Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

都市内と収集会場の地下室

軍事服を身にまとった一人の男性、そして空をみて呟いたーー
「都市危機か、ただ今回は飛行タイプの魔獣と……機械兵器か。実に面白いーー」
メガネを中指で押し上げて都市の中をゆっくり歩いていく
すると目の前に機械兵器が現れたと思いきや、瞬くような一閃で切り裂いてしまい再び歩き出す
「ふん、雑魚が何体現れようが俺の敵ではない」
「とか言ってかっこつけたいだけでしょ?」
幼い少女が軍事服をきた人のあとを歩いてきた
ため息をついて少し距離感を作る
それを見た幼い少女はやや驚いてしまう
「ちょっとなんで避けるの!」
「マヤ、ついてくるなって言っただろ!どうしてお前はいつも俺の反対の事しかやらないんだ」
「えー、なんとなくだよ。それより、ガーレット……この魔獣達と機械兵器は何んなの……?」
「特殊型だろうな、フィールドを軽く通れる保護耐性がされている。それよりお前の背中……」
マヤが後を振り返ると魔獣が、すごい数で多い尽くしていた。そしてハンマーみたいな武器を取り出して構え始める
「いっくよ、それーー!」
魔獣をうち飛ばすマヤ、そのスキをガーレットが太刀で切り捨てる。やはり再生力があり切っても再生してしまう
なにかの効果で封じなければ難しい状態
「ふん、回復力は凄まじいが……俺の太刀を甘く見るな」
一閃、一閃を研ぎ澄ました技を屈指して魔獣を切り刻んでゆく。そして地面から魔法が放たれて再生する前に消し飛ばしたガーレット
「…………」
「敵さん多すぎるよ。ねぇ、ガーレット場所変えようよ」
「そうしたいどころだが、周りを見ろマヤ……逃げられない」
「のぁ!?むむむ……」
周りにさらに増える魔獣の数、流石にふたりでは太刀打ちができない状態。すると空から声が響いたーー
「魔封殺バレットランサーーー!」
「ガァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
細長い槍が地面に次々突き刺さる、そして刺された魔獣は次々倒れてゆくーーーー
ビルの屋上を見上げた2人、そこに立っていたマフラーをした女子の姿が見えた。飛び降りながらさらにいた魔獣を次々に拳銃で打ち抜いていく、地面につく頃にはすべての魔獣が倒れてゆく姿をただ騒然としてみていた
「ねぇ、魔封殺っていう技無ければああゆうイレギュラーの魔獣なんて倒せない……。ただの斬撃だけじゃ無駄よ」
「ふん、俺には関係ない話だ。それを使わないで倒す方法をあるはずだ」
「さっきの技、斬撃魔法の連用でしょ?悪いけどそれだけじゃいずれ耐性がついてしまうわ」
「よく見定められたな、どこの奴だ?」
「空賊の一味と言えばわかるわーーー」


涼太、ユキ、水斗の3人は空を見上げてある事を考えていた、一度氷を解きその瞬間に入り込んだ魔獣立ちを倒して
それより高い効果の反射リフレイクを貼り付ける事にした。ただ失敗すれば魔獣達とお遊戯会するハメになる
それを打開する為にミスは許されないーー
「行くぞ!」
「おう!」
水斗は、氷魔法を解除した瞬間魔獣が次々束となり襲いかかってきた。涼太は、残りわずかな力で反撃をするが威力が足りない……その時ユキが前に出るーー
「んー、見事な大群デスね!なら私も負けて入られないデース!」
「なんか……スイッチ入ったなこの子……」
「スーパースカイマッハパーンチーー!」
ユキが、空に向けて放った拳は波動状へ変わり果てて光る波動で埋め尽くした魔獣を一気に消し飛ばした。
「早くやってく欲しいデース」
「えっ、あぁ!」
水斗は、反射板を貼り付けた。しばらくは持つはずたがまだ油断はできない。機械兵器が次々上陸して都市が爆発やら建物壊れたりして被害が増えてる。
「ダメっぽいな……どこから入り込んでるんだ……?」
「都市のフィールドって特殊型のはずなんだけど、まさかだとは思うが」
「内通者がいる……のか?」
ふたりは考え込んでいたが、背後から機械兵器が現れて二人同時に蹴飛ばした。
ユキは、その光景を見て目を光らせていた。
「スゴイ……。反射的に難しい技デス」
「別にすごくはない、所でユキ……どっからの要請でここに来た?」
「んーと、確かネオンっていうおじさんだったはずデスよ」
「おっさんか……そういえば連絡取れないな……」


一方、都市収集会場ーー
「おじさん波動砲行っちゃうよ!」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!?」
地下室に向かうネオン、そして扉を開けた
「やっぱり……おじさんのかんが当たったな……、なぁ宗次郎」
「ネオン……か。」
拳銃を宗次郎に向けるネオンそして話す
「金持ち様が、なぜこのような事をしてるんだ?娘泣くんじゃないか……おじさんは絶対にやらないけど」
「確かにな、私は間違いをしてるが……救えない弱さのゆえに犠牲を踏み台にする」
少しににやけて笑うネオン、そして拳銃をおろしてポケットに手を突っ込みながら話す
「弱さのゆえに、娘すら犠牲にするのか……大した父親だな。こりゃ泣ける話だな」
「娘は、着実に強くなっていく……私が居なくても大丈夫だ……彼がいる限り。だが染めたてを引くわけにも行かない……その一環としてこれをやる」
宗次郎が、腕を上げた瞬間周りから兵士が次々落ちてくる
それを見た、ネオンは高笑いをしてそしてポケットから手を取り出して宗次郎を睨みつけた
「おじさんを怒らせるとは……どうなっても知らないからね。泣いても知らないからね!」
「行け!奴を殺せ!」
そういった瞬間、兵士が次々倒れていく。
そしてネオンの銃口から煙が上がっていた
「早打ち競争だよ。五つ数えるうちに額ぶち抜くぞ!」
「ふざけやがってこの白髪ジジイが!」
「はぃ、1。デスカウントと言わない優しいおじさんに感謝ししてくれよな」
「クソ、残りの4カウントしてないじゃねぇか!」
「4?知らねぇなそんな数字、1歩の意味だけありゃおじさん見たくなれるんだ」
次々に、倒していくネオンそして銃口が宗次郎に向けられた時天井から一人の男が現れた
「おめぇは……」
「紹介しよ、イミテーションだ。同じ能力に同じ力を持つ人形だ……その見ただけで容姿がそっくりコピー出来る」
ファイングだった、人形とは思えないしっかりした顔立ちと表情。そして剣をこちらに向けて切りつけようとした
「ちっ……さすが金の力だな!」
拳銃を剣にぶつけた状態で競り合っていた、そしてネオンは短剣を投げ飛ばして突き刺さり消えていくイミテーション
「まだ未完成だな……」
銃声が鳴り響き、宗次郎の左足を打ち抜いた
「打ち抜かせてもらったぜ……足をなぁ」
「ぐっ……」
「おやおや、これじゃ使い物になりませんね」
後ろを振り向くネオン、一人の人物が高笑いしながらゆっくり歩いてくる
「何ですかぁ?このザマは?所詮金持ちはその程度ですかぁ?ギャハハハハハハハハハハ!」
「気違い……何しに来た……」
「気違い!?コイツがぁ、同化師……だと」
「まぁまぁ、転移衆の方でしたかぁ?今日はあなたに用はありませんねぇ……宗次郎さん消えなさい!」
黒き火炎が、宗次郎を多い尽くしていた消し去った
ネオンは、怒りのあまり気違いをけ飛ばそうとしたが逆に蹴飛ばされ壁に激突した
「馬鹿じゃないですかぁ?勝てるわけがないのに無謀という文字を理解してないのですかぁ?」
「理解……?なんだそんな言葉は知らねぇ……俺には理解より行動派何でね」
「おやおや?まだ動けるですかぁ?まだ絶望が足りてませんかねぇ?」
よろけながら歩くネオン、そして何故か構えを取る
刀を持ったかのような居合切りみたいな体制、それを見て気違いはバカにした眼差しで見つめていた
しかし、ネオンが勢いよく抜く振りをした瞬間、空間に横線に亀裂が入りずれ落ちる幻覚に晒された気違い
「面白い技ですねぇーー!?」
「自分が切られたのが分かんなかったのか?今の1振りで10回は切りつけた」
着られた場所を中心に、10回切られた気違いそして苦笑いして消えたーー
「逃げやがったか……」
ネオンは、倒れ込んでしまった
地下室で、莫大な情報が敵の研究者へ知れ渡っていた
「気違いが、やられるとか……お前も無様だな」
「ふん、私はやられてはいない」
「だが、民警で死にかけたのは事実だろ」
「アレクサンダー、そこまでにしないと口切り落とすぞ」
にらみ合う2人、そして何処かへ行ってしまった右裏……
退屈そうに眺めているアレクサンダーは静かにつぶやいた
「時はまだ満ちてない……熟せば世界は俺の物になる」

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