Re異世界転生から始まる良世界攻略
#00054 ウイルスにはプリンは最強
総力戦、それは「死」と隣り合わせの駆け引きを表す危険極まりない状態ーー
今の状況は完全と言っていいほど無謀で極まりないが
ただ一人を除いて、戦力で唯一ずば抜けた技高度体力と変形自在能力兼ね持つ
存在感的に圧倒するぐらい目立つ
このVRMMOのソフトではイレギュラーの存在自体が無い、今の状況で優先に立つのは彼空翔とイレギュラー本体だけとなるが好都合でもある
どの道、空翔に削ぎなう力を持つモンスター自体が居なく腕試しにもなる『イレギュラー』を倒す意味合いで高鳴る初動を抑え切れなかった
「死」と「生」が確かに隣り合わせだがこの場による戦いには反論の余地なんか存在すらしない
今はただ皆が考えてることはただ一つの事
無事生還と『イレギュラー』を撃破する事をーー
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ラスボスを切りつけるが、削れた気がしない。
流石、『イレギュラー』っと褒めたくなるぐらいだ
たいたいな、HPが10000000とか誰がこんなの作り出したんだよ?チートLvにも程があるなろうが、各ユーザー達は火の息を吸うぐらいにキツそうな顔をしてるのにな
アクアは、空翔になんとなく死んだ目で言う
『それは、お兄ちゃんもでしょ?』
『俺はまだ可愛いチートちゃんだから許せるの!』
『自覚してるじゃん!向こうのラスボスは、このゲームには存在しない『イレギュラー』って呼ばれてるの。チート並に卑劣な強さがあるんだから...いくら何でもお兄ちゃんじゃ無理があるよ』
『ふふっ...最高難易度見たくて面白いんだが。骨がある敵が居なくてつまんねぇ糞ゲーかと思っていたけどな、ある意味面白いぞ...無理ゲーと糞ゲー感がたまんねぇな』
『お兄ちゃんってゲーム知識高い割には頭が悪い方の人の発言するよね』
『どうゆう意味だ!?』
空翔は、HPを回復アイテムを飲み干してフィールドに投げ捨てて。握る剣を光らせながら走り出す
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
スキルを連用しながら放つが逆にラスボスの平手打ち喰らい弾き飛ばされて岩肌に激突する
飛ばされていくのをアクアは目で追いながら
『お兄ちゃん!?』っと驚き声を上げた
火のフィールドのせいて、きょくしてきな連用スキルを放つと意識レベルが低下してしまうのだが...空翔の場合は、意識レベルよりもスキル硬直によるものだけで壊れた岩の間から余裕の笑みをこぼしながら歩いていた
それを見ていたアクアは思わず
『気持ち悪い...何その歪んだ笑...きしょ』
「それを言われらると軽く傷つくなぁアクア...」
『えー、私が知ってるお兄ちゃんはそんな変態な笑なんてしないよ?ほら、ハスキーさがない』
『あのなぁ、アクアの想像と幻視を重ね合わせないでくれないか。マヌーサでも掛かってんのか?』
『マヌーサではなくメタパニを与えたんですよ?』
『はぁ?いやいや...ありえないな、さっきの会話にメタパニの呪文すら感じなかっーー』
空翔は、後ろを振り返るとラスボスの頭上に星の輪っかがクルクルと回転していた
『ーーた...?えっ、マジかよおい!?』
『私に感謝しなさい、遠唱破棄って言う魔法みたいな効果を出すけどただのスタンコードを言っただけ。てへぇ』
『アクア...おぬしもワルよのう?』
『いえいえ、ただめんどくさくかったから早めに終わらせようって思っただけ事です...悪代官殿』
『くくっ...』
『あはははーー!』
すると、空翔はアクアの頭を叩いていう
『全部丸く収めるな!』
『うー...駄目だったか...』
『当たり前だろ、今の行動は利用違反とチート行為で本来ならこの場から消えてるんだからな!』
『じゃあお兄ちゃんは、どう権限でその高ステになったのよ』
空翔は、明後日を振り向きながら言う
『さて、ラスボスを止めようか?』
『知らないなら知らないって言いなさいよ...童貞』
『ぐはぁ...!?』
『お兄ちゃんは、何時になったら私を嫁として見るのよ?』
『それは関係ない...関係ないぞーー!』
『血が繋がってないし、小さい頃の誓を嘘とは言わないよね?私から離れないよね?ね?』
『(や、ヤンデレ混ざってる...!)』
すると、一人の攻略組の人が言う
『今戦闘中なので、ラブコメみたいな事はよその世界で展開して帰って下さい。そして二度と戻ってくるなリア充共よ』
『......(沈黙の二人)』
各攻略組は、交戦真っ最中に暇を弄ぶ事をして注意された
訳だが...これはこれでハズイ。
ラスボスは、防御ガードと言う無色透明な耐久バリアを貼り物理的攻撃が通用しない状況に逃げ回るか壊すまで攻撃をするかに選択を責められた
打つ手が無く困惑だけが周りを煽るように攻撃を焦らせた
おかげで攻略組の人達は動きもバラけていた
「なにか手がないのか……」
「んー……『イレギュラー』だし、攻略方法なんて聞いたことがないわ。それに...あのスキル自体存在しないだけあってめちゃくちゃ耐久性が高いよ」
『だよな、勝てる見込みは薄い...でもさ。こうゆうバリア系のバフって特定以上の攻撃受けるのスタンするよな?』
『お兄ちゃん...まさか?』
『ふ、ゴリ押しさ。ゴリゴリのムサイオッサンの攻略組がある様に、花を添える形で散らせるのさ』
剣をただ見つめて、空翔はラスボスに翳す
『まぁ、もう一本使えば...早く終わるだろ。さて、ラスボス...もう一戦と行こうか?』
空翔は、脇差に隠していた剣を握り抜き取り構えてた
アクアは、微妙な表情で言う
「お兄ちゃん、二刀流は流石にまずいよ…。反射神経と感覚、交差する間合いを全て把握してないと扱えないよ?」
『確かにそうだけど...なんかしっくり来なくてな。何だろうな、片手で不満じゃないが...なんつーか空いた手を埋める意味でこの方がしっくりくるんだよ』
『やめなよ、初心者に近いんだし...迂闊にしたら自分の手にダメージを与えちゃうよ?』
「心配するなアクア、お兄ちゃんはそんな事しないよ。だから信じーーろ?」
言ってるそばから、自分の右腕に左手の剣を刺していた
HPが微弱に減り始めていた
アクアは、深い溜息をつきながら左腕を掴み引き抜きながら
『バカ...なんで言ってるそばから刺してんの?』
『わ、わりぃ...』
『ほら、速くラスボスに行きなよお兄ちゃん!』 
アクアは、空翔の背中を押すように叩いた
仕方がない感じな表情を浮べながら空翔はラスボスへと歩き始めた
2本の剣を握りしめながら、戦ってる攻略組に声をかける
『頭に表示されてる名前から、ケツ、パーサック、今にも泣きそうなA...ってめぇーらアバターの名前適当すぎるだろ!ふざけてんのか!』
『うるせぇ、ああああって名前つけようとしたら受理落ちしてデータ破損したから仕方かわなくこうしたんだ!』
『第一、AAAAって付けようとしたら不適切な言葉ですって表示されて頭にきて書いたやつが通ったからショック感が今2倍増しだ!』
『俺は...何で名前がとおたかさえ分からない...。ケツってどうゆう事だ?ケツって不適切な言葉じゃないのか?』
瞬時に攻略組達はその人の顔を見た、そして理解した
あぁなるほど、顔の下にあるケツみたいな顎のせいか...
略してケツ顎だけど、見た目で判断したシステムスペックがすげぇよ...
哀れ目な眼差しでその人に視線が一斉に集まり、そのすきにラスボスが攻撃を仕掛けて何人かアバターが消えた
そして叫ぶ1部攻略組達ーー
『てめぇのケツ顎のせいで、仲間が死んだじゃねぇかよ!どう責任にとるんだケツ顎!』
『見とれてるやつの方が悪いだろうがぁ!』 
っと騒いでる中、空翔は集中しながらスキルを放つ
「うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
上位スキルと呼ばれる、《エナジースパイク》を連用しながら放つ
連用は、ただスキルを終わらせて別の方角から同じスキルを放つって意味合いがある
システムアシストを使わずにイメージで体を動かす
そして他の攻略組も総攻撃をする中での36回目のエナジースパイクでようやく亀裂が走り
バキンと音がした、防御壁の全体にヒビが入り...最後の一撃にケツ顎の人が大きな一撃を入れて砕け散らせた
ラスボスは大幅にスタンして体制を崩して片膝を地面についた
「えっ……砕いじゃったよ!?」
「ケツ顎に恨みがあるが、今はいい...みんなやるんだ!」 
『うおォォォォォォォォーー!!(フィールドに居る攻略組の総声)』
全員はスタンしたラスボスへ走り切り込んでゆく
しかし不思議と空翔は、動かなく意外な一言を吐く
「逃げろ!!」
『ん?自分だけラストアタックもらう気やろ?そうはさせへんで!』
『馬鹿野郎!そいつは、スタンじゃない...第2フォームチェンジだ!』
『なっ!?んな事あるかいな!寝言は寝て言えや!』
『いや、ワイら寝てませんわ』
『せやな。寝ているのは本体のワイの体やな...って似たようなもんやろ!』
『旦那ァー、マジ勘弁してやー』
『あはははーーー...なんや、この赤いのはーー?』
その声を聞きとった人は何人書いたが大半は無視や聞きそびれた兵士達がラスボス射程範囲マークが現れてにスキルを放なたれて吹き飛ばされた
「ぐおぁぁぁぁぁぁぁおぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その耳を引き千切るかの雄叫びを上げて周りにいた攻略組達は一斉にビビりだす
「鼓膜が破けそうだ...なんだこの声!」
『音が跳ね返って余計騒音を出してるに違いない。このステージは邪魔するものが少ない、言わばやまびこ並に声が跳ね返り倍になる』
『んな、雑学は今は要らねぇよ!』
ラスボスは、ゆっくりと立ち上がり赤く目を光らせて攻略組立ちを見おろしていた
切り飛ばされた攻略組達は、壁に激突して大半HPゲージにヒビが入り砕け散って、攻略組達の姿自体消えたのだ
まじかで見るのはこれで初めてだった
「なんだよ?もうログアウトしたのかよ」
大半の攻略組は、今起きてる事実を知らない
勿論アクアも、教えて知ったが...たまにしか戦わなくなった
この状態で攻略組ユーザーに知らせるとさらに混乱を招き自滅者が出かねない...今は言わないで置いた方がいいのかもしれない。
「......」
『お兄ちゃん...』
『分かっている、そいつらの分までやろう』
『うん』
すると、騒めく攻略組達...因みにこのラスボス戦に四つの攻略組が参戦している。その名前はチーム破滅団、不決に取り残された組、紅血の攻略組の四つ率いる総勢メンバー数はざっと50人くらい居る
その内の25名が死んだ事になるが、その中で騒めかせていたチーム破滅団はこんなことを言う
『こんなものは、俺達チート組に任せろ』
そう、チーム破滅団メンバーは...チート集団で結成されていた違法攻略組だったのだ
空翔は、それを見てそのチーム破滅団に向かって言う
「チートでどうにかなる問題じゃない」
「あん?誰だお前?」
『チートなんてバレない範囲でやれば捕まんないんだよ』
『イレギュラーボスだろうが、俺達のズルを便乗されちゃ...腹が立つ。ただそれだけのことだ』
『勝てる自信があるなら、お前らチームで勝手にやれ。俺達はズルなんてしない方法で倒す』
 
空翔は、そう言い捨ててその場を離れて戻った
『なんだあいつ...?』
『ふん、所詮凡民の理屈なんて聞いてられない。相手にするなよ?』
『チートを使わないなんてそんなんだけどなぁ』
『まぁいい、チートが最強って凡民に知らしめればいい話だろ』
ただ、問題なのは...2チーム組の1組だけがチーム名が2人だけとなっていた 
紅血の攻略組、大半が関西人チームで一番活気があったが...あの一撃でチームの殆どが消えていった
この二人は、補助担当でフィールドから離れていて運良く免れたのだが...怯えていてもはや戦力にもならない
「アクア、あの攻略組ってどうなんだ?」
「うーんと、ケツ顎がチームリーダーのケツで不決に取り残されたって名前で仲間を集めていたよ。分裂する時にイケメンかケツ顎リーダーを選ぶかで不決で決まったとも言われてるわ」
『いや、詳細とかじゃなくて...戦力的にだ』
『今のところではトップ攻略組かな』
『なら、問題ないか...俺達はどうする?』
『決まってるでしょ?』
そう言い放ち微笑むアクアと空翔は走りだすーー 
二手に分かれてクロスするみたく走り回り剣で切り
ラスボスの体制を崩すために足の関節を切りつけ、体制を崩崩した瞬時に二人揃って顔に突属性攻撃スキルをを首元に放ち貫かせるーー 
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!(二人の声が響く)」
削れたラスボスHPは半分を下回り始めた
無数に飛び回り切りながら敵に攻撃を読ませない連帯技に攻略組達は驚くーー
その飛び方と光り輝くスキルが靡かせて鮮やかな絵になる
ような幻想的な物となった
『すげぇ...なんだよあれ...』
『暗い場所でライトを回転させてるあれに見える...』
しかし、ラスボスも負けじからぬ様にアクアと空翔の速度に追いつき始める
「もうダメだ……技が通用しないぞ」
『はぁ...はぁ...体力と気力的にも...限界だよ』
ギリギリの所で、かわしたりしたり無茶苦茶な戦い方に二人の疲労はピークを超えていた
ラスボスの速度が早くなったのではなく、こちらのスピードが落ちていたのだ
これ以上やれば意識レベル自体が危なくなるっと判断した瞬間、チート組が再び現れていう
「邪魔すんな!」
「凡民は、そのへんで寝てろ!」
『勝てないなら、見てろ...チートの恐ろしさを教えてやんよ』
チート攻略組達は、次々に該当しないスキルをぶっぱなし始めたーー
魔法がないゲームなのに、それに近いスキルを使っていた
ラスボスは、全てを喰らいHPが残り半分まで減らした
『これがチートの力だ!お前ら感謝しろよ!』
『ふん、感謝なんかより...俺達の邪魔した罪を受けてもらおうか』
それを聞いていたケツは、チート攻略組に向かって言い放つ
『割り込んで来といて、礼儀を知らない無知な奴らに俺達が頭を下げると思うか!』
『黙れ低脳雑魚』
『成り上がってんじゃねぇよ!イキリは最後に自滅するって法則があんだぞ!』
『イキリはお前達だろ!弱いくせにラスボスなんかにでしゃばって出てくんなよ!』
『チートの分際でよく言うなぁ?チートを外してみろよ、そしたら実力認めてやるよ』
睨み合う二人のリーダー、するとラスボスがさっきよりも断然早い攻撃を仕掛けてきた
驚き戸惑い逃げそびれたチートリーダーを一撃で切り裂き消し飛ばした
部下達は、歯を鳴らしながらチート攻撃を仕掛ける
だが、ラスボスには無効ダメージと表示されてバトルステータスが上昇マークが記載された
『な、なんだと...?』
『チートを吸収...いや無効ダメージだと?』
『有り得ん...ありえない。認めない、認めるわけにはいかねぇんだよーー!!』
『おっ、おいよせよ!』
とっさに一人の副団員らしき人物はラスボスに突っ込んでいき...喰われた
チート攻略組達は次々にやられて行き、最後の一人となった瞬間ーー
『邪魔すんじゃねぇぞ...チート!』
空翔はラスボスの剣を2本の剣で抑え込む
そして空翔は、地面に足をめり込ませながらも叫ぶ
『アクア今だ!スキルを放てーー!』
アクアは壁を飛びながらラスボスへと飛び跳ねて、頭上からしたに目掛けて直線系スキルを放った
ラスボスは、頭から強い一撃を受けて地面に向かって顎を強く打ち付けてた
「...」
「俺達の邪魔した報いを、返してもらわなければならないなぁ?チート君よ、君は後に民警に突き出すから覚悟しろよ」
『はい...』
気絶するラスボスに目掛けて、ケツ顎が率いる攻略組が総攻撃を始めた
アクアは、ラスボスの頭の上からゆっくりと飛び降りて空翔の元に向かって走り出した
すると空翔は、頭を抱えながら言う
「はぁ...まいったな、最上位スキルって無いんじゃん。えー、これどうする気だ?」
『お兄ちゃん!』
『うおっ!?いきなり抱きつくなよ!』
「えへへ...」
『なんか嬉しそうだな...』
『久々の頼み事が嬉しくてついね』
やれやれと思いながら、頭を軽く撫でる
そしてラスボスは...HPがなかなか減らないのを空翔は目視しながら
「アクア...」
『なに?お兄ちゃん!』
『あ、あのなぁ...密着しすぎだぞ』
『いーじゃん、ケチくさいこと言うと嫌われるよ?』
『だ、だがな...(周りの視線を見る)』
かなり殺気がこもった眼差しで空翔を眺めている
う、世間様の視線が...痛々しい 
空翔はアクアを剥がすように体から離した
すると、何故かアクアが泣き目でこちらを見ていた
その眼差しを我慢して、後ろにある岩肌に軽く投げ飛ばした
そして空翔はこう思う
悪く思わないでくれ...世間様の目が黒く染まる前に話しておかなくてはならないのだ
空翔はアクアをチラッ見ると、キョトンとして魂が抜けたような顔をしていた
フリーズタイムが始まった様なので、空翔は安心した顔で二本の剣を再び握り抜き取りながら
「こんな糞ゲー、終わらせてやる!」
空翔は、ラスボスに目掛けて走り出した
走る空翔をケツ顎攻略組メンバーは避けて道をつくる
「さて、トドメの一撃を入れてやんよ!」
2本の剣を光らせながら、ラスボスに攻撃を開始する
スキルを連用なら、負ける気がしねぇよ
ラスボスは雄叫びを上げて空翔に攻撃を仕掛けてくる
攻撃を避けながら、再び近寄りラスボスの眼前でスキルを放つーー
「連用スキルだが、ラストアタックには持ってこいだーーー!」
《スクリューロードスパイク》
四度回転して、左右に切り裂くように切り込み、斜め上に飛びながら突き破り、上空で敵背後から縦2本横2本切りつけて、最後は空中なら自信が回転しながら突き刺さす11連撃ーー
全て二刀流スキルの初級から上級者スキルを混ぜた連用スキルだ
最後のスキルだけあり威力も計り知れない
みるみるラスボスの体力を削りまくる
『うぉぉぉぁぁぁーー!!』
気迫がある声に周りは言葉を失う
負けじとラスボスは、空翔の右手の剣を握る
しかし、空翔は遠心力でラスボスの腕を突き刺した瞬間...ラスボスは右手を手放し、そのまま斜め上に向かって切り上げていくーー
ラスボスの左腕から斜め上に切り上げて空翔は空中で、二本の剣を揃えながら右肩から下に向かって切り下ろした
『グォォォォーー!?』
『これで終わりだぁぁぁーー!!』
空翔は、スパイクを使いラスボスに突進して貫いたーー
全てのゲージを破壊して砕け散る
ラスボスは光出して砕け散った
そして、眼前に現れたのはクリアっと書かれた文字だった
一人ずつ、拍手が飛び交い...やがて歓喜の声と拍手が巻き上がった
『やるじゃねぇかよ!』
『......』 
しかし空翔の香は消して晴れてなかった
そして、空翔はある事を生きてる生存者に告げる  
『祝福してくれてるところ、申し訳ないんだが...このゲームはウイルスによって帰ることが出来ない』
すると、辺りはざわめくが空翔は更に言う
『ログアウトが無いのに気づいたか?』
『えっ...?』
『マジだ...俺もない...』
『じ、じゃあ...さっき消えたヤツらって...』
『言い難いんだが、死んだとしか...』
『う、嘘だろ...?』
「…なんとかならないか?」
出来ることは、ウイルスを倒す事しか今はない
これをなんていえば良いか、言葉にーー
困ってる空翔を見かねて、アクアが姿を現して言う
『ウイルスを倒すのよ』
『う、ウイルスを...?』
『で、でもどうやって?』
『普通の攻撃には支障がないと思うわ、でも相手も未数値な部分があるから...むずかしいわ』
すると、画面背景が微かにブレ始めてくる
画面背景が二つに切られたような直線が横走りその隙間から現れた全身タイツの黒い男の姿が表れた
『やぁ、僕ウイルス...仲良くしてね』
『う、ウイルスが...来ちゃった?』
『あれ?なんで実体化してるんだろう...』
 
サーバに入り込むウイルス、詰まり入るの意味を間違えた馬鹿なウイルスが一体居る
すると、辺りが黒く染まり始めるーー
「ウイルス来てるぞ!」
『ウイルスと言ったらシ〇テマー♪』
『虫歯対策じゃない!ウイルス対策して!』
『みんな...ウイルス対策の名前って分かる?』
『......』
『ワクチンだと思うよ』   
『おぉ、それか...って最初から言えよ!』  
『予防接種みたいなもんだよ、検体は...あそこにいるウイルスくんに頼むしかないよ』
『えー?僕が何をしたの?』
すると、攻略組達は恐ろしい眼差してウイルスを見おろしながら
 
『検体は動くんじゃねよ』  
『世界のサーバーを救うのは俺達しかいないんだ』 
『雑菌様はそこで見ていろ』
『いや、虫歯菌じゃないって...』
『静かなツッコミは要らねぇよ、さぁ何が弱点か言えやゴラァ!』
全身タイツの男の首をつかみ揺すりまくる攻略組ーー
移動速度がブレかけてきた、サーバーにウイルスが入り邪魔し始めてきてるようだ
そして空翔は攻略組に言う
『こうなったら、作るぞワクチンとやらを!』
『オッケーだ、マウ〇ウォッ〇ュを作る素材を集めるぞ!』
『いや、歯周菌とは違うって...』
『全身タイツは黙ってろ!』
『は、はい...』
アクアは、今だに魂が抜けたような顔をしたまま...素材集める攻略組達の姿を見ていた
「ナンダカヘンダヨ?」
『おい、こいつ...空翔って奴の付き人じゃねぇ?』
『なんかおかしいぞ...?』
『オカシクナイヨ?』 
『やばい、標準語喋れてないぞ』 
『い、行こうか...』
『お、おう...』
攻略組全員が、素材集めで徹してる中...ウイルスにより毒状態のデバフが付いた
毒ダメージを受けながら、必死に集めた素材が積み重なるように重ねられた
そして空翔はあることに気づく
「あねさ、これを調理出来るスキル上げてる人っているか?」 
『た、確かに...誰もいない...(攻略組全員の声)』
そして再び全身タイツの男の首をつかみ揺らし始めながら   
『てめぇ!ウイルスを制御できねぇのか!』 
『む、無理です...僕にはどうにも...』 
『なら何でお前が実体化してんだよ!出来るからだろおい!』 
『そ、そんな無茶苦茶な...ぐはっ!』
『もう1回同じこと言ったら、全員でボコるぞ?お?』
 
空翔は、実体化したウイルスに責めている攻略組立ちを見て静かにため息をついて魂が抜けたような顔をしていたアクアの元に行きながら言う
『調理スキルを持つ子はアクアしかいないってことか、ほら起きるんだ』
『ワタシハダレデスカ?』
空翔は、ストレージからあるアイテムを取り出す
それは、プリンだった
アクアの眼前で左右に揺らしながら 
 
『ほら...食べたいだろ?これお前の好物だよなぁ...お兄ちゃん食べちゃおうかなーー?』
空翔は、スプーンを手に持ちプリンに突こうとした瞬間
アクアが我に帰り空翔の顔に右ストレートパンチを入れて
空中に舞うプリンを受け取り、腰に手を当てながら言う   
『プリンは私の好物よ!それは、好きなお兄ちゃんでも譲れない品物よ。危うくプッツンプリンになる所だったわ』
空翔は、殴られた顔を拭きながら
『アクア出番だ...ってまずプリン置いてくれませんか?』
アクアはプリンをほうばりながら満面な笑をこぼしていた
『あ、アクアさん...ねぇ聞いてます?』
『プリンだけは、プリンは...あぁ滑らかな口触りが私を包んでるわ...』
完全に自分の世界に入っちゃってるアクアを呆れた顔でただ眺めるしかなかった
全身タイツの男が現れてから1時間で受理落ちとバグが目立つようになった
「作るしかない...」
「失敗するから辞めとこうぜ...ほらああなる」
謎の液体を全身タイツの男に無理くり飲ませる攻略組達が見える
魔女が作るあのどくどくそうな、液体を瓶に詰めて全身タイツの男に流し込む流れをやっていた
何故ならば、さっさと終わらたいからだ
「ぐはっ……!?」
『ほらほら飲め!』
『ワクチンじゃないね...』
すると、瓶を地面に向かって叩き割った
「はぁぁぁぁ……っまたかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
『これは、精神が削ぎ剥がされているね...ワクチン飲む?』
『要らねぇよ!なんでこんな事しなきゃならねんだよ!』
苛立ちを見せる一人の攻略組、するとアクアが飛び乗るように頭を踏みつけて立ち上がり言う
『モタモタしない、私が作るから順次に虫歯菌の口に入れて!』
「うん、君が踏みつけたやつはどうすればいいかな?」
『溶岩に捨てといてもいいわ』
 
アクアは踏みつけた人から避けて、調理器具がある場所に向かいナイフを取り出す
そしてアクアに踏まれた男は溶岩に落とそうとした
 
『ま、まてぇ!仲間をこんな熱々な場所にすてる気か!』
『まぁ、命令だしね』
『あの世に行っても忘れない、だから綺麗にくたばれよな...グズッ...』
『死ぬ前提にしないでくれぇぇぇ!頼むから俺を見捨てないでぇぇぇぇーー!!』
その叫びを無視して調理スキル発動して調理を始めるアクア
次々にし作品を作るが...
全部プリンにしか見えないことに気付く
「よし!終わったよ」
「ぷ、プリン...」
『端から端まで...』
『プリン』
『見る中身は全て』
『プリン』
アクアはどや顔で言う
『プリンを愛する人は悪い人じゃない』
『ぷ、プリン関係ねぇだろ!?』
『虫歯菌がさらに増築するだろうがぁ!』
『いや、虫歯菌関係ないって...』
『おめェは黙ってろ!』
アクアの手料理は全て...プリンにしてしまうマジックがある
料理はできるのに何故かプリン変化してしまうだめ、手料理はしないように止めたらしいが...実際この場になるとかなり頼りがいを感じるそんな気がする
空翔はプリンが入ってる便を握り、無言で全身タイツの男の口の中に入れた
後ろを振り向き空翔は言う
『ぐたぐた言ってないで、さっさと挿入してやれよ』
『お、おう...』
すると、黒い全身タイツの男は白の全身タイツへと変わり
攻略組へ言う
 
『長い夢でも見ていたようだ...』
周りにいた攻略組は顔を引つり出す
何故ならば白の全身タイツの男は悟りを開いた眼差しをしていたからだ
『今からプリンによる裁きを、このウイルスに放ちたいと思いますではこれでーー』
強い光を放たながら彼は消えた
そしてウイルスは全て消え去り、順次に強制ログアウトされて行ったーー
ただ一つ『セーブデータ飛んだのか』的なツッコミがなかったのが謎だった
まぁ、それよりも不気味だった消える前のあの笑いに言葉を失ったに違いないのだろう
それと義理の妹アクアには、感謝しかない
『プリンは最強』っと言っていたことが本当だったという事に感服した...いろんな意味で。
「プリンって強いな」
「でしょ?」
『まぁ、お前のプリン愛が凄かったとしかーー!?』
アクアの胸を思わず人差し指で突いてしまう
アクアは、無言で剣を取り出して笑いながら言う
『お兄ちゃん...?私の胸を触った時の顔さ...少し物足りないなぁって思ったでしょ!!』
『アクアさん、今転送空間だから辞めて!』
『知るか!バカお兄ちゃんーー!』
手痛い一撃を貰い、理不尽な気持ちがある中での帰還
まぁ、無事帰れるんだから会ったら謝ろうーー
空翔は、目を覚ました瞬間...綺麗な青空を見上げていた
メガネギアを取り外して周りを見渡した
すると、複数の同じギアをつけた人が横たわってたり周りを探索する人が何人か目に留まりながら
「って……なんですかこの状況は?」っと一言口から出た
だいぶする前と違い見知らぬ場所で起き上がった背後にあった置き手紙を手に取る
手紙の封を開けて中身を確認してする
何枚かの文章が書かれていが、今の空翔では読めない字だったが...おかしな事が起きてるには違いかない様だーー
今の状況は完全と言っていいほど無謀で極まりないが
ただ一人を除いて、戦力で唯一ずば抜けた技高度体力と変形自在能力兼ね持つ
存在感的に圧倒するぐらい目立つ
このVRMMOのソフトではイレギュラーの存在自体が無い、今の状況で優先に立つのは彼空翔とイレギュラー本体だけとなるが好都合でもある
どの道、空翔に削ぎなう力を持つモンスター自体が居なく腕試しにもなる『イレギュラー』を倒す意味合いで高鳴る初動を抑え切れなかった
「死」と「生」が確かに隣り合わせだがこの場による戦いには反論の余地なんか存在すらしない
今はただ皆が考えてることはただ一つの事
無事生還と『イレギュラー』を撃破する事をーー
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ラスボスを切りつけるが、削れた気がしない。
流石、『イレギュラー』っと褒めたくなるぐらいだ
たいたいな、HPが10000000とか誰がこんなの作り出したんだよ?チートLvにも程があるなろうが、各ユーザー達は火の息を吸うぐらいにキツそうな顔をしてるのにな
アクアは、空翔になんとなく死んだ目で言う
『それは、お兄ちゃんもでしょ?』
『俺はまだ可愛いチートちゃんだから許せるの!』
『自覚してるじゃん!向こうのラスボスは、このゲームには存在しない『イレギュラー』って呼ばれてるの。チート並に卑劣な強さがあるんだから...いくら何でもお兄ちゃんじゃ無理があるよ』
『ふふっ...最高難易度見たくて面白いんだが。骨がある敵が居なくてつまんねぇ糞ゲーかと思っていたけどな、ある意味面白いぞ...無理ゲーと糞ゲー感がたまんねぇな』
『お兄ちゃんってゲーム知識高い割には頭が悪い方の人の発言するよね』
『どうゆう意味だ!?』
空翔は、HPを回復アイテムを飲み干してフィールドに投げ捨てて。握る剣を光らせながら走り出す
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
スキルを連用しながら放つが逆にラスボスの平手打ち喰らい弾き飛ばされて岩肌に激突する
飛ばされていくのをアクアは目で追いながら
『お兄ちゃん!?』っと驚き声を上げた
火のフィールドのせいて、きょくしてきな連用スキルを放つと意識レベルが低下してしまうのだが...空翔の場合は、意識レベルよりもスキル硬直によるものだけで壊れた岩の間から余裕の笑みをこぼしながら歩いていた
それを見ていたアクアは思わず
『気持ち悪い...何その歪んだ笑...きしょ』
「それを言われらると軽く傷つくなぁアクア...」
『えー、私が知ってるお兄ちゃんはそんな変態な笑なんてしないよ?ほら、ハスキーさがない』
『あのなぁ、アクアの想像と幻視を重ね合わせないでくれないか。マヌーサでも掛かってんのか?』
『マヌーサではなくメタパニを与えたんですよ?』
『はぁ?いやいや...ありえないな、さっきの会話にメタパニの呪文すら感じなかっーー』
空翔は、後ろを振り返るとラスボスの頭上に星の輪っかがクルクルと回転していた
『ーーた...?えっ、マジかよおい!?』
『私に感謝しなさい、遠唱破棄って言う魔法みたいな効果を出すけどただのスタンコードを言っただけ。てへぇ』
『アクア...おぬしもワルよのう?』
『いえいえ、ただめんどくさくかったから早めに終わらせようって思っただけ事です...悪代官殿』
『くくっ...』
『あはははーー!』
すると、空翔はアクアの頭を叩いていう
『全部丸く収めるな!』
『うー...駄目だったか...』
『当たり前だろ、今の行動は利用違反とチート行為で本来ならこの場から消えてるんだからな!』
『じゃあお兄ちゃんは、どう権限でその高ステになったのよ』
空翔は、明後日を振り向きながら言う
『さて、ラスボスを止めようか?』
『知らないなら知らないって言いなさいよ...童貞』
『ぐはぁ...!?』
『お兄ちゃんは、何時になったら私を嫁として見るのよ?』
『それは関係ない...関係ないぞーー!』
『血が繋がってないし、小さい頃の誓を嘘とは言わないよね?私から離れないよね?ね?』
『(や、ヤンデレ混ざってる...!)』
すると、一人の攻略組の人が言う
『今戦闘中なので、ラブコメみたいな事はよその世界で展開して帰って下さい。そして二度と戻ってくるなリア充共よ』
『......(沈黙の二人)』
各攻略組は、交戦真っ最中に暇を弄ぶ事をして注意された
訳だが...これはこれでハズイ。
ラスボスは、防御ガードと言う無色透明な耐久バリアを貼り物理的攻撃が通用しない状況に逃げ回るか壊すまで攻撃をするかに選択を責められた
打つ手が無く困惑だけが周りを煽るように攻撃を焦らせた
おかげで攻略組の人達は動きもバラけていた
「なにか手がないのか……」
「んー……『イレギュラー』だし、攻略方法なんて聞いたことがないわ。それに...あのスキル自体存在しないだけあってめちゃくちゃ耐久性が高いよ」
『だよな、勝てる見込みは薄い...でもさ。こうゆうバリア系のバフって特定以上の攻撃受けるのスタンするよな?』
『お兄ちゃん...まさか?』
『ふ、ゴリ押しさ。ゴリゴリのムサイオッサンの攻略組がある様に、花を添える形で散らせるのさ』
剣をただ見つめて、空翔はラスボスに翳す
『まぁ、もう一本使えば...早く終わるだろ。さて、ラスボス...もう一戦と行こうか?』
空翔は、脇差に隠していた剣を握り抜き取り構えてた
アクアは、微妙な表情で言う
「お兄ちゃん、二刀流は流石にまずいよ…。反射神経と感覚、交差する間合いを全て把握してないと扱えないよ?」
『確かにそうだけど...なんかしっくり来なくてな。何だろうな、片手で不満じゃないが...なんつーか空いた手を埋める意味でこの方がしっくりくるんだよ』
『やめなよ、初心者に近いんだし...迂闊にしたら自分の手にダメージを与えちゃうよ?』
「心配するなアクア、お兄ちゃんはそんな事しないよ。だから信じーーろ?」
言ってるそばから、自分の右腕に左手の剣を刺していた
HPが微弱に減り始めていた
アクアは、深い溜息をつきながら左腕を掴み引き抜きながら
『バカ...なんで言ってるそばから刺してんの?』
『わ、わりぃ...』
『ほら、速くラスボスに行きなよお兄ちゃん!』 
アクアは、空翔の背中を押すように叩いた
仕方がない感じな表情を浮べながら空翔はラスボスへと歩き始めた
2本の剣を握りしめながら、戦ってる攻略組に声をかける
『頭に表示されてる名前から、ケツ、パーサック、今にも泣きそうなA...ってめぇーらアバターの名前適当すぎるだろ!ふざけてんのか!』
『うるせぇ、ああああって名前つけようとしたら受理落ちしてデータ破損したから仕方かわなくこうしたんだ!』
『第一、AAAAって付けようとしたら不適切な言葉ですって表示されて頭にきて書いたやつが通ったからショック感が今2倍増しだ!』
『俺は...何で名前がとおたかさえ分からない...。ケツってどうゆう事だ?ケツって不適切な言葉じゃないのか?』
瞬時に攻略組達はその人の顔を見た、そして理解した
あぁなるほど、顔の下にあるケツみたいな顎のせいか...
略してケツ顎だけど、見た目で判断したシステムスペックがすげぇよ...
哀れ目な眼差しでその人に視線が一斉に集まり、そのすきにラスボスが攻撃を仕掛けて何人かアバターが消えた
そして叫ぶ1部攻略組達ーー
『てめぇのケツ顎のせいで、仲間が死んだじゃねぇかよ!どう責任にとるんだケツ顎!』
『見とれてるやつの方が悪いだろうがぁ!』 
っと騒いでる中、空翔は集中しながらスキルを放つ
「うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
上位スキルと呼ばれる、《エナジースパイク》を連用しながら放つ
連用は、ただスキルを終わらせて別の方角から同じスキルを放つって意味合いがある
システムアシストを使わずにイメージで体を動かす
そして他の攻略組も総攻撃をする中での36回目のエナジースパイクでようやく亀裂が走り
バキンと音がした、防御壁の全体にヒビが入り...最後の一撃にケツ顎の人が大きな一撃を入れて砕け散らせた
ラスボスは大幅にスタンして体制を崩して片膝を地面についた
「えっ……砕いじゃったよ!?」
「ケツ顎に恨みがあるが、今はいい...みんなやるんだ!」 
『うおォォォォォォォォーー!!(フィールドに居る攻略組の総声)』
全員はスタンしたラスボスへ走り切り込んでゆく
しかし不思議と空翔は、動かなく意外な一言を吐く
「逃げろ!!」
『ん?自分だけラストアタックもらう気やろ?そうはさせへんで!』
『馬鹿野郎!そいつは、スタンじゃない...第2フォームチェンジだ!』
『なっ!?んな事あるかいな!寝言は寝て言えや!』
『いや、ワイら寝てませんわ』
『せやな。寝ているのは本体のワイの体やな...って似たようなもんやろ!』
『旦那ァー、マジ勘弁してやー』
『あはははーーー...なんや、この赤いのはーー?』
その声を聞きとった人は何人書いたが大半は無視や聞きそびれた兵士達がラスボス射程範囲マークが現れてにスキルを放なたれて吹き飛ばされた
「ぐおぁぁぁぁぁぁぁおぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その耳を引き千切るかの雄叫びを上げて周りにいた攻略組達は一斉にビビりだす
「鼓膜が破けそうだ...なんだこの声!」
『音が跳ね返って余計騒音を出してるに違いない。このステージは邪魔するものが少ない、言わばやまびこ並に声が跳ね返り倍になる』
『んな、雑学は今は要らねぇよ!』
ラスボスは、ゆっくりと立ち上がり赤く目を光らせて攻略組立ちを見おろしていた
切り飛ばされた攻略組達は、壁に激突して大半HPゲージにヒビが入り砕け散って、攻略組達の姿自体消えたのだ
まじかで見るのはこれで初めてだった
「なんだよ?もうログアウトしたのかよ」
大半の攻略組は、今起きてる事実を知らない
勿論アクアも、教えて知ったが...たまにしか戦わなくなった
この状態で攻略組ユーザーに知らせるとさらに混乱を招き自滅者が出かねない...今は言わないで置いた方がいいのかもしれない。
「......」
『お兄ちゃん...』
『分かっている、そいつらの分までやろう』
『うん』
すると、騒めく攻略組達...因みにこのラスボス戦に四つの攻略組が参戦している。その名前はチーム破滅団、不決に取り残された組、紅血の攻略組の四つ率いる総勢メンバー数はざっと50人くらい居る
その内の25名が死んだ事になるが、その中で騒めかせていたチーム破滅団はこんなことを言う
『こんなものは、俺達チート組に任せろ』
そう、チーム破滅団メンバーは...チート集団で結成されていた違法攻略組だったのだ
空翔は、それを見てそのチーム破滅団に向かって言う
「チートでどうにかなる問題じゃない」
「あん?誰だお前?」
『チートなんてバレない範囲でやれば捕まんないんだよ』
『イレギュラーボスだろうが、俺達のズルを便乗されちゃ...腹が立つ。ただそれだけのことだ』
『勝てる自信があるなら、お前らチームで勝手にやれ。俺達はズルなんてしない方法で倒す』
 
空翔は、そう言い捨ててその場を離れて戻った
『なんだあいつ...?』
『ふん、所詮凡民の理屈なんて聞いてられない。相手にするなよ?』
『チートを使わないなんてそんなんだけどなぁ』
『まぁいい、チートが最強って凡民に知らしめればいい話だろ』
ただ、問題なのは...2チーム組の1組だけがチーム名が2人だけとなっていた 
紅血の攻略組、大半が関西人チームで一番活気があったが...あの一撃でチームの殆どが消えていった
この二人は、補助担当でフィールドから離れていて運良く免れたのだが...怯えていてもはや戦力にもならない
「アクア、あの攻略組ってどうなんだ?」
「うーんと、ケツ顎がチームリーダーのケツで不決に取り残されたって名前で仲間を集めていたよ。分裂する時にイケメンかケツ顎リーダーを選ぶかで不決で決まったとも言われてるわ」
『いや、詳細とかじゃなくて...戦力的にだ』
『今のところではトップ攻略組かな』
『なら、問題ないか...俺達はどうする?』
『決まってるでしょ?』
そう言い放ち微笑むアクアと空翔は走りだすーー 
二手に分かれてクロスするみたく走り回り剣で切り
ラスボスの体制を崩すために足の関節を切りつけ、体制を崩崩した瞬時に二人揃って顔に突属性攻撃スキルをを首元に放ち貫かせるーー 
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!(二人の声が響く)」
削れたラスボスHPは半分を下回り始めた
無数に飛び回り切りながら敵に攻撃を読ませない連帯技に攻略組達は驚くーー
その飛び方と光り輝くスキルが靡かせて鮮やかな絵になる
ような幻想的な物となった
『すげぇ...なんだよあれ...』
『暗い場所でライトを回転させてるあれに見える...』
しかし、ラスボスも負けじからぬ様にアクアと空翔の速度に追いつき始める
「もうダメだ……技が通用しないぞ」
『はぁ...はぁ...体力と気力的にも...限界だよ』
ギリギリの所で、かわしたりしたり無茶苦茶な戦い方に二人の疲労はピークを超えていた
ラスボスの速度が早くなったのではなく、こちらのスピードが落ちていたのだ
これ以上やれば意識レベル自体が危なくなるっと判断した瞬間、チート組が再び現れていう
「邪魔すんな!」
「凡民は、そのへんで寝てろ!」
『勝てないなら、見てろ...チートの恐ろしさを教えてやんよ』
チート攻略組達は、次々に該当しないスキルをぶっぱなし始めたーー
魔法がないゲームなのに、それに近いスキルを使っていた
ラスボスは、全てを喰らいHPが残り半分まで減らした
『これがチートの力だ!お前ら感謝しろよ!』
『ふん、感謝なんかより...俺達の邪魔した罪を受けてもらおうか』
それを聞いていたケツは、チート攻略組に向かって言い放つ
『割り込んで来といて、礼儀を知らない無知な奴らに俺達が頭を下げると思うか!』
『黙れ低脳雑魚』
『成り上がってんじゃねぇよ!イキリは最後に自滅するって法則があんだぞ!』
『イキリはお前達だろ!弱いくせにラスボスなんかにでしゃばって出てくんなよ!』
『チートの分際でよく言うなぁ?チートを外してみろよ、そしたら実力認めてやるよ』
睨み合う二人のリーダー、するとラスボスがさっきよりも断然早い攻撃を仕掛けてきた
驚き戸惑い逃げそびれたチートリーダーを一撃で切り裂き消し飛ばした
部下達は、歯を鳴らしながらチート攻撃を仕掛ける
だが、ラスボスには無効ダメージと表示されてバトルステータスが上昇マークが記載された
『な、なんだと...?』
『チートを吸収...いや無効ダメージだと?』
『有り得ん...ありえない。認めない、認めるわけにはいかねぇんだよーー!!』
『おっ、おいよせよ!』
とっさに一人の副団員らしき人物はラスボスに突っ込んでいき...喰われた
チート攻略組達は次々にやられて行き、最後の一人となった瞬間ーー
『邪魔すんじゃねぇぞ...チート!』
空翔はラスボスの剣を2本の剣で抑え込む
そして空翔は、地面に足をめり込ませながらも叫ぶ
『アクア今だ!スキルを放てーー!』
アクアは壁を飛びながらラスボスへと飛び跳ねて、頭上からしたに目掛けて直線系スキルを放った
ラスボスは、頭から強い一撃を受けて地面に向かって顎を強く打ち付けてた
「...」
「俺達の邪魔した報いを、返してもらわなければならないなぁ?チート君よ、君は後に民警に突き出すから覚悟しろよ」
『はい...』
気絶するラスボスに目掛けて、ケツ顎が率いる攻略組が総攻撃を始めた
アクアは、ラスボスの頭の上からゆっくりと飛び降りて空翔の元に向かって走り出した
すると空翔は、頭を抱えながら言う
「はぁ...まいったな、最上位スキルって無いんじゃん。えー、これどうする気だ?」
『お兄ちゃん!』
『うおっ!?いきなり抱きつくなよ!』
「えへへ...」
『なんか嬉しそうだな...』
『久々の頼み事が嬉しくてついね』
やれやれと思いながら、頭を軽く撫でる
そしてラスボスは...HPがなかなか減らないのを空翔は目視しながら
「アクア...」
『なに?お兄ちゃん!』
『あ、あのなぁ...密着しすぎだぞ』
『いーじゃん、ケチくさいこと言うと嫌われるよ?』
『だ、だがな...(周りの視線を見る)』
かなり殺気がこもった眼差しで空翔を眺めている
う、世間様の視線が...痛々しい 
空翔はアクアを剥がすように体から離した
すると、何故かアクアが泣き目でこちらを見ていた
その眼差しを我慢して、後ろにある岩肌に軽く投げ飛ばした
そして空翔はこう思う
悪く思わないでくれ...世間様の目が黒く染まる前に話しておかなくてはならないのだ
空翔はアクアをチラッ見ると、キョトンとして魂が抜けたような顔をしていた
フリーズタイムが始まった様なので、空翔は安心した顔で二本の剣を再び握り抜き取りながら
「こんな糞ゲー、終わらせてやる!」
空翔は、ラスボスに目掛けて走り出した
走る空翔をケツ顎攻略組メンバーは避けて道をつくる
「さて、トドメの一撃を入れてやんよ!」
2本の剣を光らせながら、ラスボスに攻撃を開始する
スキルを連用なら、負ける気がしねぇよ
ラスボスは雄叫びを上げて空翔に攻撃を仕掛けてくる
攻撃を避けながら、再び近寄りラスボスの眼前でスキルを放つーー
「連用スキルだが、ラストアタックには持ってこいだーーー!」
《スクリューロードスパイク》
四度回転して、左右に切り裂くように切り込み、斜め上に飛びながら突き破り、上空で敵背後から縦2本横2本切りつけて、最後は空中なら自信が回転しながら突き刺さす11連撃ーー
全て二刀流スキルの初級から上級者スキルを混ぜた連用スキルだ
最後のスキルだけあり威力も計り知れない
みるみるラスボスの体力を削りまくる
『うぉぉぉぁぁぁーー!!』
気迫がある声に周りは言葉を失う
負けじとラスボスは、空翔の右手の剣を握る
しかし、空翔は遠心力でラスボスの腕を突き刺した瞬間...ラスボスは右手を手放し、そのまま斜め上に向かって切り上げていくーー
ラスボスの左腕から斜め上に切り上げて空翔は空中で、二本の剣を揃えながら右肩から下に向かって切り下ろした
『グォォォォーー!?』
『これで終わりだぁぁぁーー!!』
空翔は、スパイクを使いラスボスに突進して貫いたーー
全てのゲージを破壊して砕け散る
ラスボスは光出して砕け散った
そして、眼前に現れたのはクリアっと書かれた文字だった
一人ずつ、拍手が飛び交い...やがて歓喜の声と拍手が巻き上がった
『やるじゃねぇかよ!』
『......』 
しかし空翔の香は消して晴れてなかった
そして、空翔はある事を生きてる生存者に告げる  
『祝福してくれてるところ、申し訳ないんだが...このゲームはウイルスによって帰ることが出来ない』
すると、辺りはざわめくが空翔は更に言う
『ログアウトが無いのに気づいたか?』
『えっ...?』
『マジだ...俺もない...』
『じ、じゃあ...さっき消えたヤツらって...』
『言い難いんだが、死んだとしか...』
『う、嘘だろ...?』
「…なんとかならないか?」
出来ることは、ウイルスを倒す事しか今はない
これをなんていえば良いか、言葉にーー
困ってる空翔を見かねて、アクアが姿を現して言う
『ウイルスを倒すのよ』
『う、ウイルスを...?』
『で、でもどうやって?』
『普通の攻撃には支障がないと思うわ、でも相手も未数値な部分があるから...むずかしいわ』
すると、画面背景が微かにブレ始めてくる
画面背景が二つに切られたような直線が横走りその隙間から現れた全身タイツの黒い男の姿が表れた
『やぁ、僕ウイルス...仲良くしてね』
『う、ウイルスが...来ちゃった?』
『あれ?なんで実体化してるんだろう...』
 
サーバに入り込むウイルス、詰まり入るの意味を間違えた馬鹿なウイルスが一体居る
すると、辺りが黒く染まり始めるーー
「ウイルス来てるぞ!」
『ウイルスと言ったらシ〇テマー♪』
『虫歯対策じゃない!ウイルス対策して!』
『みんな...ウイルス対策の名前って分かる?』
『......』
『ワクチンだと思うよ』   
『おぉ、それか...って最初から言えよ!』  
『予防接種みたいなもんだよ、検体は...あそこにいるウイルスくんに頼むしかないよ』
『えー?僕が何をしたの?』
すると、攻略組達は恐ろしい眼差してウイルスを見おろしながら
 
『検体は動くんじゃねよ』  
『世界のサーバーを救うのは俺達しかいないんだ』 
『雑菌様はそこで見ていろ』
『いや、虫歯菌じゃないって...』
『静かなツッコミは要らねぇよ、さぁ何が弱点か言えやゴラァ!』
全身タイツの男の首をつかみ揺すりまくる攻略組ーー
移動速度がブレかけてきた、サーバーにウイルスが入り邪魔し始めてきてるようだ
そして空翔は攻略組に言う
『こうなったら、作るぞワクチンとやらを!』
『オッケーだ、マウ〇ウォッ〇ュを作る素材を集めるぞ!』
『いや、歯周菌とは違うって...』
『全身タイツは黙ってろ!』
『は、はい...』
アクアは、今だに魂が抜けたような顔をしたまま...素材集める攻略組達の姿を見ていた
「ナンダカヘンダヨ?」
『おい、こいつ...空翔って奴の付き人じゃねぇ?』
『なんかおかしいぞ...?』
『オカシクナイヨ?』 
『やばい、標準語喋れてないぞ』 
『い、行こうか...』
『お、おう...』
攻略組全員が、素材集めで徹してる中...ウイルスにより毒状態のデバフが付いた
毒ダメージを受けながら、必死に集めた素材が積み重なるように重ねられた
そして空翔はあることに気づく
「あねさ、これを調理出来るスキル上げてる人っているか?」 
『た、確かに...誰もいない...(攻略組全員の声)』
そして再び全身タイツの男の首をつかみ揺らし始めながら   
『てめぇ!ウイルスを制御できねぇのか!』 
『む、無理です...僕にはどうにも...』 
『なら何でお前が実体化してんだよ!出来るからだろおい!』 
『そ、そんな無茶苦茶な...ぐはっ!』
『もう1回同じこと言ったら、全員でボコるぞ?お?』
 
空翔は、実体化したウイルスに責めている攻略組立ちを見て静かにため息をついて魂が抜けたような顔をしていたアクアの元に行きながら言う
『調理スキルを持つ子はアクアしかいないってことか、ほら起きるんだ』
『ワタシハダレデスカ?』
空翔は、ストレージからあるアイテムを取り出す
それは、プリンだった
アクアの眼前で左右に揺らしながら 
 
『ほら...食べたいだろ?これお前の好物だよなぁ...お兄ちゃん食べちゃおうかなーー?』
空翔は、スプーンを手に持ちプリンに突こうとした瞬間
アクアが我に帰り空翔の顔に右ストレートパンチを入れて
空中に舞うプリンを受け取り、腰に手を当てながら言う   
『プリンは私の好物よ!それは、好きなお兄ちゃんでも譲れない品物よ。危うくプッツンプリンになる所だったわ』
空翔は、殴られた顔を拭きながら
『アクア出番だ...ってまずプリン置いてくれませんか?』
アクアはプリンをほうばりながら満面な笑をこぼしていた
『あ、アクアさん...ねぇ聞いてます?』
『プリンだけは、プリンは...あぁ滑らかな口触りが私を包んでるわ...』
完全に自分の世界に入っちゃってるアクアを呆れた顔でただ眺めるしかなかった
全身タイツの男が現れてから1時間で受理落ちとバグが目立つようになった
「作るしかない...」
「失敗するから辞めとこうぜ...ほらああなる」
謎の液体を全身タイツの男に無理くり飲ませる攻略組達が見える
魔女が作るあのどくどくそうな、液体を瓶に詰めて全身タイツの男に流し込む流れをやっていた
何故ならば、さっさと終わらたいからだ
「ぐはっ……!?」
『ほらほら飲め!』
『ワクチンじゃないね...』
すると、瓶を地面に向かって叩き割った
「はぁぁぁぁ……っまたかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
『これは、精神が削ぎ剥がされているね...ワクチン飲む?』
『要らねぇよ!なんでこんな事しなきゃならねんだよ!』
苛立ちを見せる一人の攻略組、するとアクアが飛び乗るように頭を踏みつけて立ち上がり言う
『モタモタしない、私が作るから順次に虫歯菌の口に入れて!』
「うん、君が踏みつけたやつはどうすればいいかな?」
『溶岩に捨てといてもいいわ』
 
アクアは踏みつけた人から避けて、調理器具がある場所に向かいナイフを取り出す
そしてアクアに踏まれた男は溶岩に落とそうとした
 
『ま、まてぇ!仲間をこんな熱々な場所にすてる気か!』
『まぁ、命令だしね』
『あの世に行っても忘れない、だから綺麗にくたばれよな...グズッ...』
『死ぬ前提にしないでくれぇぇぇ!頼むから俺を見捨てないでぇぇぇぇーー!!』
その叫びを無視して調理スキル発動して調理を始めるアクア
次々にし作品を作るが...
全部プリンにしか見えないことに気付く
「よし!終わったよ」
「ぷ、プリン...」
『端から端まで...』
『プリン』
『見る中身は全て』
『プリン』
アクアはどや顔で言う
『プリンを愛する人は悪い人じゃない』
『ぷ、プリン関係ねぇだろ!?』
『虫歯菌がさらに増築するだろうがぁ!』
『いや、虫歯菌関係ないって...』
『おめェは黙ってろ!』
アクアの手料理は全て...プリンにしてしまうマジックがある
料理はできるのに何故かプリン変化してしまうだめ、手料理はしないように止めたらしいが...実際この場になるとかなり頼りがいを感じるそんな気がする
空翔はプリンが入ってる便を握り、無言で全身タイツの男の口の中に入れた
後ろを振り向き空翔は言う
『ぐたぐた言ってないで、さっさと挿入してやれよ』
『お、おう...』
すると、黒い全身タイツの男は白の全身タイツへと変わり
攻略組へ言う
 
『長い夢でも見ていたようだ...』
周りにいた攻略組は顔を引つり出す
何故ならば白の全身タイツの男は悟りを開いた眼差しをしていたからだ
『今からプリンによる裁きを、このウイルスに放ちたいと思いますではこれでーー』
強い光を放たながら彼は消えた
そしてウイルスは全て消え去り、順次に強制ログアウトされて行ったーー
ただ一つ『セーブデータ飛んだのか』的なツッコミがなかったのが謎だった
まぁ、それよりも不気味だった消える前のあの笑いに言葉を失ったに違いないのだろう
それと義理の妹アクアには、感謝しかない
『プリンは最強』っと言っていたことが本当だったという事に感服した...いろんな意味で。
「プリンって強いな」
「でしょ?」
『まぁ、お前のプリン愛が凄かったとしかーー!?』
アクアの胸を思わず人差し指で突いてしまう
アクアは、無言で剣を取り出して笑いながら言う
『お兄ちゃん...?私の胸を触った時の顔さ...少し物足りないなぁって思ったでしょ!!』
『アクアさん、今転送空間だから辞めて!』
『知るか!バカお兄ちゃんーー!』
手痛い一撃を貰い、理不尽な気持ちがある中での帰還
まぁ、無事帰れるんだから会ったら謝ろうーー
空翔は、目を覚ました瞬間...綺麗な青空を見上げていた
メガネギアを取り外して周りを見渡した
すると、複数の同じギアをつけた人が横たわってたり周りを探索する人が何人か目に留まりながら
「って……なんですかこの状況は?」っと一言口から出た
だいぶする前と違い見知らぬ場所で起き上がった背後にあった置き手紙を手に取る
手紙の封を開けて中身を確認してする
何枚かの文章が書かれていが、今の空翔では読めない字だったが...おかしな事が起きてるには違いかない様だーー
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