Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

見知らぬ場所

突然だが疑問だ、なぜ俺は……ベットの上で寝てる?
何故、鎖に両手足を拘束されてる?
何故……眼前に無数に鋭い刃があるのか……いや、それよりもーー
なんでオメェが、そんな目線で見てるんだ!?
「おっ……なんだ生きてたのか……」
ややいすわった眼差しで白銀に光る剣を眺めていた
完全に切り殺そう的な眼差しだ
「このまま起きなかったら……殺してたのにな」
予想通りだったが、眼前の鋭い刃がどんどん上へと上がって行くーー
「あと数秒で目を開けなかった……死んでいた」
「なんだその……早く目を開けなきゃ処刑するぞ的な奴は?」
「そうゆう規定って奴ね、何故か怪我人はそうゆう事するみたいだからね」
「規定って、決まり事かよ!?なに、怪我人は目覚める前に殺しちゃえって奴かよ!?」
「ソフトにやれば、軟弱しちゃうじゃないか?名前まだだったな……フリーダムだ」
「それで戦力下がれば大問題だろ……あぁ、俺は空翔だよろしくなフリーダム。」
二人は握手をした後外のざわめきに外を眺めた、なにやら集まり出している
甲冑着た人達がゾロゾロと集まっているようだ
「あぁ、これは……騎士同士の決闘だよ」
「騎士同士の決闘……?」
「お互い力を高める為らしいが……僕にはどうにも合わないかな」
「へぇ、お前って案外好戦的じゃないんだな」
「まぁね、そうゆう君こそ案外強いじゃないか?」
「いや、そこまでは強くない……全部変わっちまったからさ……」
空翔は、その言葉を口にするとやはりあの記憶が脳裏を駆け巡るーー
そんな複雑そうな表情を、フリーダムはただ見つめていた
豪勢が響き渡り、空翔は再び外を見るとーー
ものすごい速さで決着をつけた子に目が止まった
「彼女凄いだろ?この世界でメチャクチャ強いって有名な人なんだよ。」
「あいつの名前は?」
「ライナさ」
確かーーライナは、俺と戦った時……少しに誰かに似てるような技を使ってる気がしたんだけどな……?
そうこうして、あっとゆう間に最終決戦へーー
特に変わった様子もなく、同じパターンの攻撃を繰り返してるにしか過ぎなかった
だが、次の相手はゴリゴリの巨体ムキムキな敵だ
「相い手誰だ?」
「確か……元騎士団の団長だった気がするな?」
「その話し方だと分かんないのかフリーダム?」
「そうだな……俺がここに来る前には居なくなっていたからな……」
少し引っかかる部分あるが、とりあえず…観戦しようか
再びその戦闘を見始めた、先手を取ったのは……ライナの方だった
相変わらず軌道がわかりやすい攻撃を仕掛けた
やはり読んでいたかのように微笑みをこぼすゴリゴリ
気配を察して一回後ろへと飛び跳ねて、左へと走り出した
「めんどくせぇな……おら!」
たった1振りで風圧を生み出しライナに向かって飛んでいく
ライナは、風圧を避けともせずまともに受けてしまう
「だはははっ!所詮その程度ーー!?」
「あれは……?」
空翔ともあんぐりするほどの技だった
それは……彼自身もわかる敵の技をそのまま剣に纏わせた攻撃ーー
風圧なら、そのまま風を纏った剣になるしほかの属性も同じようになる
しかし、この技は対魔法技で実践的はかなり向いていない
それを彼女……いやライナが使ってる事実……
一体どこから覚えたんだ……?
「せやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
風圧がゴリゴリに襲いかかり壁に強く衝突する
「ぐっ……まだ、まだまだぁぁぁぁぁ!!」
斧を手に持ちライナに振り回す
上手いようにかわしたり、弾きながら戦う
「あーあー、あの技使っちゃ……!?」
「おい、フリーダム!お前あの技に関してなんか知ってんのか!?」
いきなり胸元をつかみ威厳があるかのようにフリーダムに言ってしまう
フリーダムは驚きながらゆっくり喋りだす
「あっ……あぁ、あの技は……かつてこの地にいた人物が教えていたよ……ものの数日前に消えたけど……」
「人物?俺の技を教えたやつなんていなかったはずだぞ!?どう言うことだ一体……?」
後半へ続く



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