Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

恋する機械人(マギヒューマン)

一方、赤坂、実渕、如月チームは会場の中に入ったーー
すると、何故か歓声が響き渡るスタジアムーー
人々は、三人存在すら気づかない
試合が行われていたが赤坂はあることに気がつく
「ダミープログラムだ……」
ダミープログラムーー通称残影映像、偽造システム
本物が歓声してるかのように見えるが実際は違う
誰もいない席に一つ一つ残影映像を当てることで生まれる
目の前に本当に人がいるかのような錯覚を起こす機械だ
偽造システムは、何らかの特殊な機械を屈しして本来ならありえないシステムを作りあげてしまった機能の一貫
例えれば、偽造かどうかわからないゲームをインストールしたらいきなりウイルス感染した感覚だ
「なんだ……真面目に本物と近いな……」
「偽造ものだから騙されんなよ」
「おやおやーー騙されないのですか?」
「誰だ!?」
スタジアムの中央の穴から誰かが出てきたーー
メガネをかけた至って真面目そうな研究員の様だ
「私の技術もまだまだのようですね……」
「お前は誰なんだ……?」
「私の名前ですか?フラッグだ……裏の世界の名前はレジェンド」
「はぁ?レジェンドって何に立ち向かうんだよ」
「実渕……突っ込みどころはそこじゃない」
裏の世界ーー冥界当たりかその辺あたりかと思った赤坂
実際は全然違うのはまだ知らない3人組ーー
「さて。名前を覚えてもらう前にーー」
フラッグの左腕がみるみる変化するーー
魔獣みたいな腕に変化してこちらに向かってとんできた
「侵入者を排除しなければなぁ」
錬金魔術でなんとか防いだ赤坂だったがーー
何故が切られていた体が、深くはないが少し驚く
「赤坂が切られただと……?」
「今まで無かったのにな……これは一体?」
首をゴキゴキ音を鳴らし始めるフラッグーー
かなり余裕がある表情を浮かべている
「くっ……!」
2人は、魔法を使ったがフラッグの腕に触れた瞬間弾き飛ばされて術者に跳ね返ったーー
「実渕、如月!?」
壁に激突する2人を見つめていた赤坂ーー
錬金魔術でも高濃度の技を使えば巻き込む恐れがある
そう考えると間の中立技しか使えないーー
「幻想を我が具現化の元へ降りたまえーー」
赤坂の目の前に現れたのは2本の剣だった
その二本の剣を握りしめてフラッグの左腕を切り下ろした
「やるなぁぁぁぁぁだがこの腕は再生がーー!?」
「再生してないだろ……この剣に切られたものは細胞が凍結状態になるそしてその反対の剣は細胞を活性化させて爆発させる」
「ちっ……ガキのくせになかなかやるなぁ……」
発言的にまだ余裕があり様に感じた赤坂ーー
剣を振って飛ばした波状の刃ーー
なんとフラッグはそれを食べてしまったーー
「対抗免疫……お前にはもう勝ち目がない……」
「やって見なきゃわかんねぇだろ!」
赤坂は、勢いよく切りかかったが、相手の腕を切り落とすどころが全く切れていないーー
「ふん、口ほどでもないな」
腹にパンチをもらい壁側に強く激突するーー
切り落された腕をくっ付けて赤坂が飛ばされた方角に歩き出したーー
「がはっ……ぜっ……禁術使えないから……しんどいなーー!」
いつ切られたかわからないが胸から血が吹いた
「おいおい……流石に治せねぇ……やべ……血が……」
走ってきたフラッグを止める余力すら持っていないーー
遠ざかりそうな意識の中、一人の足が見えたーー
「ココか……私を呼んだのは……おや?」
「誰だかしらねぇがぁぁぁぁぁ死ねぇぇぇ!!」
持っていた剣を使わず、赤坂が作り出した剣を握り
攻撃をかわして真横から床に目掛けて切り落とした
赤坂が作った剣が折れて刃がクルクル回転しながら空中を舞う時ーーフラッグが起き上がり立ち去ろうとしたその人に目掛けて攻撃を仕掛けようとしたがーー
空中を舞っていた刃がフラッグの頭上に突き刺さり倒れた
「俺に勝とうなんて早すぎる、でっ……誰だい俺を呼んだ人……?」
携帯を開きその発信場所を探すと、ここの地下だったということに気がついたその人ーー
周りを見渡し、飛ばされた2人を背負って赤坂のところに来て話を掛ける
「君は、死にかけてるね……どうするこのまま戦前抜けるか、それとも僕と同じく先にすすむか……どちらを選ぶ?」
「おっ……俺はーーーー」
「わかった君の意思を……この2人は安全な場所に置いてくるから少し待ってろ」
そう言ってその場から消えたーー
ぎりぎり自分でつなぎとめていたが流石に状態が厳しい
そんな時に現れた謎の男性ーー
「さぁ行こうか……傷口治したしこの先に」
「あぁーーーー行こう」
中央の謎のエレベータを使い地下2階に辿りいた
中は薄暗く、機械の光だけで点滅していた
試験管見たいな中に、魔獣とかいたった魔物が実験材料として保管されていた
「なんだこれは……?」
「どうやら、ここまで大きくなるとはね……見てみろ目の前にある試験管」
人らしき影が写っていた、これはこれで見たくなかった赤坂、気分を少し悪くしたがまだ平然を保っていた
「人間……?」
「その通りだ……都市事態がこのような事を目論んでいたとはな来て正解みたいだったな」
常に情報を集めている謎の男、赤坂は不自然だとは思っていたが今の現状ではいう議論さえ持たなかった
そのまま道を進むと開けた場所にたどり着いたーー
「来るぞ構えろ……」
猛獣が溢れんばかりに出てきたーー
次々に倒すがきりがない、うかつに大技を使えば傷口が開く今もっている剣が頼りなのだーー
その剣さばきを後ろで見ていた謎の男は、こうつぶやく
「もっと剣に神経を通してみろ」
「はぁ?って……かなりむちゃくちゃなことを……見てないで戦ってくれよ!」
「君がピンチになったら入るよ」
「てめえこれが終わったら石化してやるーー!?」
剣が強い光を放って周りの猛獣が一瞬でかき消された
「やれば出来るんじゃないか……どれ後は私に任せろ」
「あっ、てめえいいとこもっていくんじゃねぇよ!」
ドデカイ魔獣が姿を現し巨大な剣を振り回す
知能がある魔獣らしい、だが謎の男はすべての攻撃ををかわしはじき飛ばして青く輝く技で敵を凍りつかせた
強さが計り知れない、何もかも読んでるかのかわし方そして見たこともない技ーー
「お前……本当に何者なんだ?」
「さぁ、先に進めばわかることさ」
言われるがままに先に進むとさらに下へと繋がる階段を見つけて下る2人ーー
地下3階、起動装置が中心としたそうこのようだ
ここでの目的は機能を麻痺をさせて低下した所を倒す計画らしい
機械人マギヒューマンが数多く居るこの場所を抜けなければ先に進めないーー
「茶を頼む」
「ハイわかりましたーー」
「…………」
「どうかしたのか?」
「今の誰だ!?てか緊張感全く感じれなかったんだけど」
誰かがこちらにまた来たようだ
試しに話しかけてみた赤坂
「あのさぁ、……君たちって機械人マギヒューマンだよね?」
「えぇ、そうですが……なにかおかしなことありましたか?」
おかしい以前に、なぜこんなにしたいし感じになってるのかが良くわかんなくなってきたって赤坂はそう思った
そして楽しそうに会話する謎の男ーー
「さて行くかな……」
「お待ちくださいーー」
機械人マギヒューマンの攻撃を見事にかわした謎の男ーー
どうやら探るためにやったらしいが見事に失敗したらしい
そして敵に囲まれた2人ーー
「逃げられと思いましたか?」
だが、謎の男は機械人マギヒューマンの手を握りつぶやく
「君は可愛いからそんなことしていいと思ってるのか?」
すると謎の男が握った機械人マギヒューマンが武器を下ろして下を向いてつぶやいた
「口説かないでください……恋なんてできないんですからねぇぇぇぇぇぇ!!」
顔を隠して疾走した機械人マギヒューマンーー
唖然とする赤坂と機械人マギヒューマンはただ呆然に逃げた機械人マギヒューマンをただ見つめていた


この展開からどう進む気でいるんだ謎の男よーー!?

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