平凡男子の平凡とかけ離れた異世界ライフ

IKI

おちゃめな神様


…ここは?
確か、俺は神様の加護を受けようとして…
 
「気付いたか?」

声がしてそっちを見ると、パッと見20代後半のような見た目をした男の人が立っていた。

「俺はシャラ。お前のところだと、創造神って言われてる、わかりやすく言うと神だな」

神様…おじぃちゃんみたいじゃないの?

「誰がジジィだおい」

心読まれた!?
じゃなくて 

「ここはどこ?」

「神界、神の世界だ。訳あってこっちから呼ばせてもらった。」

呼んだ?なんのために?

「頼み事があったんでな」

頼み事、ねぇ…

「ロクなのじゃないよね」

「大丈夫だって、そう身構えんなよ。」

俺は疑いつつも、話を聞いてみることにした

「それで、頼み事って?」

「うん。簡単に言うと、世界を統一して欲しい」

……

「あっ、ちょっと帰りますね「待て待て理由もあるんだから聞いてぇ」…はぁ…」

いや、世界統一しろって言われたらこうなるよね。でも、なんで?

「今、そっちの世界で魔王が復活しそうなのは知ってるよな。それに伴ってなのか、魔物が活発になってるんだ。」

まぁ、そこまでは何となくわかるけど…

「それと世界統一になんの影響があんの?」

「それはな、このまま魔王が復活すると、世界が力に耐えきれなくなる可能性が出てきたんだ。」

……どゆこと?

「この世界は、昔から大きな力が沢山働いたせいか、ガタがき始めた見たいなんだ。最初は進行が遅かったが、鉱石採取・ダンジョン大量発生、そして、今回の魔王復活に伴う力がこっちが予測していたものの上をいってしまい、進行が早まってしまったんだ。このままでは、あと100年で世界は滅びるだろう。」

世界のバランスが保てなくなるってところか

「簡単に言うとそういう事。そこで、お前に頼みたいことの内容だ。世界統一をし、世界のバランスを戻して欲しい。幸い、お前は神認定されてるから、こちらとしても安心出来る。」

そうそれ、俺が聞きたいのはそこなのよ。

「なんで俺の種族神なの?ステも振り切ってるし」

「それはな、地球の神がお茶目したらしい」

らしいって

「俺に言うな。向こうの神に言え」

ハイハイ

「詳しいことはまた追って連絡するから。とりあえず、加護を与えてやるよ。それと、お前の神名も決めておいてくれ。」

おっ、加護は有難い。
それにしても神名か…

「はい、加護やったぞ。ただ、加護はいくつか隠蔽した方がいいぞ。」

ハイハイ、ありがとさ……ん?「いくつか」?

「あぁ、こっちとしてはさっさと元に戻して欲しいからな。全員の加護を付けた」

おイゴラ駄目神
俺は加護を確認しようとステータスを開いてみた

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タイガ・ヤマキ(Lv.1)
職業:神
攻撃:520
防御:400
魔力:測定不能
耐性:640

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スキル
火魔法:Lv.3
水魔法:Lv.5
風魔法:Lv.4
聖魔法:Lv.2
闇魔法:Lv.7
筋力強化(全身の筋力を一時的に2倍にする)
魔力隠蔽(魔力を知られないようにする)
魔力提供(自身の魔力を他人に渡すことが出来る)

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特殊スキル
邪眼(様々なステータスを見れる)
魔法創造(オリジナル魔法が創れる)

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加護
魔法神の加護Lv.10
商業神の加護Lv.10
武神の加護Lv.10
遊戯神の加護Lv10
生命神の加護Lv.10
武具神の加護Lv.10
創造神の加護Lv.10

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称号

召喚者     勇者     神に選ばれし者     世界を司る神     全ての神に愛されし者

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ど  う  し  て  こ  う  な  っ  た

「まぁ、こんなものだろ」

いいえ、やりすぎです。

「それより、神名はどうするんだ?」

神名ねぇ....神選改革神しんせんかいかくしんでいいかな

「無駄にカッコイイな…っし、登録したぞ。あとは頼むな。」

「おう、任せとけ」

「世界の事、頼んだぞ……」







そして、世界が暗転した













どうもです(・ω・)ノシ
提出するものが多くてそろそろ大変です^^;

更新は安定しませんが、頑張りますので見ててくれると幸いですm(*_ _)m

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コメント

  • コング“シルバーバック”

    頑張って!
    僕は異世界転生系が書けないのでw
    応援してます!

    0
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