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狂った世界の歯車が直る時

HECATE

ライトの過去と正体

レイはアルブの森を出た。

「ライト様よかったのですか?」

ある妖精がライトに話しかけた。

「レイちゃんをこの森から出したこと?」

「いえ…あの剣のことです」

「いいのよ。あの方に雰囲気までそっくりだったから」

「ですがあれは人に渡していい物では……」

妖精はライトに睨まれて言葉を飲み込んだ。

「これは私が下した決定だ。異論は許さん」

レイと話していた時のような優しいお姉さんという感じのライトではなく威厳のある支配者の顔をしたライトがそこにいた。

“アルブの森の統括者、妖精王ライト”これがライトの本当の顔だ。

実はレイに渡した精霊剣オベロンはライトが前妖精王オベロンを倒し精霊に変え復活出来ないようにした上で剣にしたものだった。

ライトはレイが歩いて行った道を見ながら元のマスターのことを思い出していた。



ライトは仲間とはぐれ森をさ迷っていた時にその人と出会った。その人は人の身でありながら神をも凌ぐ強さを持っていた。

                               “調停者”

それはライトの出会った人が持っていた称号だった。ライトはその人と主従の関係を結んだ。

それから5年の月日がたったある日ライトと主とその人の側近5人と庭園でお茶をしていた時のことだった。調停者が気に食わなかった神々などが奇襲してきたのだ。ただの奇襲だったならば主と側近で対応できただろうだが奇襲された時に封印されてしまい何も出来なくなってしまったのだった。
ライトは主が封印される前に逃がされ助かったのだった。
そして知った自分の故郷の王妖精王オベロンもその奇襲に加わっていたことを、ライトは激怒した。そして誓った自分を助けてくれた主を今度は自分が助けると。
そのあとすぐライトはオベロンを倒し自ら王となり主の情報を集めた。そして知った主はその力が強大だったがために完全に封印される前に逃げ出したのだと。


そしてライトは考えるもしレイが自分の主だったとしたらこれから自分はどうしたらいいのかを。

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