Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

ある人物の企み

闇がかき消されてゆくーー
これは想定外の出来事だった


今の時代は、能力者が退化していきいるとすればごく一部
理由は……まだ解明していない
だが、能力者はなにかに目をつけられた後は血溜まりだったと言う
いくつもの疑問が重なる点があるが……ただ一つ言えるのはーーー
無能力者が何らかの力を抑える又は破壊する装置見たいのを使っているしか言いようがない
そして、この戦闘で……アヤは能力を目覚めてしまった
記憶が少しだけ蘇った……ただそれだけの理由でー


闇すら光に変えてしまう異能が働いてしまった
そんな光景を、ある人物に目視されるまでは……


「やはり……あの機械では、難しいようですね」
「ガラクタは所詮ガラクタなり果てるのか……」
窓枠を眺めながら紅茶を1口啜る
そして、あたりを見渡しながらため息をつく
そんな風景を、彼は訪ねた
「貴方がなぜそのような事をするのですか……?」
口に運んでいた紅茶をディスクの上に置き、つまらないような感じで口ぐさんだ
「私がなぜ残酷にあのような装置を付けたか……そして、人助けをしてたのに逆なような行動してるのかを聞きたいのか君は?」
ゆっくりと彼の元に近づき静かに耳元に話す
「それは、救えないものが多すぎたからだーー」
彼の腹に剣を突き刺して、何事もなくドア前まで歩く
彼後ろを振り返り手を伸ばし掴もうとしたが……そのまま床に倒れ込んだ
そして、意識が遠のく前に力任せで叫ぶ
「お前は……それでいいのかッ……よ!ティーンッ……!」
やや後ろを振り向くティーンは、そのままドアを閉めた
体を引きずりながら、彼はケータイを手に取り何処かにかけたーーー
だが、留守番電話に切り替わってしまう
「クソッ……なんでっ……こんなときに限……って……!」
そのまま彼はーー意識を失ったーー


1方ティーンは、何かをただ見つめていた
モニターからなにかの数値を見て静かにつぶやく
「まだ……まだ足りない……」


AIとアヤは、壮絶な打ち合いが起きていた
光と闇が熾烈な攻防であたりが消し飛ぶーーー
アヤは衝撃波で闇魔法を打ち壊し
AIはその衝撃波を魔法壁で守りぬく
そんな風景を、スズは眺めていた彼を思い出しながら……
スズの姿を見てヴィヴィは呟いていた
「体が疼いてるの抑えている……」
誰が体が疼いてるって?って思っていたけど
事実は変わりがないよね……手が動きそうだ
「ヴィヴィ、あのこの容態は……?」
「うん、だいぶ大丈夫……」
「だいぶって……曖昧だな」
そしてまた空を見上げていた2人ーー
スズはふと思い返してしまう


私は、まだアイツに勝ったことがない
そして……突然姿を消した……私に告げず
不可解な気分だけど、けど今こうして目の前で
アンタの娘が、戦っているしかも父親譲りの能力で
大分記憶が混乱して記憶をなくしてる部分があるけど
超えられるはずさ……あのふたりの子なら絶対にーー
ヴィヴィは、そんな嬉しそうなスズを見て話す
「笑った……久々に見たよ」
「えっ?あっ?な、なんだよ……」
「それ、パシャリ(棒読み)」
一瞬でスマホで撮影して疾走するヴィヴィ
「なッ……!?いつの間に……!消せぇぇぇぇ!!」
2人は走り回っているとーーー
あの少女は起きていた……そしてーー
スズに切りかかってきた
鉄音が響き渡り、はじき飛ばしたが
なんととんでもなく早い攻撃を繰り出してきた
は、速い……!?
コイツ……人間以上の力が……!
「ヴィヴィ、あの子になんか見えるか……?」
ちなみに……彼女は視力系強化能力を持つ
見えずらい者や目に見えない何かを見ることが出来る
但し超がつく集中力が必要とされてる為
切れ始めると……アバウトなキャラチェンジが発動されるようだ。
「むー、なかなか……ん?」
目を凝らして眺めるヴィヴィ、そしてなにかに気がついた様な感じで話し始める
「スズ、あれ……何だろう?」
ヴィヴィが指さす先にーー何かが付いている機械を見つけたスズ、そして確信したような感じで話し出す
「AIと同じ、禁機械を取り付いてるな……!」







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