さあ、始めようか

きくりうむ

チート

目が覚めるとそこは森だった。見渡す限り木、木、木。大きな森らしく少し薄暗い。とりあえず俺は周りに特に危険がないことを確かめてからやはり異世界といったらステータス。というわけで、ステータスと言ってみる。


 名前:レイコウ・カミヤ LV.1
 種族:人族
 性別:男
 年齢:15

 体力:100
 魔力:100
 筋力:100
 敏捷:100
 耐性:100

 称号:【最強異世界人】

 固有スキル:【スキル一覧】【全属性適正】

 スキル:


 適正属性:【全属性】

 見たのはいいんだがこのステータスはいいのか? 悪いのか? 基準が分からないからよくわからん。次は称号? 最強異世界人ね。
 …………ん!?

 と、俺がステータスをチェックしていると急に目の前に白い紙が現れた。

 「うお!? …なんだ紙かよ。びっくりさせんなよ」

 とういうか何故いきなり紙が? と思ったが、どうせあの神の仕業だろよ思い、二つ折りにしてある紙を開いた。

 <やあ、無事に異世界に着いたかい? そしたら、まずはステータスって口に出すか、心の中で思ってごらん? そしたら、自分のステータスが確認出来るよ>

 すまんな。もう開いてるわ。

 …というわけで、次。

 <開けたかな? そこに書いてあるのを簡単に説明するね。まず、名前…は、いいかな。種族の人族っていうのは、人間の事だよ。性別と年齢は言わずもがな。ちなみに、他にも獣人、ドワーフ、エルフ、魔族とか色々いるよ。次は、う〜ん…自分のステータスかな…? 体力は、ゲームで言うとHPみたいな物で、魔力は、魔法使うための力、ゲームでいうとMPだね。筋力、敏捷はそのままの意味。耐性は、自分自身の防御力みたいなものだね。状態異常とか、魔法での攻撃、物理攻撃…。高ければ高いほど。効きにくくなる。ちなみに君の場合オール100になってるでしょ? そっちの世界で言うと100っていうのは一般人よりちょっと高いレベルだよ>

 100は一般人よりちょっとだけ高いレベルなのか。

 <次は称号についてだね。これは基本的、条件を達成すると貰えるよ。後はまれにだけど、ダンジョンの報酬とかで貰えたりするかな。効果は主に、ステータスに補正をかけたりするものだね。君の場合、異世界人でしょ? それは、そっちの世界の言葉や書き取りなどを翻訳してくれる効果があるんだ。これがあれば、他の人とも話すとき大丈夫だよ。他にもうひとつ効果があるんだけど、書くのめんどくさいから、後で自分で確認して>

 なるほどね…というわけで次。

 <次は固有スキルについてだね。君の場合2つあるでしょ? それが僕からの特典…プレゼントさ。左から順に説明してくからよく聞いてね。まず、1つ目、スキル一覧だけど、これは、約1万個くらいあるスキルを自由に会得、使用することが出来るようになるんだよ。ためしに、スキル一覧の文字を指で押して見て?>

 言うとおり、スキル一覧を押してみると、画面が切り替わり、何か色々と出てきた。

 <色々なスキルが出てきたでしょ? それに書いてあるのが会得出来るスキルだよ。何個でも会得可能だから>

 まじか、これはやばいな。

 <本当は直接付与してもよかったんだけど、それだけの数を全部付与するのって時間かかるんだよね。だから、選択制にしてみました>

 神がめんどくさがってどうするよ。

 <次は…あ〜もう何かめんどくさくなってきちゃったよ。あとは自分で調べて。さっきと同じようにスキルを押すと、説明も見れるようになってるから。じゃーねー>

 すると突然紙が消えた。

 結局めんどくさくなったのか。説明するなら最後まで説明してけや。そしてどうなってやがるこの紙は。

 …はぁ、仕方ない。次いくか。

 「え〜と次は、全属性適正? これはっと」

 なになに。

 …全属性適正:すべての属性に適正がある。

 PS:つまりこの世界の全ての魔法に適正があるんだよ。でも、ちゃんと練習しないと、うまく扱えないからね? by神

 「なるほどね、ってかPSって何だよ。まぁいいか、あと、確認しなくちゃいけないのは、これか」

 俺は、称号にある欄の【最強異世界人】をタップする。神は異世界人って書いてあったけど、俺の最強ってついてるんだよな。何が違うんだ。

 【最強異世界人】の称号には、神が言ったとおり、翻訳機能がある。そしてもうひとつ、レベルが上がるたびにステータスに補正(神)が入るそうだ。

 補正(神)か。どのくらい上がるのか書いてないからわからないが、神って書いてあるから期待しても良いかな。

 最強異世界人の効果は完全にわかったので、次はスキルを会得してみようと思う。スキルの欄に何も書いてないのはまだスキルを1つも持ってないことだと思うからな。

 スキル一覧を押し、スキル閲覧を押す。そこにはおびただしい量のスキルがあった。ってか、こまけぇ。見ずれぇ。

 「本当ありすぎだろこれ」

 俺はスキルの量に呆れながらもどんどん下にスクロールしていく。そして、1分ほどスクロールしてると止まった。

 「おっ、ここが最後か…って何だこのスキル?」

 1番下に書いてあったのは、神の力と言うスキルだった。そのスキルをタッチし、説明を見る。

 神の力(固有スキル):全世界の頂点の存在、最高神の力を一時的に得ることが出来る。1レベル上がって行くごととに、効果時間が5分増える。24時間に1度限定。なお、このスキルを持つものは魔物を倒して獲得する経験値が死ぬほど減少する。

 例:レベルが1なら5分。レベルが10なら50分。

 …なんだこの説明。神の力ってどのくれいだ? しかも、死ぬほど経験値下がるってこわっ。いや、でも、異世界人で経験値は上がってるから、これとっても経験値0しか貰えないってことはないよな? …取るか。

 というわけで、会得っと。

 ピロン♪

 <固有スキル“神の力”を会得しました>

 いきなり頭の中に響いてきたと思ったら、なんだこれ。まあ、いいか。この調子でどんどん取って行くか。

 「次は魔法…って、魔法はここにのってるのか?」

 とりあえず、ゆっくりとスクロールしながら、魔法が書いてある欄を探す。あ〜長いわ。

 2、3分後くらいさがして、やっと見つけた。スキルありすぎて探すのが一苦労である。

 「え〜と、火に水に風に土に氷に雷に光に闇に無っと…これが全部の属性か? 説明にどんな属性があるのか書かれてないからわからないんだよな。しかも、これにはレベルがあるのか。ま、最大でいいだろう」

 ピロン♪

<火魔法LV.MAX、水魔法LV.MAX、風魔法LV.MAX、土魔法LV.MAX、氷魔法LV.MAX、雷魔法LV.MAX、光魔法LV.MAX、闇魔法LV.MAX、無魔法LV.MAXを会得しました。

 そういや、この属性欄の全属性の説明に書いてあったりしないか?

 【全属性】属性はこの世で9つ。火、水、風、土、氷、雷、光、闇、無である。この【全属性】とは、これらすべてが統合され、できたものである。

 うん。ばっちりOKみたいだな。

 「よし、次は…とりあえず他のスキルか…?」 

 とりあえず1番上にスクロールして、剣術だけとる。なぜかって? 剣を使って見たいからだ。

 ピロン♪<スキル剣術LVMAXを会得しました>

 「…あれ?そういえば俺、武器持ってないじゃん」

 そう呟いた瞬間、ピロン♪ と音が響いた。

 <神様よりアイテムボックスが送られてきました。スキル:アイテムボックスを獲得しました>

 何故に神? しかもアイテムボックスって…ステータスを開くとスキル欄にアイテムボックスが書いてあった。タッチしてみると、画面が切り替わった。

 アイテムボックス

 ・光輝(神作)
 ・闇影(神作)



 お金:100,000,000

 本当に送られてる。俺のこと見てるのか? あの神は。…暇なのか? まぁ、ありがたいから貰うけどさ。




名前:レイコウ・カミヤ LV.1
 種族:人族
 性別:男
 年齢:15

 体力:100
 魔力:100
 筋力:100
 敏捷:100
 耐性:100

 称号:【最強異世界人】

 固有スキル:【スキル一覧】【全属性適正】【神の力】NEW

 スキル:【剣術LV.MAX】NEW【火魔法LV.MAX】NEW【水魔法LV.MAX】NEW【風魔法LV.MAX】NEW【土魔法LV.MAX】NEW【氷魔法LV.MAX】NEW【雷魔法LV.MAX】NEW【光魔法LV.MAX】NEW【闇魔法LV.MAX】NEW【無魔法LV.MAX】NEW
【アイテムボックス】NEW

 適正属性:【全属性】

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