Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

魔界にある神社

時は同じくして、魔界の街にある神社があったーそして巫女……が死んだ目をしながら街の風景を眺めていた
理由は簡単だ、魔界なのでそうゆう浮遊体があちらこちらを飛び回っている……しかも地上界よりも多い
除霊しても且つ消えない特殊な者もおり、脱力感が半端なくにじみ出ている
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!仕事がいつになっても終わらないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
頭を両手で抑えながら首をふっていると、どこからともなく現れたもう1人の巫女に肩を叩かれた
「リイナ……もうひと頑張りなのだ」
「何言ってんのこの子!?お金に目をくらませちゃダメだよ!!」
「だってさぁ、地上より果てしない忙しさと比べればまだましなのだ」
「あー……コスプレ撮影だよね。なんであんな人気……」
手に握るスマホ画面をのぞき込んだリイナ、するとなにやらのWebを更新していた
しかも驚愕なことに、ビックアップされていたのは紛れもなくリナただ1人だったーー
そしてリナは、リイナからスマホを取り上げて目の前で叩き割った
「な、なにをするのだぁぁぁぁぁ!?」
「何をアップしてるんだ?リイナいつからそんな子になったんだ?」
「えーと、普通にエロいアングル撮影した健全な画像なのだ」
「平然に語るな!」
頭にチョップするリナ、そしてその初動で体から落ちてきた小型カメラが地面に散乱する
青ざめたリナ、そしてその場から立ち去ろうとした瞬間
リイナが逃げるリナの肩をつかみ静かにつぶやいた
「さて、これからは変質者として扱うぞ?」
「こ、これはなにかの間違いでーーーー!!?」
「門灯無用!」
「にぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その声は街全体に響き渡ったそうだーー


町外れにある一見変わらない民家?見たいのが彼女らのすみかなのだ
そして、いつものように帰る二人……玄関を開けた瞬間顔に何かが当たりそして濡れた
驚いたかのように出てきた少年がタオルを手に持ち走りコケてそして濡れた二人の胸を鷲掴みしてしまう
あたりは静まり返り、そして2人は見えないオーラを放ち少年を壁に吹き飛ばした
「だ、誰がどさくさ紛れに触っていいって言ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぐはっ……さすが主……いい柔ーー!!?」
「誰が具体的まで言っていいって言った!見ろリナが燃え尽きた見たいな静まり返り石化見たくなっちゃったじゃないの!」
見えない力で顔に何回も殴り続けた、そして伸びきった少年は床に横たわったまま気を失っていた
「ふんだ、式神がこんなにエロくなったら終わりじゃん。そんな子に私は作ったんじゃないのになぁ……」
ブツブツ呟きながら中に入っていくリイナ、そして大きな絵が目の前に広がるーー
目の形に近い模様と星に書かれた神が小さく貼られていた
どうやらメンイよりそちらの方が専門らしい
「目の謎……ごく一部の特例者だけが目覚めるって言うけど……未だに謎が多いのだ……」
「リイナちゃん……」
「大丈夫よ……そんな顔しなくても私は何処にも行かないわよ」
その絵から離れながら廊下に出ると式神の少年が腕を組み話した
「おい、まだそんな事恨んでいるのか?」
「エロ式神、いや略してエロ神……何時からそこにいたんだ?」 
「略さなくてもいいだろ……まだ念にもってんのか?リナの両親の事。あれはお前が悪くないあれはなーー」
鋭い目で式神を睨みつけたリイナ、そして静かに話す
「もうやめてくれその話、あの子の前で話すな……もう失いたくないから……なのだ。」
そう言ってリイナは部屋へ入って行った
その数分後リナが何気もない顔で式神の耳元に近づき話す
「何かあったのですか?」
「いや、何もねぇよ……それよりなんだその……カメラ?」
「絶賛撮影中です!どうですか1枚?」
「俺を勧誘するなよ。」
そして夜が更けていった、朝日が差し込む窓辺
一番騒がしい奴がバタバタと動き出す
「朝日と同時に起きる……これが私だぁぁぁぁぁ!」
そして、リナが部屋から出てきてリイナの肩を掴み静かにつぶやく
「うっさい、静かに寝かせて……」
「夜行性のリナよ、起こしてすまないな!」
「そして次の瞬間、舌噛むでしょう。」
「そんな的はずれな予知なんて、さては黙らせたいんにゃな!!?」
「痛さのあまり床に転がり、その転がった場所が運悪く床落ちする……うん、うるさいバツだね。納得納得……ふぁ」
リナが言ったどおりの事がおき、落ちた床からリイナは叫ぶーー
「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「無駄に騒がしいからです……偽造太陽が不気味な光加減で輝いてますあれが、リイナね」
「それは、おかしいぞリナ」
生あくびをしながら歩いてくる式神
そしてふてぶてしく話す
「あんな、太陽がリイナだったら地球壊滅……だからこれでいいと思う」
取り出したのは、小さいビー玉だった
それを見たリイナはイラだちがパワーとなりーー
「ちぇっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
落ちた床から飛び上がり式神の頬を蹴り飛ばした
縁側の庭に顔をめり込ませながら転げ落ちた
「あっ、目覚めた……みたいーーひぃっ!?」
リナ顔の頬をかすり抜けたナイフが柱に突き刺さる
そして目を光らせながら笑みを浮かべてこちらを振り向いた
そして話すリイナーー
「カラス玉と一緒にするなよ……太陽=私OK?」
「じ、自分が太陽って否定しないんだ……」
こうして何処か不思議な巫女の話でした

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