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イレギュラー【理を外れた者】

アヤカ

9

 俺はユーナに2つの力を渡した。1つは【魔法生成】これはその名の通り魔法を創ることが出来ると言うものだ。ただ治癒魔法と蘇生魔法は創れない。創れてしまうと大変な事になるからだ。ん?何が大変かって?治癒魔法は創るだけならまだいいが治癒魔法を使うと魔力消費が激しいと言うのが1つの理由でこれはもう1つの力でどうにかなるが、この理由以外にとても厄介な理由がある。それは怪我が、自分に来ると言うものだ。治癒魔法と言うのは元々他人にかけるものでは無く自分の生命力を治すと言うものだからだ。生命力と言うのは地球で言うと血液と言うものだ。例えば大きな怪我を自分が負ったとする。その時に出血多量で死ぬ事が有るがこれを治癒魔法で出血を止める事が出来ると言うものだ。そして自分にかけるのなら魔力消費はそこまで激しくはない。まぁそんな事かだから治癒魔法は創れない様にしている。けれどこれからの訓練で彼女が力をつけたらその時は改めて魔法生成の制限を外そうと思う。訓練か終われば俺とはもう【他人】なのだから……
 まぁそんなのは置いといて、もう1つの能力は魔力吸収だ。これは大気に有る魔力を自分のものとして扱うことが出来ると言うものだ。ただこれは慣れていないと1回で吸収出来る量の10分の1しか吸収出来ないし、集中力とか色々と大変で、余り使い勝手が良いとは言わないだろう。だからこれからの訓練でもっと慣れて貰わなくては行けない。




 俺は召喚された後にユーナと一緒に訓練場の隅で訓練を始めた。まず行うのは魔力操作の練習だ。訓練と言ってもやる事は簡単、魔力を使って魔力抵抗の有る玉を動かすと言うものだ。魔力抵抗の有る玉を動かす事で魔力を細かくそして多く扱わなくては行けないので魔力量と魔力操作を同時に強化出来るからだ。


「し、師匠〜、これむりぃぃ」

「いや、まだ始めて5分だぞ?」

「だって、これ魔力抵抗が強すぎるんですよぉ。そのせいでほぼ全力じゃないと持ち上げられないよぉ」

「だから練習になるんじゃないか、じゃぁ……後5分頑張れ!お菓子あげるから」

「お菓子?私お菓子はあんまり好きじゃないよ〜あれ甘く無いしぃ」

「確かにこっちの世界は、まだ砂糖が大量に売られてないのか……まぁ大丈夫だ!俺のは甘いからな!」

「ホントですか!?なら頑張ります!」

ユーナはお菓子の魅惑に釣られたようだ....


あれから数十分後.....

「師匠ー、もう無理ですー」 

「よし、頑張ったから今日の魔力の練習は終わり!」

「やったー!!で?で?師匠!お菓子は!?」

「待て待て、今から出すから」

「出す?」

そう言って俺は創造魔法でクッキーを創り出した。甘いイチゴの味のクッキーだ。

「ほれ」

「?なんですか?この赤いのは」

「それはイチゴと言って果物の1種だよ」

「いちご?ん〜、聞いたことないですね......こ、これは!?美味しぃぃ」

「ふふ、そう言ってもらって嬉しいよ、次は出来たてを作ってあげるよ。今日は作るための物が無いから許してね」

「いえいえ、全然大丈夫ですよ!」

〜今日の練習の成果〜
・甘い物を食べた時のユーナのとろけた顔は可愛い←これ重要







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