Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

年末のイベント

※これは本編と別のお話になります
※尚、番外編と年末特番のオリジナルなお話になります
※ではお聞きください、本編の話数が進まない!


クリスマスを越した年末、それはこの異世界でもあった
中でも特大イベントが開催されていた
「アヤーーー?」
と不抜けた声を開けながら近づいてくる
自分の父、空翔がもはや……やる気すら感じないがない目線で話してくる
「あれなんて書いてるかわかる?」
「んーと……大型魔物を討伐した方には……豪華景品!?」
「それそれ、なんかみんなでやろうぜって言われてさぁーだけどPTパーティーが3人しかエントリー出来ない……そこで俺と原切様と一緒に組んでやらないかって頼まれたんだけどー。無理しなくていいからいいえって選択して」
断る前より喋るより先に既に断ってくれと言われてるようだ
だが、此処は断るわけがないアヤはいいえではなくイエスと答えた
するとどうだろう……空翔はかなり苦笑いを浮かべだした
「なぜ断らない……?」
「馬鹿丸出しの発言に誰も食いつかないよ」
「なん…だと…」


渋々エントリー受付に向かう空翔、そしてついに始まった
「あーあ、マイクテスト……」
いきなりのマッチョ登場にブーイングの嵐が吹き荒れた
そして、マイク直々渡されたのが……まさかのアレクサンダーだった
「えー、今年もあと数十時間となったな!私がなぜこの司会進行かと言うと、登場回数より普通な会話のシーンがないと言う事情によりやらさせてもらう。」
※今回は戦いませんので安心してください
「この大会の要は討伐匹数とでかさのポイント戦となる。より多く倒せば勝てる安くて簡単な仕組みだ、そして豪華景品はカーだぜキチガイ!」
机でひとりねふせたまま動かない
どうやらポッチスキルが発動したみたいだ
※今回は設定変更もありです
問いかけても反応がないしがねのようだ
ギャラリーがどよめく中、マイクをアレクサンダーから取り返した女性
「オラぁぁぁぁぁ!どよめくなら叫べや野郎どもぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
右裏が叫んだ瞬間あたりは静まり返った
「ぼっちを相手するより、早めの開催をした方がいぃだろうが!アレクサンダー早く始めろ」
「あ、あぁ……分かった。いろいろあったが早速開始だ!」
空に向かって銃声が鳴り響いたーー
開始と同時に、ギャラリーにいた人たちはいっせいに動き出した


「な、何だったんだろう……?」


3人は茂みに入り込み森を転々として歩いた
しかし、穴場がほとんど知られているようでなかなか出くわさない
疲労が顔に滲み出る中、ある声が響き渡る
「この声……魔物か?」
「違うぞ深朱、これは人のこーーゴフッ!?」
「下の名前で呼ぶなと言っただろう……」
「だ、たからって人の頭をかかと落としするなーーよ?」
大きく影が映し出された3人、おそるおそる振り返ると……
それはそれはでかい魔物だった
「魔物現れたよ……」
「あれ?」
空翔は何故か地面に手をつき土下座していた
「許してください!何でもしますから!」
2人は、情けない空翔を見てイラッと来たのを全力でその大きな魔物に当たった
そして、魔物が倒れかけた時全力で空翔に投げ飛ばした2人ーー
完全息ぴったりだ、空翔が顔を上げた時ーー
「何でもするとぶぁっーー!?」
大きな魔物と同時に吹き飛ばされた
そして森には悲鳴が響き渡った


「あっ……ミズト」
「あん?なんだーー?」
なにかの悲鳴と高音が響き渡る
そしてミズトに激突する
「なんか飛んでくるっすよ」
「追っせんだよ涼太!ぶつかってから教えんじゃねぇよ!」
「ちっ」
「てめぇ今舌打ちしたな?なんか俺に不満でもあんのかゴラァ?」
ミズトは、涼太に手を引いてもらい立ち上がる
そして、その謎の不死体と気絶者を見てこう話す
「これを、出せば勝てんじゃねぇ?」
「分かりました、ならこうします」
ミズトと謎の不死体を台車にくくりつける
「なん…だと…!?」
「これで景品ゲットですね」
「なんかおかしくねぇ!?」
「あぁ、これっすか?」
涼太は台車にバズーカ砲を取り付け始める
それを見ていたミズトは完全に焦っていた
「さてこれで準備は満タン」
「おい……涼太まさかお前……?」
「確かミズトさんは、翼が欲しいって言ってたっすよね?」
その同言に、ミズトは直感したーー
だが既に時は遅し、ボタンを押す涼太
物凄いGが掛かり悲鳴どころじゃなかった
転がっている空翔をただ見つめて呟く
「今年の汚れは今年の内に消しときましたから後は頼みますーー」
そのまま、どこかえ向かって消えた涼太
その数分後空翔が起きた
「いや、それ俺のせいなの!?ってあれ……ここ何処?」
遅いツッコミと場所を忘れた主人公


勿論、ミズトは不死体と共にある大木に激突して爆発を起こした……
そののろしを少女達は見ていたが……
「あれ?」
「どうかなさいましたか?」
「あそこら辺……爆発しなかったアイ?」
「いえ、何も……希望の見間違いでは?」
「そうならいいんだけど」
特に何事もないとわかって歩き出した2人
だか、たまたま現場に居合わせた2人組に取っては別枠だ
「なぁマヤ……音速で爆発した後に人と不死体が転がってるのって現実的にありか……?」
「ありのえないと思うよ……」
「ふむ……これは何がどうなってこんな事に……」
「あっ……」
マヤは何故か不死体が動き出してるのを見る
ガーレットの服のしそを引っ張るが反応がない
てか、ひとりでブツブツと話している
そうしてるうち茂みえ消え去った不死体ー


前半戦が終了した合図が空に飛ばされたーー

「Re異世界転生から始まる良世界攻略」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く