Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

全てを賭けた戦いⅣ

アレクサンダーへ、たどり着いたソラ達はーー
ある人物を目の当たりにした、それはなんとかつての英雄とも言われた3人と言われた一人の姿だった
変わり果てた姿……いや、完全に改造ぽくされていて……
「なァんだありゃ?」
「……」
攻撃しても、何故か背後にいたり攻撃が当たっと思えば違う場所に切り替わってたり……と怪奇現象が相次ぎ苦戦していたーー
「くそっ……なんだ一体?」
「まるで、空間を切っているみたいだ……」
当たらない理由ではなく当たっているのに何故か無かったかのような感じになる。
そして、まだ塔に居る仲間達は……アレクサンダーの攻撃により身動きが取れなくなっている
その時、たまたま見とれていたソラはバレットに弾き飛ばされた運良く窓から落ちたみたいだ
これはまだごく一部だが……話からすると、アレクサンダーを守るかのようにいる存在が居るみたいだ……
そして容姿をソラが話し始めた
「額にハチマキ、斜め肩に大剣だがとてつもなくデカイ……そして上半身裸だ」
その容姿を聞いた時、空翔はある人物を思い出す
そして冷や汗をかいて苦笑いをしていた
その顔を見て、赤坂は不自然そうな顔ではなす
「空翔顔色悪いぞ?」
「いや……何でもない……」
「いや、何でもなくないわ」
スズが、手にグローブをはめながら話した
「空翔、隠す必要ないぞ……その容姿聞く限り龍太郎と似ているっと……よし!」
「な、なんで……知っているんだ?」
「知ってる理由?誰だかに教わったんだけどね……、あぁマギっていう機械人だっけかな」
近くの石に乗っかり空を見上げたスズ、その背中を三人は黙って見つめていた
そして、空を見つめたままスズが話した
「義理と言えとも……親を倒すとかありえないけど、本来なら死んでいる筈の父を眠らせてあげる役目を空翔がやり遂げなきゃいけない……辛く複雑な気持ちと裏腹にアレクサンダーが居る……もしかしたらこれが狙いかもしれないわ」
「へぇ……見かけによらずによく話を聞いているんだな……戦闘バカ」
「戦闘バカは、余計よ!後でナイフの蓄積乱舞の刑に処するわ……覚悟はいい?」
赤坂は、何かを思い出したかのように顔が真っ青になり
震えた手で、地面を触り謎の体制のまま動かなくなった
ブツブツと何かをつぶやいているのが聞こえているがそれを無視た形で話が継続された
生命体クローンでの維持か?」
「いや、改造体マギプレーガっていう……機械人と人間の中間辺りの機械人よりのーーー」
「あぁい、良くわかんなくなってくるから……機械人でいいんだなソラ?」
「空翔、この世界での体は俺が維持していてお前は違う世界の人の体を使って生きている……この意味理解しているか?」
話がそれ始める、いや噛み合っていない……
質問に、答えて更に次の質問が飛び出してくる会話を見て
スズは呆気となく死んだ目で見ていた
結論、とりあえず塔にいる敵を排除する計画になった(byスズ)
塔の入口まで歩いていき、突入する4人ーー
そして、アレクサンダーの部屋の前までつき入り込む
「歓迎するぞ、よくここまで来たな」
「アレクサンダー……!」
腕を組み、たわいもない眼差しで睨みつけてきた
そして、空翔はある気配を感じとるーー
天井に何かがいることにーー
「さて、遊びの時間だ……いでよ我が僕!」
4人はその場から離れて、落ちてきたのと同時に砂煙を舞う。
その時、空翔に攻撃を仕掛けてきたのを察知してかわし始めるーー
「マジか……いきなり俺かよ!」
「さて、アレクサンダー……あんたの相手はオレ達だ」
「ふん、さっきと同じ連中と似たこと言いやがる」
勢いよく飛ばされてきた魔法弾をかわす赤坂、だが周りにいた仲間が叫んだーー
「その玉跳ね返るんだぞ!」
壁にぶつかり跳ね返るのが、目に移り慌てて相殺させる魔術で防いだ
不敵な笑がかなりイラっとする表情だ
勝ちに誇った眼差しがなんともムカつく赤坂は魔術を唱え始める
「赤く燃え上がる、獣より牙を矛を刃に変え全身焼き払い、見る姿をなくす灼熱を与えろーー」
手を翳して言い放つ赤坂ーー
炎灼熱火焰イングラメント!」
足元から関節から火焰が現れて、燃やし始めるのと同時に足元から灼熱が吹き上げそして手先から炎が放たれた
かなり強力な魔術だが、アレクサンダーにはやはり効かないようだーー
しかし、背後からソラの短剣と真正面からスズの拳が炸裂してバリア的な物に亀裂を入れて破壊した
だが、アレクサンダーの風圧だけで弾き飛ばされてしまう
3人は床を転がる、それを追い討ちをかけるかのように追撃技を放ってくるーー



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