Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

オメガ諸島

オメガ諸島、重罪人をは送るために作られた島ーー
断罪のようにそびえ立つ崖は重苦しく針のような岩肌がゴツゴツと並ぶ間を飛行船はすり抜けていくー
そして、崖の隙間から落ちる滝の音が鳴り響く場所に止めるアレク……
辺りは光が指す場所と全く光がなく暗闇な場所もある
言葉を失うメンバー達、そして飛行船の中で話した事とは
敵の強さが未数値で魔物に取り付いている悪霊もそこそこ居るーーって事だった
背中が凍りつくって?いやいや、普通だよ。だって見ての通りほら骸骨みたいな残骸と楽しく話している白亜が入るし全然平気だよ……うん。
とうゆうことで、ジャンケンに負けた3名が代表で諸島に上陸する事になったー(巻き込みリープ+1名)
まぁ、流石に引かないやつは居ないけど……
「はぁ、まじで……うすきみわりぃな……」
「まぁ、空もあんな薄気味悪い色だったしそれが普通なんだろうな」
「あぁ?テメェ……何見てんだぁ?」
アレクは誰かと対話しているようだ……姿がない人物とひとりで会話をしている。
それを見て涼太は青ざめた顔で硬直していた
「アイツ……頭大丈夫か……」
「いやいや……いやぁぁぁぁぁ!?」
「おい!?涼太お前もか!」
「見えすきちゃって困るよぉぉぉぉ!」
涼太しか見えないなぜの少女……何かをつぶやいているのがわかる
そして涼太は気絶して倒れた
赤坂は頭をかいて、周りを見渡し始めた
すると、うっすら人影が見えて……手招きをしていた
白亜は、死んだ目をしながらあることを呟いた
「浄化は怖くないよ?」
「…………(何いってんのこいつ!?)」
「あぁ、みちずれ?何?ハメ外したい……?」
「!?(なにか軽く危ない事言ったよね!?)」
人影らしき手が親指を立てて上下に動かした
そして、白亜は何かを悟ったかのように話す
「シェイクとミックでデスシェイク完成させて飲んだら逝っていた……?意味そのまんまだね」
「!!?(白亜がつっこんだぞ!それにあれだけで伝わるのかよ!?)」
そして、人影らしきものは消えた……そして白亜は何かを取り出して薄暗い階段へ足を運ぼうとしたが赤坂が肩をつかみ話した
「何処に向かう気だよ!」
「何処って……墓場さ」
「墓場ぁ!?この島自体が墓場だろ……てか、早く見つけようぜ2人を……」
「この島の地下にいる……って言っていた。ただ……」
顎に手を添えて考えていた白亜、かなり深刻そうな眼差しで話した
「かなり強い複合魔獣が居て、それを倒せば牢屋にに行ける……らしい」
「マジかよ……そいつが関門かよ」 
すると後ろから声が聞こえ始めた、振り向くと変わり果てた涼太がいて頭を抱えながら後からゆっくり歩いてくるアレク……身長が縮み髪の長さがセミロングになっておりそれを見たふたりは当然唖然とする
「涼太……なんだその……格好?」
「涼太じゃない!カリンだよ!」
「か、カリン……?」
気だるそうに前かがみで話すアレク
「カリンってなァ……俺をかばって死んだ女だァ……」
驚く赤坂と白亜、そして改めて思うことがある
アレクってそんな重い話あったとは……って思っている矢先ーー
「足をすべらせて落ちた俺を、手を引いて入れ違いに落ちた……バカ女だぁ」
「……(2人顔を見合わせながらはあぁ何か思ってたことと違うと小さくつぶやく)」
「またこうして会えたじゃん。バカ女とはなにこどよ!」
頭を噛み付くカリン、そしてアレクは困り果てた顔で深くため息をついた
こうしてたわいもない事をしながら階段を下り、ある門の前で立ち止まる4人ーー
そして息を飲み、トアを開けると……目を赤く光らせた魔物が待ち伏せいたかのように見下していた
「な、なんだこの……魔物はーー!?」



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