Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

転移衆の本館へ

転移衆、それは次元を旅する人達ーー
民警より位置が高く司令をほぼこの人達が執り行ってる


では何故転移衆の元に向かってるのか?


名前にヒントがある、転移する衆...
転移が目的で民衆する
民を集めて送り出す意味合いもある
衆とは?
民が集まって位置を決めて司令を下す...言わば司令塔の役目
民衆達が位置を決めて司令塔を作り転移する次元に人々を送り又は...自分達が逃げる為


詰まり生き残ってる人が居る
この100年の間を次元に逃げ込み生き延びてる奴がいる
そいつを捕まえる...いや捕獲が目的だった
理由は教えてくれなかった
そこまで喋って間を貯める、何を隠してるのかわからないが...


怜は、辺りを見渡して歩き出す
空翔は、警戒しながら足取りを進める
するとレイヤーは、ふと喋る


『旧都市の中心部だけど...居ないね』


怜はビル陰に隠れ、先をちらっと覗き込み
話す


『いや...そうでもないな?』
『それってどうゆう意味よ?』
『いやだから、この先にいるって事さ』


空翔は、目の前にある壊れた販売機を叩き落ちてきたジュースを取り出して飲む


視界にちらっと見えたが...何してるんだ?
魔物と...生きてる人間が居るな...


すると魔物は、生きてる人間に食らいつく
瞬間を目視してしまい缶をアスファルトの上に降ろしてしまうーー


カーーン...っと音が鳴り響いた瞬間ーー


魔物は空翔の方を振り向き突撃してくる
怜とレイヤーは後ろを振り返り、空翔の元へ走ろうとしたが...
魔物の足が速すぎて追いつかないーー


空翔は、剣を抜きゆっくり構えた
近づく魔物を口で数える


3、2、1ーーーー


空翔は、横に思いっきり剣を握り抜いた
魔物から放たれるバリアーを押し切り空へと弾き飛ばした


クルクルと回転する魔物を見上げて、空翔は剣を握り空に向かって垂直に振った
空翔が振った剣から衝撃波が放たれて空を舞う魔物を半分に切り裂いたーー


『ぬる過ぎるぜ!』


その間にレイヤーと怜は、転移衆の一人を捕まえて連れてくる


『流石三代目の転生者、助けはいらなかったか?』
『その呼び名はやめろよな、んでそいつどうするんだ?』
『あぁ、戦艦じゃねぇな...次元艇を呼んでもらって潜入さ』


するとレイヤーは、半分に切れた魔物にボックス型の魔法をかけて破壊した


『容赦しないねレイヤー』
『当たり前よ、トドメ刺さなきゃ生き返るでしょ?』
『それが俺様の部下ーーーってぇ!?』
『いつまで部下にする気よ...バカ』
『仲いい様でっと...来たぞ』


姿を現したのは...なんともちんまりした
小型船一機だっだ
イメージして他の異なっていたので、怜に蹴りを入れた空翔ーー


『な、何するんだ!三代目よ!?』
『おいおい冗談じゃねぇよ?なんであんなちんまりした飛空艇なんだよ!馬鹿にしてんのか?それともお前がアホなだけか?どれだ答えろ!』


空翔は、怜の首襟元を掴み揺する
怜は空翔の手を掴み話す


『常にイメージって考えてるお前が間抜けだ!俺はな、あんなウルトラハイスピ見たいな空と宇宙を飛ぶ飛行艇なんて一言も言ってないからな!』
『それは、ラピ○タだ!って誰がラピ○タの事言ったんだ!ゴラァ!』
『おいおいかんべいしてくれよ...三代目。誰もそこまで言ってないぜ?うざいノリツッコミはゴミ箱に捨てて来いよ』
『気のせいだよな?軽くゴミ箱に捨てて来いとか聞こえたけど、気のせいだよな!?』
『おい、いい加減にしないと置いていくぞー?』


二人は慌てて船内の中へと入った
中は割と広々していた
敵さんの視線がやばいが、とりあえず怜は人質の彼を使い話した


『すみません、この人道中で拾ったんで連れてきました。そしたら、なんか次元の度に案内するとか言われましたので来ましたぁ』


『道中で拾った?』っとざわつく
すると怜は、血眼をしながら叫ぶ


『そうだ!お前らが見捨てたこのマ○クのハッピーセットが壊れてアンハッピーセットにされた気持ちわかるかぁぁぁぁぁ!』


『分かるかぁぁぁぁぁぁぁ!!』っと叫びながらレイヤーと空翔が二人揃って怜の顔に飛び蹴りするーー


『てめぇどんな力説するとか思ったら、なに?マ○クのハッピーセットの話してんだよ?今時流行らないだろそれ!』
『そうよ、せめて君なら...『薄い本を買うために並んだ列が違う場所と混ざって居て欲しかった薄い本が全く異次元レベルの薄い本に変わっていた気持ちを分かるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!』って位じゃないと納得しないよ?』
『いや、それ大して変わらない...てかなんでバージョンアップしてんの薄い本!?』
『私が書いたからっだーー!』
『そっちの方が驚きだよ!てか、エロ作家だったの!?』
『うぐっ...あの時買うんじゃ...なかった!』
『結局、買ったんかよ!?』


三人の会話に、周りの敵兵は首をかしげて
やがて銃を構えて乱射をした


『やったか...?』


砂煙の中から敵に向かって二人揃って剣を振り落とした


『けっ、なんだかんだで結局こうか?』
『肌に合わない事はやらない方がいいって事か。ならいっちょやろうか!』


二人に銃口が向けられて乱射する敵兵ーー


『逃すな!殺せぇぇぇぇぇぇぇぇ!』


空翔は、真正面からは走り台を渡り飛び
鉄パイプに右手を伸ばして掴み
そのまま敵兵を蹴飛ばす


『ギャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『お、おい...』
『女だからって引き下がるのか?』
『団長!』
『俺がゆくからーー!?』


敵の団長は、レイヤーのケリで蹴飛ばされて鉄の柱に頭を強く打ち付けた
華麗に蹴飛ばされた団長を敵兵は叫ぶーー


『だ、団長ぉぉぉぉぉぉ!!?』
『私に裁かれたい人は誰?』
『あ、悪魔だ...悪魔の囁きだぁぁぁぁぁ!!』


レイヤーは、敵兵を次々に壁に吹き飛ばす
そして、怜はポケットに手を入れたままゆっくりと歩くーー


『な、なんだこいつ...銃が向けられてんだぞ?』
『い、いいから撃てよ!』


敵兵は、怜に向かって銃弾を撃ちまくる
やがて銃弾が切れて砂煙が薄くなる
怜は、あっけなく生あくびをして敵兵に振り向くーー


『全て急所狙うとは...大したもんだ。だが、俺には届かない...』


怜の目の前には無数の弾丸が並んでいた
そして怜はポケットから手を取り出す


『なっ...すべての弾丸が止まってる?』
『その通り!ハズレ無しの反射板さ』
『反射板...だと?』
『そう、反射板さ...言ってる意味わかるよなぁ?』


押し出すように前に手を差し出した
すると怜に向けられて放ったれた弾丸は全て時間が戻るかのように、跳ね返り敵兵を貫いていくーー


『延々の眠をくれてやるっと、どうだレイヤーカッコイイだろう?』


レイヤーは、かなり微妙な表情と眼差しで怜を眺めていた


『あ、あれ?』
『ナルシストに何時なったのかしら?』
『いや、そうゆう意味じゃなくてな...』
『あー、ドンマイっすね』
『お前に言われたくない!』


敵の船内を掃除した、残す場所は転移衆の本館へ向けて行くだけだーー


同刻、一人の男は...転移衆本館へと先に向かっていたーー


『貴様!?今すぐ伝えろ!奴が来たとーーぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!』
『ふ、これが正面ですか?脆過ぎる...さて方付けなければならない』


彼は、転移衆の本館に入り敵兵を次々に切りつけて歩いていくーー
その眼差しはかなり冷酷、光が映らない移ろうな眼差しは...転移衆の会議場所まで訪れた


『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ...!』
『なっ、何事だ...!?』


その冷酷な彼は、ゆっくりと歩き転移衆会議が行われる所で足を止めて見上げた


『お前は...虚か!?』
『以下にも、歴代転移衆の管理を務めていた虚だ』
『ふざけるな!こんな事すれば貴様自身が...!?』
『お遊びすぎだご老体諸君よ。長く生き続けた...その肉体はそう長く持たない』
『な、何をした...我々に...!』
『血には肉体が追い付かないように、肉体は血を流すように...そう私の力に掛かれば逆流だって出来る』
『き、貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『老いぼれた体が壊れるよりも先に血管が破裂が先でしょうか?』


その発言後、転移衆会議の執り行う人達は頭が破裂して血の雨が降り注いだ
その血の雨を眺めて呟く


『さて、した準備は終わった...では次に向かうか...』


転移衆本館を破壊して立ち去る彼は次なる目的地へと向かってきえたーー













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