Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

鳴り響く二発の銃声

大罪の目覚め、魔王君臨、そして謎の部隊ーー
都市に壊滅的な存在が揃ってしまった、解放軍と国連が力わわせることに合意……結果連合軍が結束した
自体が自体を呼び、とうとう牙をむきだしてきたアレクサンダー。
そして、彼はネットワークを使いある動画を送り付けた
「ときは満ちた、これより戦争を仕掛けさせてもらう。帝国軍及び各科学部隊は、今もってザナガル都市へ進軍……っという前に、もう既に部隊は到着したはずだ。さて仮想世界を作り出すコアを破壊したようだな、だがそれだけじゃ私を止めるのに足りん倒したければもっと探すことだ……以上」
という何とも戦争を再び、行おうというような内容だ
その言葉どうり、超魔獣ハイビーストや機械兵器など沢山都市へ入り込んでいる。
民間人を巻き込み熾烈化する都市内、歯止めは効かないなぜならーー
絶望を魔力にする大罪が暴れだし無差別にどんどん壊していくからだ
「うっ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ほらァ!もっと絶望に溺れやがれやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁギャハハハハハハハハ」
魔王は、二つの異界の力を持つ……先に見えた未来さえまぶたを閉じればすぐに分かる
かつては、自分の敵の力を使えるのがーー
「ひぃ!?何その歪んだ笑!?」
「笑ってないわ……ふふふっ」
「大丈夫、列記とした頭いかれた魔王で間違いないから」
「ぬぐぅ……、その死んだ目で平然と……悔しい」
「それよりも……状況が悪化してるわね……」
辺りは、なかなか数が減らない敵の山々に何時しか魔力が尽きる……そうなれば魔術しか使えなくなる
空を見上げる魔王マッキーは、何かを感じ取るかのような表情で見上げていた
アヤは、後ろの非常回路に向かった2人が気になっていた
行った割にはかなり時間が経つ……そろそろ帰ってきてもおかしくないーー
「来るわ……奴が!」
魔王に向けて放ったれた黒い玉がぶつかり風圧でアヤは吹き飛ばされた。
そして、黒い翼で飛んでいる人間が目に映るアヤーー
その表情は、かなり不気味な笑をこぼしている
「なんか強い力感じるから、倒しちゃったぜ!なぁ、《絶望》しただろ?ギャハハーーーー」
その時、魔王から放たれた光の一撃が顔に直撃する
そして、魔王はあざ笑うかのような顔で呟いた
「《絶望》?これの何処が絶望?絶望って言うのはーー」
弾き飛ばされた大罪を、さらに上から何かの鋭い柱が彼に直撃して地面に突き刺さる
「あんたみたいなバカをひねり潰す時よーー」
「ぬぐっうっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なーー!?」
柱を吹き飛ばして何事も無かったかのように起き上がり魔王に、鉄の棒を投げつけた
「くっ!?」
「マッキーの、封殺棒を片手で……抜き取るとかはめてみた……」
「いいえ、2度目よ……私が育てた弟子以来よ……一筋縄では行かないみたいよ……アヤ」
「は、はい!」
「あんたは、その地下通路か回路かは分からないけど……行きなさい。此処は私が食い止めとく」
「えっ、でもそれじゃ……」
「アヤを巻き込むかも知れないし……それにあの2人だけじゃまずい……」
「……わかりました」
地下通路に向かって入り込む、魔王はため息をついて前を振り向き槍を取り出した
「いつ以来ですかね……あんな正直な子」
「それ私に言っているの?」
「いえ、魔王はいつものことなので眼球に収まらないです」
「酷くない!?死んだ目でよく見てるよね!」
「お喋りはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおしまいだぁぁぁぁぁ!!」


非常通路を、歩く2人……だが妙なことが目に度々泊まる
血がはねた壁と床、そして生血臭い……
なにかに使われた形跡はあるが、どうゆう事だが資料が散らばっている。
そして、マヤはいつもと違う顔色を悪くしていく
奥に進めば進むほど、容態が悪化していくーー
「無理するな……そんな体で何も出来ない」
「や、やる……もん……」
「おい!?」
倒れてしまった、頭を触ると熱が出ている
流石に引き返すわけにも行かず、背負って道をひたすら進むーー
そして、やっと出口らしい場所にたどり着いたがーー
目に映る、光景に言葉を失った時マヤが突然肩をかんだ
「ぐあっ!?マヤ離せ!」
やりぎり切り離したが、マヤの様子がおかしい
いつもと違う雰囲気が漂い、顔を上げずしたばかりを向きゆっくり歩く姿はよろけながら……
「おまえ……まさか!感性……したのか……?」
返事がないところが、飛びついて噛もうとする
それを必死にかわすがーー
「くそっ……なにか手はないのか……?マヤを救う方法は……」
頭に過ぎるのは、殺す選択……
それだけは避けたいガーレットは、マヤの体を固定して資料を探し始めるーー
そして、あるコンピュータが起動してた。
「うわぁっ!?なんだ……?これ……パスワードを打てば中見れるのか……?」
ガーレットは、ある力を使う……データ記憶を辿りその打った場所を再現する能力ーー
但しこれは、2回ぐらいが限界……集中力を使うからだ
「1……5……8……8……7……2……2……っと!」
見事に、パスワードを解除して中身を見る
そのに書かれた衝撃の数々に、背中を壁にぶつけてしまった。
「ば、馬鹿な……。死体集団アンデットジークは、まだ試験体にすぎないだと……?それに、この感染病……薬がない……つまり……マヤは……助からないと殺さなきゃいけないのか……?」
噛まれたガーレットは、腕をつかみ……静かに呟いた
「はっ……俺も生きられないってことか……?」
ポケッから銃を取り出して見つめる……そして紙に何かを書き始めたーー
「ガーレット、マヤちゃん……!」
アヤは周りを見渡して、何処に向かったか調べていると
非常通路のドアが空いているのが見えて中に入る
その時だった、2発の銃声が聞こえて驚いたアヤーー
「銃声……?まさか……!」
慌てて通路を走るアヤ、そしてふたりが向かったと思われる場所にたどり着いたーー
そこで目に映る光景でアヤは叫んでしまうーー
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガーレットは、頭をうち自殺した姿……マヤも同じだった
そして足元に置かれた手紙を震えた手で拾い上げた……
言葉が出ない涙も流れない……あまりにもショックが大きすぎたからだ。
その手紙を開き中を確認する、そこに書かれていた事はこれから先に役に立つであろうかと書かれた文字の数々
それをポケットにしまいその場所を立ち去った後……そこが爆発して通路を歩いていたアヤに爆風が直撃して転がったーー
床を這いつくばり、ふらつきながら起き上がるアヤ
「泣きたくても……今は泣けない……」
それを胸に刻み込んで、壁を触りながら通常の地下通路へでるのだったーー



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