれから15分たったあと俺は下にいき作られていたご飯を15分かけて食べた。
「はーい、お粗末様でした~
ところでー、れいくん。しっかりと準備はした?」
準備とはきっと、今日から始まる学園に持って行く持ち物とかだろう
「あぁー、うんしっかりとしたよー今さっき15分くらいかけて」
「ん!それなら別に問題なしっ!
初日が肝心だからねこーいうのは!」
いや、初日以外でも必要なことだろう!準備はっ!
「ソーデスネー」
「あっ!なにその棒読み!!」
「なーんでもないですよぉー」
「嘘だぁっ!お姉ちゃんに隠しだては出来ないっ………て、待って待って二階にいかないでよぉー!」
これ以上長引かせるとしつこく絡んできそうだ、と俺は判断し荷物を取りに行くという装いをし二階に避難した。
☆
今俺は非常に焦っている!!
どれくらいの焦りレベルか?と問われれば
あと少しの時間で膀胱にためている水が決壊する!といったレベルと答える!
それは何故か?
遅刻しそうだからか?
否、あのあとすぐに家を出たから時間的には何ら問題ないのだ。…いや考えてみようか
7:45分に出たと仮定し、家から学園まで多くみて徒歩25分…
8:30分に各当てられた部屋に着席すること。これを過ぎたら遅刻だ。
うむ、考えてみても普通に平気だ!
全然問題ない!余裕で学園につく。
他には?
学園までの道が分からない?
それも否だ
準備とはそういったことを含めてる。
昨日と今日起きたあとに地図はしっかりとみた。それ以前に学園に入るための許可証を取りに学園に一度いったことあるから道に迷うはずもない。
では、ホントに何故だろうか?
答えは簡単だ。
トイレが!……膀胱がっ!!ピンチなのだ!
☆
あー、危なかった…すぐ近くにお店があって助かったー、あと少しで俺は16歳になっても漏らしてしまう少年という肩書きがつくところだった。
さて、ここで少し…また考えなければならぬことが起きたな。
何故!俺は!膀胱が!決壊!しそうに!なったのか!を!
俺は朝アラームに起こされた。これは大抵いつもそうだ。次!
姉からのモーニングコール…たいして嬉しくないものだ…。やめてくれないかな。
そして、そのあと学園にいく準備をしてご飯を食べて、姉から逃げて…荷物持ってそのまま家をでた。ん??……、全然決壊しそうになる理由が分からないぞ…!誰かに新たな魔法をかけられたか?…いや、そんな気配しなかったし、そもそもそんな魔法を作る暇あるなら違うものを開発するはずだっ!
考えろ!考えろ!………はっ!!!
分かった…ついに分かった!
こんな簡単なことにすら気付かなかったのか!おれはっ!
今朝、俺はトイレに!いっていない!
つまり、朝の整理現象をおこなっていないからだったのか!
☆
そんなくだらないことを考えていたら、いつの間にか学園についてしまっていた。
時刻は現在8:15分、トイレと長考していたせいで多少遅れてしまったようだ。
それにしても、普通に大きいなぁこの学園
一年生だけで何人の生徒がいるんだよ。
ん、でも…そうかぁ…1年から6年…全生徒納めるためにはやっぱこれだけはいるのかな?
それだけじゃないか、流石に。
戦闘するための…訓練するための場所とかあるのをいれると妥当になるんかな?
今もってる情報だけじゃなんともいえないか
「あのー?すみません」
また、思考に移っていた俺は声をかけられることで意識を戻した
「はい、なんでしょうか?僕になにか?」
初対面ということと相手が女の子ということから、俺は言葉を優しくし丁寧にして返事をした。姉には絶対にしないね。
「突然声をかけてすみません!その…門くぐってからずっと止まっていたので…もしかしたら部屋がわからないのかなー?と思いまして」
あぁー、なるほどー優しい子だねっ!心配してきてくれたのか!雰囲気的に同学年…新入生の人かな?
「あ、そうなんですか!心配かけてしまってすみませんね!ですが大丈夫ですよ!」
俺はその子を安心させようとしっかりとハキハキと返事をした
「なら…良かったです。
あ…!あと5分で着席しないと怒られることになってしまうので…部屋がわかるのであれば急いだ方が良いですよ?」
ハッ!なんと!もうついてから10分たってしまっていたのか!確かに急いだ方がいいなっ!
「そうなんですかっ!ありがとうございます!」
まてよっ…これはまずい…!
「いえいえ…では、私はこれで…」
……このままではっ…ええいままよ!
「すみませんっ!!部屋分からないので教えて貰っていいでひょうかっ!!」
部屋分からないことの焦りと女の子に頼み事をするという経験したことのない緊張、
そして、一度大丈夫と見栄を張ったあとというせいで噛んでしまった。
……モウナニコレ…シニタイ
俺は、それに若干の不快感を覚えながらその音を止める。
きっと、今の時間は朝7:00だろう。
むしろそうじゃなきゃ困る、今止めたアラーム時計の意味がない。
「れいー?しっかり起きてるー?二度寝してないっー?」
瞼を擦りながら、アラーム時計を定位置に戻したときに、下から女性の声が届く。
「おきてるよぉー」と
俺はその声に寝起き特有の声で返事を返す。
「ならいいわー!朝ご飯は出来てるから、準備ができたら食べに来なさいよー」
「わかったぁー10分くらいしたらいくー」
未だに重い瞼を頑張ってもちあげ俺は色々とこれからの準備をした。
☆
「ごちそうさまでした」
あれから15分たったあと俺は下にいき作られていたご飯を15分かけて食べた。
「はーい、お粗末様でした~
ところでー、れいくん。しっかりと準備はした?」
準備とはきっと、今日から始まる学園に持って行く持ち物とかだろう
「あぁー、うんしっかりとしたよー今さっき15分くらいかけて」
「ん!それなら別に問題なしっ!
初日が肝心だからねこーいうのは!」
いや、初日以外でも必要なことだろう!準備はっ!
「ソーデスネー」
「あっ!なにその棒読み!!」
「なーんでもないですよぉー」
「嘘だぁっ!お姉ちゃんに隠しだては出来ないっ………て、待って待って二階にいかないでよぉー!」
これ以上長引かせるとしつこく絡んできそうだ、と俺は判断し荷物を取りに行くという装いをし二階に避難した。
☆
今俺は非常に焦っている!!
どれくらいの焦りレベルか?と問われれば
あと少しの時間で膀胱にためている水が決壊する!といったレベルと答える!
それは何故か?
遅刻しそうだからか?
否、あのあとすぐに家を出たから時間的には何ら問題ないのだ。…いや考えてみようか
7:45分に出たと仮定し、家から学園まで多くみて徒歩25分…
8:30分に各当てられた部屋に着席すること。これを過ぎたら遅刻だ。
うむ、考えてみても普通に平気だ!
全然問題ない!余裕で学園につく。
他には?
学園までの道が分からない?
それも否だ
準備とはそういったことを含めてる。
昨日と今日起きたあとに地図はしっかりとみた。それ以前に学園に入るための許可証を取りに学園に一度いったことあるから道に迷うはずもない。
では、ホントに何故だろうか?
答えは簡単だ。
トイレが!……膀胱がっ!!ピンチなのだ!
☆
あー、危なかった…すぐ近くにお店があって助かったー、あと少しで俺は16歳になっても漏らしてしまう少年という肩書きがつくところだった。
さて、ここで少し…また考えなければならぬことが起きたな。
何故!俺は!膀胱が!決壊!しそうに!なったのか!を!
俺は朝アラームに起こされた。これは大抵いつもそうだ。次!
姉からのモーニングコール…たいして嬉しくないものだ…。やめてくれないかな。
そして、そのあと学園にいく準備をしてご飯を食べて、姉から逃げて…荷物持ってそのまま家をでた。ん??……、全然決壊しそうになる理由が分からないぞ…!誰かに新たな魔法をかけられたか?…いや、そんな気配しなかったし、そもそもそんな魔法を作る暇あるなら違うものを開発するはずだっ!
考えろ!考えろ!………はっ!!!
分かった…ついに分かった!
こんな簡単なことにすら気付かなかったのか!おれはっ!
今朝、俺はトイレに!いっていない!
つまり、朝の整理現象をおこなっていないからだったのか!
☆
そんなくだらないことを考えていたら、いつの間にか学園についてしまっていた。
時刻は現在8:15分、トイレと長考していたせいで多少遅れてしまったようだ。
それにしても、普通に大きいなぁこの学園
一年生だけで何人の生徒がいるんだよ。
ん、でも…そうかぁ…1年から6年…全生徒納めるためにはやっぱこれだけはいるのかな?
それだけじゃないか、流石に。
戦闘するための…訓練するための場所とかあるのをいれると妥当になるんかな?
今もってる情報だけじゃなんともいえないか
「あのー?すみません」
また、思考に移っていた俺は声をかけられることで意識を戻した
「はい、なんでしょうか?僕になにか?」
初対面ということと相手が女の子ということから、俺は言葉を優しくし丁寧にして返事をした。姉には絶対にしないね。
「突然声をかけてすみません!その…門くぐってからずっと止まっていたので…もしかしたら部屋がわからないのかなー?と思いまして」
あぁー、なるほどー優しい子だねっ!心配してきてくれたのか!雰囲気的に同学年…新入生の人かな?
「あ、そうなんですか!心配かけてしまってすみませんね!ですが大丈夫ですよ!」
俺はその子を安心させようとしっかりとハキハキと返事をした
「なら…良かったです。
あ…!あと5分で着席しないと怒られることになってしまうので…部屋がわかるのであれば急いだ方が良いですよ?」
ハッ!なんと!もうついてから10分たってしまっていたのか!確かに急いだ方がいいなっ!
「そうなんですかっ!ありがとうございます!」
まてよっ…これはまずい…!
「いえいえ…では、私はこれで…」
……このままではっ…ええいままよ!
「すみませんっ!!部屋分からないので教えて貰っていいでひょうかっ!!」
部屋分からないことの焦りと女の子に頼み事をするという経験したことのない緊張、
そして、一度大丈夫と見栄を張ったあとというせいで噛んでしまった。
……モウナニコレ…シニタイ
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