Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

外伝章 小隆太の過去と研ぎ澄まされた一撃

とある果にある場所...空間が捩れている
その先をくぐった3人は、目の前にある巨大な剣がささってるのが目に写る


風景は殺風景に近い感じだ、そして下を見ると赤い血の池見たいな溜りが流れていた
空気はあまり澄んでいないが...血の匂いがあるわけでもない...
そして、巨大な剣の目の前まで歩いた


ギアが腕を組みその先にある風景を眺めた
空間がゆっくりと話し出した


『よっ...こんな殺風景と捻れた空間に居るとは、何もんだお前?』
『さぁ、俺は使命に従っただけだ...』
『使命に従った?それと、何の関係があるんだ?』
『分からんのか?この場所は...裁かれた人の血が流れてる場所、そしてこの俺こそが最後の番人ギア。』
『んで、『使命に従った』って意味は?』
『連れて来いと名が下った...しかしこの捩れた空間は容易く抜けられるほど簡単のものじゃない、だからお前達を誘き寄せるため合えてこの果てる地に分かるように作っておいた。』


小隆太は、腕を組み足を開いて話す
『なるほどな、それで俺達民警に通報がくる訳だ。納得したが...未来達の居場所は何処だ?』


ギアは即答のように答えた


『果てた地に居る、お前達が見過ごして通った道筋に居るはずだ。』
『気配感じなかったな....。』
『いや、『気配感じなかった』じゃない『最初から気づけなかった』だ。』
『空翔それどう言う意味だ?』


空翔は、何気に浮かべた水と火
それを蒸発させて水蒸気にした


『霧...?』
『正解だが、そこに濃霧と探知機能が遮断される地表だったら...人の魔力や気配はまず感じ取れないだろ?』
『なるほど...』
『今日は切れがあるな...』
『今日はって前置きを止めようか小隆太?』


すると、ギアは薄っすら笑をこぼして
指を鳴らした
すると、空から一本の大剣が地表に目掛けて落ちてきた


禍々しい風圧と放つその大剣は幾度もなく無数の血を狩りあげた様な赤紫色の刃が光るーー


その大剣をギアが手に取り抜く


『茶番は終わりだ...さぁ、最後の裁きをくだしてやるよ!』
  

ゆっくりと歩きながら、大剣を肩まで持ち上げて置く
そのおぞましい威圧感が放たれる
 

『誰が相手する?』
『俺がやる...大剣には大剣さ』
『小隆太...お前が大抵先陣切る時死ぬギリギリで不回避にする技を放つよな...?』
『それどうゆう意味だ?!』


小隆太は、手を構えて大剣を作り出した
そして、地面に突き刺して持ち直す
身桁以上の大剣を扱う小隆太、並大抵の力ではまず振り回す事すら出来ない


それが彼には簡単に出来っちまう
長年の努力と感で扱う攻撃は計り知れない力を秘めている


『身桁以上の大剣か...面白い』
『さぁて、どうぶちかますか悩むな』
『余裕なその顔、今すぐ叩き下ろしてやる...』


二人は同時に動き出して刃をぶつけた
強い衝撃音が鳴り響いた


『初撃で大した力だな?』
『そうか?褒めても何も出ねぇけどな!』


小隆太は、ギアをはじき飛ばした
そして、両手を使い振り下ろす
地面が亀裂が入りめくれ上がった


『ちっ...!』
『おら、どうした?責めが弱いぞゴラ!』


空翔は、二人の戦闘を見て思う


小隆太が押しているが...なんだ奴のあの表情...
戦う人にしては、虚しさを感じる...
それに小隆太の太刀筋を見定めてるような目の動きーー
なるほど、そうゆうことか...!


小隆太は、ギアの攻撃をかわしながら刃を受け止める
小隆太の頬から掠って切った場所から血が落ち始める


ちっ、動きづらくなった...
丸で俺の太刀筋を知ってるかのように攻撃してくる
しかもそれは...僅かに出来る隙に攻撃してくるパターンだ
俺の大剣は身桁以上だ、いくら反射があってかわすにしても武器がその速度に追いつかない...。
厄介な奴だなこいつは...!


『さて問題だ、体や顔にこの武器で切られたらどうなるんでしょうか?』
『...!』
『それはな...傷口から毒が侵入して永遠の眠りにつく、そして血をはう様な体制になりやがて死ぬーー』


小隆太は、汗をかきながら自分の腕を切りつけた
すると眠気が一気に消えた


『自らで傷をつければ...痛覚を刺激して何倍もの激痛が走る。話を最後まで聞いてないなお前?』
『うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『激痛が走りやがて苦痛で死ぬ...絶叫は自らの体の効果が跳ね上げる。お前に相応しい死に方だ』


アクアは、弓を構えた瞬間空翔が右手を伸ばして止めた


『なっ、何で止めるのよ兄!』
『奴は戦ってる...だから邪魔はするな。』
『でもこのままじゃ死んじゃうよ!』
『アクア少し、長話に付き合ってくれないか?』


空翔は、そのまま話し続けた




ある山奥に一人の少年がいた
根っから強いわけでもねぇ、何処かで剣技を教わっていた訳でもない
だが、その場所に居続ける理由があった


その男は...その場所で家族を亡くしたからだ
敵討ちかもしれない、そいつらを倒したくて日々そこで待ち続けていた
俺はそんな時に、奴と出会った
不思議と俺はその男に話しかけた
目覚めてまざ数分以内出来事だ
だが、その男はこう返した
『アンタにゃ関係ねぇ...』っと口を尖らせて言い返してきた




その日からってのは、背後刺しの様に眺めてる日々が過ぎたある日
俺は腹が減り街まで探索しに行っていた時だった
待ちゆく人々が、ざわついていた
俺は何のことかわからなかったが...その日は山には戻らなかった


その次の日、まだざわつく街の人々
通り過ぎ様に、話していた内容が聞こえてとっさに走り出した


『何でも、山奥にいた少年を懲らしめたって自慢していたな?』
『ははっ、敵討ちだろ?何今更その親のガキが立ち向かって来るんだ?正気の沙汰じゃねぇなそのガキ』
『まー、親方にきつくやられたからしばらく動けないんじゃね?生きてるかわ知らんがな。』
『あー、怖い怖い...』


あのバカ...何してるんだ...!
勝てるわけねぇだろ、剣技をろくに使えないくせに...無謀って事知らねぇのかよ!
話からして、相当大人数だな...ガキ一人に大の大人が戯れるって考えが正気の沙汰じゃねぇんだよ!


俺は、茂みを超え森を抜けた
あの森の奥に着くと...血が跳ねた跡が地面に付いていた
そして、その男の頭を踏み付けている奴が居て刀を突き刺そうとしていた


当然やも得なく間に入りその奴を代わりにぶちのめした
結局、血溜りしかない地表となった


『大丈夫か...?』
『な、何で助けたんだよ...?』
『何だその言い草は、まるで助けてもらいたくない言い方だな?』
『死なせてくれよ...家族が死んだこの場所で...何で死なせてくれないんだよ..。』
『悪いがそいつは出来ないな、何で死なせてくれない?ならなぜお前はこの場所を守っていた?家族が死んだ場所に死なせてくれない?ならなんでお前を守られて死んでいった親に仇で返そうとする?』
『いいじゃないか...だって...俺には何もないんだもん...!』
『お前本当に何もないって思って言ってんのか?あるだろ、家族が身を叩いてお前を守った命があるだろ』
『それは...!』
『なら、生きろよ!簡単に死ぬって言葉を容易く口にするなよ!お前がどんなに生きざまするかは知らねぇがな、どんな親だってな子が悪さ先しなければ喜んでくれる...だからけしてその言葉を口にするな!分かったか!』
『......はいっ』
『声が小さい!』
『はい!』
『よろしい...では付いて来い』
『えっ?』
『剣技を教える場所に連れていく...とまぁエロジジイだが筋はいいその場所にお前を連れていく早く来い』
『拒否権無いの!?』
『無いの!今後お前どうやってあんな奴らに立ち向かう気だ?』
『...うー、分かったよ』


その後メキメキと腕を上げていった


『分かるか?奴はどんな苦痛だろうが頭には策略と戦闘しかねぇ』


小隆太は、目を光らせながら大剣を使いまわす
ギアも、同様連撃を放つ


アクアは、小隆太の戦闘を眺めながら空翔の話を聞いていた


『目に写るのは例えどんな強敵だろうが奴は絶対に屈しねぇ何故らーー』


小隆太は、血の池に飛ばされて落ちてしまった
ギアはその落ちた場所を目掛けて刃を下ろすーーー


『死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』


血の池の水が吹き上がりブラットシャワーの様に降り注ぐーー
鉄血の匂いが立ち込める


小隆太は、その攻撃を受け止めてギアの足をなぎ払って転ばせた
そして小隆太は、大剣を血の水に潜めて隠してそのまま突進した
ギアは起き上がり小隆太の沈めてる大剣を見て話す


『馬鹿めが、軌道を読ませないつもりか?そんなんじゃ勝てやしねぇ』


ギアは横になぎ払った大剣を小隆太は見極めて刃を垂直にして突き刺す様にギアの腹部に当てた


『うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』っと叫びながら
そのまま上に向かって押し飛ばした


ギアの武器は破壊されて粉々に砕け散った


『どんな強敵だろうが研ぎ澄まされた刃は鋼すら貫通する...それが奴さ』
 

ギアは巨大な大剣に強くぶつかり背中を引きずるように地面に落ちる
小隆太は、大剣を構えて空翔達の元に飛んでくる


『相変わらず無茶苦茶なやり方だな?』
『無茶苦茶?それはなんかの間違えだ...カップラーメン伸びるから早く終わらせる為の違いだろ』


こうして、ギアを撃破した
だが、これで終わりではなかった



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