Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

後半戦に突入

後半戦に突入、だがこのイベントはある意味何かを忘れている
年を越してまで続いているエクストラ級と似ている位長いのだ
てか、まさかの趣旨変更されていて魔物刈り競争ではなく
魔物の取り合いとなっていた
要するにこれはーー
「魔物争奪戦だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「うっさい!次騒いだらその頭に弾丸ぶち込むぞ?」
「ひぃぃぃ!」
「にしてもアレだな……なんて言うか、ハチャメチャだなこりゃ……」
「スズ、赤坂、俺の三人がいれば大丈夫じゃ……ないか」
眼前で物凄い睨み合いを始める2人
そして、銃と剣の打ち合いと弾き合いが勃発する
これは果てしない戦いが期待される


まぁいい、俺はナンパでもしとけばそれでいいーー!?
「チェッサー!」
小隆太の頬に誰かの回し蹴りが炸裂した
秒殺にどこかの柱に激突した
「魔物捕獲しました」
「おうサンキュ、オジサンが今やる事を全力で言われた気がしてぇよ。流石だな何かのクローン体ちゃん」
「いてて……ってあんたかよ!?」
クローン体ちゃんは浮かない表情で下を向いていた
隣にいる角刈りのおっさんシオンはハツラツな笑を浮かべていた
てか、有り得ない……人選ミスした位の温度差と雰囲気力が炸裂していた
すると、クローン体ちゃんは何かをつぶやいていた
「クローン体ちゃんって誰ですかね……?」
お前の事だよ!って心からのツッコミ
そして驚く一言を小さくつぶやく
「私は……レクトって言うながあるんです……」
今までにないくらいの衝撃を受けてしまう
だって本編では名前が安定性がなく本名すら出てなかったのに今頃名前公開暴露するの!?って思う1面小隆太は最終的にあることに気づく
あぁ、シオンは確実に自滅フラグだとーー
「さぁて、馬鹿はここでおねんねでもして貰おうか?」
「何部下に、銃口向けてんだハゲジジイ!」
「ハゲだと?馬鹿言えまだ列記としたフサフサヘアーなんだよオッサンは!」
「そこじゃねぇよ!銃口こっちに向けーー」
銃声が鳴り響く
そして、シオンは完全に見下した顔で話す
「男なら死ぬ間際にゴチャゴチャ抜かすんじゃねぇよ」
「あんたに言われたくないな!」
「オジサンはね、怖がりなんだよ……そりゃ草木の奏でる音さえヒビっちまう位な」
「墓穴掘ったな完全に、オジサン何かとんでもないこと言ったよね!」
「あん?グラサン越しじゃ聞こえねぇよ」
グラサン越しってどこに耳がついてんだ……?
小隆太は、シオンの後ろにいたレクトの行動を見た
何と、かなりくつろぎながらこちらを眺めている
それは明らかに王女が兵士を見下してるかのように
だが、一つだけ違うとすれば……
なぜ、ライフルを手に持ちシオンを狙撃しようとしているのか……謎なのである
「死ぬ前になんか言いたいことあるのか?」
「大丈夫……何もないよ……なにもな」
シオンは、ゆっくり銃爪をひこうとする
そして、銃声が鳴り響いた
だが、撃たれたのは俺ではなく……シオンだった
勿論、睡眠弾をうたれただけだ


「名前間違えた罰はでかいですよ」


ライフルを肩に背負いどこかに向かって歩いていった
毎回思うと、武器の現れて消える仕組みが謎なのである


魔物争奪戦、まだ続く模様ーー


一方、そんなにぎわいの中、1人だけ浮かない顔をする人物がいた
ベンチに座り、少々ため息をつく
そんな様子を知ってか知らないか近づく
「なんや、1人だけ外れとって何しとるんや?」
「古崎透子、なぜ……ダンボールをかついでるの?」
「んーとな、手伝いや」
透子が立ち去ろうとしようとした時、その発言が耳に入り
びくっと反応する。
「へぇ……怪しいな……」
勿論動きが止まり立ち止まっていた
「ギクッ!?」
冷や汗をかき、さらに追撃のように喋る
「たしか私たちの高校は、バイト近視のはずだよね?」
「ギクッギクッ!!?」
もはや隠せない、すべてお見通しなのだ
そして、透子はダンボールを脇に置き土下座をした
「アクアやんこの事は黙っとって欲しいねん!生活がかかってるや……だから、お願いやこのとおりや堪忍してや!」
「別に言わないわよ……?」
思ってた反応と違い、透子は反射的に驚く
「な、なんやって……!?」
透子は勘違いしていた自分が恥ずかしくなった
そして、心が広すぎるアクアに感謝した
「あっ、ジュース飲む?」
「気を使わなくてもええよ。せや、何でこんな所におったんや?」
「んー、なんか……思い出がーーー!?」
買った缶ジュースが突然吹き出した、顔に見事にクリンヒットして濡れてしまう
「新たなボケでもが今まさに目の前で起きた!?」
「あれ……?何だろうこれ……?」
透子は、アクアの顔が色つき始めるのを眺めていた
そして、その缶ジュースを拾い上げて字を見た
「えっ……?これ、粉砕エナジードリンク……?」
「ふふふ……」
「なんや、いきなり不気味な笑い方……」
突然変貌するアクア、そして目を光らせて透子に飛びつく
「うわっ!?な、なんや……いきなり抱きつくとか反則やで!」
「うにゃ……?」
「あ、アカン!これはもしや、通じないんじゃ……」
「いたたぎマース!」
「わ、わぁぁぁぁぁぁ!?それは食べもんとちゃうでーー!!?」
放送上、映像が乱れますので音声で流れます
「あっ、やめっ……」
「柔らかなまんじゅう……美味しいかな?」
「まっ、ちょっと……これ以上は……!」
「はむっ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


5分後アクアは正常に戻りました
そして、伸び切った透子が1人小さくつぶやいている
「よ、お嫁に行けない……」
完全別世界観が生まれた、アクアは何故か分からないままその足に落ちてる缶を拾い上げた
「ふむ?……はわわわわ!!?」
何かの成分が、一定の間跳ね上がると書かれた文章を見つけて慌てていた
「透子さん、透子さん!」
「アカン……力が入らんわ……」
「透子さぁぁぁぁぁん!!」
何故か、変な展開となってしまったが……2人は一息入れた
そして所定位地のベンチに座り直す
「えー、仕切り直しやで……」
「なんか最近ジュースに弱い……」
「体質の問題以上やでさっきのは!」
「さ、話を進めよう……数ヶ月前あの子といたあの世界の思い出話よ」
「ふーん、兄様とイチャラブしてたんやろ……しょうもないや禁断の愛やで……」
「もう、私達は義兄妹なの!血のつながりはないの」
「知らんかったわ……、んでもあの馬鹿はモテてるとちゃうんか?意外に……ほら目の前見てみ」
空翔の背中のあとをジトーと見つめている女子多数
流石に苦笑いせずにいられない
「生命と世界を救う力を持つ不死能力とか複数あるやし、まぁそうなるんやな……」
輪廻リピートじゃないからまだマシよ……それは置いといてねーーー」








とある朝、それは……いつもと変わらない
見た風景は相変わらずで外に出ることも出来ない
そう、僕は病弱だからだ
そして、今手にしているゲーム機が好きだ
VRMMOっていうゲームでみなさんもご存知のフルダイブ型だよ
でも……ソフトが、ほとんど凍結を食らって出来なくなった理由はただ一つ。
それは列記とした犯罪をした運営側だったせいだ
けれど新生されたLSOレティングソードオンラインをやり始めたんだ
BSOブラックソードオンラインとは似ていて違うのは、いろんな技や武器などが連用されている
勿論、ステは自分の身体能力が数値化されただけ
だけど、それはあくまでも機械の数値化
僕自身はその機能を付けないでやっている
だって貧弱なものが分かってしまうからね
こうしてまた、あの世界に飛び込んだ
「うわぁ、なんか凄いところだな……」
初期プレイヤーや、古参プレイヤーなどがあちらこちらにわんさかと居る
もちろん目にもくれずほかのルートを歩き出した
「はぁ……ここ何処だろう?」
完全に道を忘れた……
しょうがない、だってマップ自体は変わってしまった
そしてかなりの自由度とファンタジー感が増していた
空を飛ぶことさえできればやたらと銃声や魔法の効果音などが鳴り響いていた
銃と言っても……ハンドガン程度までしかないけど
聞く話によれば、サブ武器と剣を合わせれば銃剣が装備できるとか……でも仕様のせいでLv.条件付き
もちろんほかにも見たことがない機能が追加されていた
「ほぇ、僕こんな機能知らないな……誰の子だろう?」
「あれ?機能に誰の子だろう?って聞いたのが間違いだね……んーと、お腹減ったなぁ……」
自分のペースは崩さないのが基本形
でもあまりにもマイペースだって言われるけどね
辺りをうろつきながらある店に入った
椅子に座っての一言が……
「ふぅ、アバターリンクしたけど……装備品が何割か文字化けちゃってるなぁ……。」
食べるより先に出た言葉、アイテム欄の文字化けだった
管理していくと、何かのコアが表示された
そのアイコンを不思議そうな感じでタップすると
「んー?」
なにかの形をした光り輝くコアが出てきて手のひらに落ちた
「これは何だろ?」
けして食べられるわけではなく、ただ光り輝く何か……
ためらっていた時、足元に下ろしてしまう
パリーンと音が鳴り響いた
「およ?このスキルは……SPスキル?」
引き継ぎされた形だったらしい、前作のスキルが上乗せされたらしい
でで一つずつ、みていくと……
「コレは確か……」
こうして、彼女はその剣技でユーザーを圧倒して魅了していった
この頃までは、まだ名も無いプレイヤーだったけど
腕を上げる次第言われた名前がーー
「剣速のレクト」っと辺りのプレイヤーから呼ばれるようになっていた。



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