Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

嵐が過ぎ去りまた吹き荒れる

元城の跡地に居る3名、嵐が過ぎ去って夜が開けた
砂漠の果てを見渡す限り何も無い
巫女達は服装を変えて、普段着にき替えた
まぁ、二人の着替えシーンは想像におまかせします
2人は外に出て呆気とした事があった
目の前に大きな岩があるって思っていたが……事実上魔物が寝ていた
「これは……ボス到来!?(※違います)」
「リイナがまた変な事を……。それでとうするの?」
「んんー……。式神で飛ばそう……はっ!?」
ポケットを何度も触り始めてそして膝うちする
その動作にリナは苦笑いしながら話す
「まさかね……?」
「そのまさかだよ(リナに目を合わせる)」
二人の間に風が吹き付けた
そして、リナは1歩ずつ後ろに下がり始める
それに気がついたリイナはリナの腕をつかんだ
「逃げ出すんじゃないよね?貧乳リナちゃん?」
それは、リナには言ってはいけない禁句言葉だった
「そ、それをーー」
リイナの腕を握ったまま回転し始め
リイナは遠心力で体が浮き始めた
「えっ!?」
「言うんじゃないよバカぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
リイナはリナの腕を掴んだ手を掴んだままリイナごと、魔物にぶつけた
強い衝撃音が鳴り響き、空の彼方へ吹っ飛ばされた
「い……いたい……私はバットか……?」
「禁句をあえて言うからそうなるの!」
二人が中庭で騒いでるのを聞いているサツキーー
「ふむ、貧乳かーーー!?」
隠れていたはずなのに目の前から短剣が飛ばされてきた
驚きつつも指の関節で受け止めた
「……?どうしたのリナ?」
「なんか悪口が聞こえた気が……」
壁越しでも聞こえる……サツキは苦笑いを浮かべつにいられなかった


サツキは、ケータイを開きただ単に何かを打ち込み送信した
城の防衛が基本的に行っているが、それは最近は必要性が感じられなくなっていた
滅んだ島なんて誰も来やしないーーー


メールが届くとサツキはその内容を見る
「ん……?なんかがこっちに来てる……だと?」
島に派遣していた仲間からだった
黒き人物が現れてお城に向かっている情報がサツキ宛にきたのだ
送った人からはまだ来ないが別要件が起きた
「黒き人物……?」
「あー、なんか空に浮いてる人居る」
「何だろうあの結界……?」
「リイナと貧っ……じゃなかったリナ」
「今なにか噛みませんでした?」
空を見上げる限り不思議な術式で空を飛んでいる
見た感じはいたって普通だが……何かが違う気がする
「この城の者達かーー?」
「は、話しかけてきましたよ。みんな落ち着こう」
「いや、お前が落ち着け(ふたりは口を揃えて言う)」
「ぎゃう!?私だけ除外!巫女からリストラされるぅぅぅぅぅぅ!」
リナは、深いため息をつきリイナ頭の頭にチョップする
「にぎゃ!?」
「騒がしすぎだよ。それに巫女リストラって聞いたことがないよ!」
サツキは空を再び見返す、そして話し始めた
「ああそうだ!お前が黒き人物か?」 
2人は静かに思う
「(巻きこみリープされた!?)」
「やっと見つけたぜ……長き因縁を今ーー!」
いきなり襲いかかってくる黒き人物ーー
サツキは、剣を抜き二人の前に立ちはばかる
「貴様は……この私に勝てるか?」
「くっ!おおおおおおおおおおおおおおお!!」
なんとか押し返したサツキ、そして剣は強い光を放ちながら黒き人物に切りかかった
あたりから爆風が吹き荒れた
「くっくっ……いい筋じゃねぇか団長さん!」
「バカな……あの一撃で……倒れてない!?」
黒き人物がフードを外した
すると見覚えがある人物が姿を表した
サツキは、唖然としながら呟く


「お前はーー竜希なのかーー?」









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