Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

外伝章 エピローグ

あの日から一件、俺達は無事に捻れた空間からだしゅつに成功した


勿論、悲惨な状態で...街の何割かが削れたり人が行方不明になったりとしていた
反面、十百香は何事もなく平凡とした表情で姉妹は帰って行った
結局俺が、二人を病院に運ぶ事になり
今や病室で入院生活を送っている


俺は俺で、あの日微かに見かけた謎のフード着ていた人物を探していた
しかし、見つかるてかかりがなくお手上げの日々を送る中ーー


一通の手紙が、おれをど肝を抜かれた


空翔は、港へと走りある飛空艇の前で立ち止まる
そして船内から出て来た一人の少女に目が止まり驚いた
そう、見るからに未来とそっくりな人物がゆっくりと歩き空翔の前に止まり話す
よく見ると容姿やこんな大胆なスタイルな服装なんて有り得ないっと空翔の心の心境はそう告げていた。


『届きました?』
『あぁ、届きましたが...住所間違ってる』
一時的に会話が止まり静まる
そして少女は慌てた感じで話す
『あれ?そんな筈は...確かおねぇちゃんの手帳に書いてあったはず...』
『...おねぇちゃんに会いに来たのか?宇宙ハンターさん』
『えぇまぁ、そうですが...貴方は誰ですか?』
『君の姉の親友さ、勿論切れない腐れ縁だけどな。もう...居ないけとな。』
『えっ?それはどう言う意味ですか?』


空翔は、少し笑みを浮かべて清々しい表情で話す


『遠い世界に逝ったって事さ...』


それを聞いた少女は、即座に察したような表情を浮かべて虚しさを感じさせていた
少女は、少しだけ切なそうな表情で話した


『そうですか...もう、会えないんですか...そっか...手見上げ無駄になっちゃったな。』
『良ければ、墓まで案内するけど...来るか?その手見上げが無駄にならない様にな...』
『...その場所まで案内してください』
『OKだ』


空翔は、その少女を連れて未来が眠る墓に向かって歩き始めた


色々と、小さい子だが...年が離れた妹なんだろうなっと思いつつその目的の場所へ
と辿りついた
茂みが生い茂る場所に、墓石は立っていた
その場所に、十百香と小隆太の姿があり拝んでいた


空翔は、二人を呼び掛けて振り向かせた
勿論二人とも俺と同じリアクションをしていた


『あっ、初めまして...未来の妹の来夢です。』
『えっ、あっ...よろしくね』
『スゲー、瓜二つだけど...なんだろうなおねぇちゃんより色々小さっーー』
『スカイプローション!』
っと言い放ったのと同時に小隆太の顎から上に目掛けてスカイアッパーを入れた来夢だった


『私の禁句条38番目に値します...処刑されたいかしら?』
『なんか出たよ!?』っと空翔が口にして
『なんかおぞましいなんかか出ていましたよ!』っと十百香が話した。


白銀に光る短剣が周りを引かせた
小隆太は、苦笑いしながら話した


『いてぇなクソアマぁぁぁぁぁ!』
『君がそんな事言ったから悪いの!ねぇ空翔さん?』
『えっ、俺に振るのその話を!?』
『来夢さん、何で空翔の名前を...?』
『これ見れば分かりますよ』


来夢が手にしてたメモ帳を3人に見せた
『本人以外回覧禁止』っと前書きで止めてある、何か見ちゃいけないメモ帳の様だ
そして来夢は、空翔に指をさして話した


『東城空翔、異世界から来た馬鹿なヤツ。本項的に突っ込みタイプで戦闘では不向きな奴。そして、唯一私のーーー』


そのタイミングで、空から雨が降り始める
空翔達は、慌てて茂みを走り出した
ポツーンと置かれた感じで来夢は、その後ろ姿を眺めながら話す


『やっぱり書いてある通りの人達、おねぇちゃんこんな楽しそうな人達に毎日生きていたんだね...あーあ、私ももう少しハンティング抑さえればあんな人達と出会えたかな?』


来夢は、走る三人の背中を追うように走り出した
雨脚が強く降りつつある中、墓石の上に未来が座りその後継を眺めて笑みを浮かべていた


まぁ、それを目撃したのはたまたま道ハズレを通った涼太が目の当たりにして凍りついたというーー













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