Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

ばったり激突

かつては異世界に転生されたはずの2人組ーー
謎の力により異世界から強制帰還された
そうなにかの力によりーー


「げぇ……また現実世界に帰っちゃった……」
「でもにぃ、此処……私達が知ってる場所じゃないよね?」
空を見上げれば空中飛行する車や自転車ーー
左を見れば、片手で何かを唱えて誰かにいたずらをする人
久々の世界なのになんか違う、そう思った2人
「だ……此処は?」
「何か言いかけた……?」
「だいぶってレベルじゃないって言おうとしたんだか……」
「おい?」
声をかけられたので振り向くと、いかにもだるそうな人がつったていた
「ななな……何でしょうか!?」
コミュ障全開の兄海は舌をかみまくり膝うちをして両手を道路に付けて落ち込む
「なっ……なんだァこいつ……まるでコミュ障が丸だじゃねぇか?」
「にぃのことは気にしなくていい……所で何の用?」
その言葉を聞き心にナイフが突き刺さる海
「ん……なぁんか変だと思わねぇかって聞こうとしたんだが?俺だけかと」
「同感……」
頭をかきながら後ろを振り向き壁の向こうに向けて叫ぶーー
「同じ感じの奴いたから出てこいアリナ!」
するとビルから落ちてきた一人の女の子ーー
透き通る水色の目と髪は何かを感じ取れる
「やっと呼ばれましたか……待ちくたびれましたよ」
「んな事言ったってよ……そんな物騒なものを左手にもったままついてくるのはあぶねぇし何より……人目に付く」
「これはライフルちゃんです!常備完備が大事なのです」
「たからなーー」
賑やかに言い争いをするふたり、海は立ち上がり壁に背を付ける
「にぃ、ドンマイ」
「妹よ、俺を侮辱なのか、それとも単なる慰めのつもりなのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「クラッチ」
太もも蹴る雪、海は痛さのあまり壁に頭を擦り付けて寝そべった
「それで、此処は何処ーーー?」
空翔はいつも通りに死んだ目で歩いてるーー
任務通知が入り込み、違法侵入者が4名確認されたので現地調査らしいみたいだがそんなのは年から年中いる訳で別に気にしなくてもいいのかな?とか思った瞬間
目の前にボヤけた人影が現れたーー
「お前……そんなところにいたらーー」
トラックが横切った瞬間消えたーー
「何だったんだ……さっきのは?」
のそのそ歩いてると十百香が何かをしていた
「こんな暑い中、何やってんの?」
「えっ……?」
「えっじゃない……」
空翔は後ろをちらっと見る、なにかの死体?
しかも腐敗が酷く見るのをやめて下を向く
「えっと……この死体ここの物じゃないって思ってマジマジ見てたら空翔先輩が現れて……引いてない?」
「大丈夫だからね……うんそうゆう趣味してないって信じてたからね!?」
「誤解です!?何か勘違いしてませんか!?」
慌て出す十百香、すると空を覆いかぶさる黒い影ーーー
上を見上げる2人、何やら龍のような生き物が空を飛んでる!?
「なっ……なんだありゃ……ゲームみたいな龍だな」
「あんな生物……孤立都市(此処)には居ない外来種……」
すると空翔は、バックをいじり出してスマホを取り出す
調べていると1つ大きなニュースが入っていた
「なん…だと…!?」
「空間の歪み……?それが原因で電脳空間の物や生き物がこちら世界と合わさって出来た世界を名ずけて……禁世界空間アブノーマルブレイガー……?」
禁世界空間アブノーマルブレイカーとは
普通ならかさるなる事が無い世界がなんだかの理由で合わさり、合体してしまうなんだかよくわからない怪奇現象
残像、架空、実物が合わさり存在しないものが現れ始め次第には空間自体に亀裂が入り二つの世界のどちらかが消滅する危険な状態ーー
「ありなのかなこれ?」
「現に起きてますからね……」
「とりあえず……どうする?」
「私は情報集めてきます先輩は?」
「合わなきゃダメな4人が居るそこに行く……」
そう言い捨てて走り去る空翔ーー
港区にいる4人と思われたが2人は別方角へ向かった何故なら1人足りないらしい
「ぜぇぜぇ……」
「アンタは?」
普通に話しかける海、だが足はふるえていた
「港区……中東区からここまで……いくら走ったと思ってんだぁぁぁぁ……許せ、いらだちが抑えらんねぇから相手してもらおうか」
空翔の足元から風か吹き荒れるーー
「なっ……コイツ呪文使えるのか!?」
「まさか、これ使えるんじゃ?」
左手のスイッチを入れて右手を翳して呪文を唱えてぶつけた雪ーー
「何しやがる……お前ら違法侵入者だろう?」
的中したはずなのにか擦り傷つかないーー
それを見て驚く雪と海
「何驚いてんだよ?そんな初歩的技は誰も傷つけられないぞ」
「初歩的……?どうゆう事だよ?」
腕を組みたんたんと説明をする空翔
それを理解した雪は剣を取り出す
「手加減は要らないってことかな?」
「なんだ……?別に捕まえやしないがやるなら相手してやる!」
やる気満々の2人、海は観戦するしかなかった(止められない二人の空気感のせいで)
切りかかる雪、それを左手で掴み投げ飛ばす
回転しながら攻撃するが弾かれてしまう
「手強い……でもゲーマーを舐めないで!」
音速技で切りかかり追撃をしまくる雪
速すぎて捉えられないが空翔はその斬撃を受けていたが見切った一撃を足で蹴飛ばして勢いで回転して空中蹴りで間合いを詰めて腹を殴り建物に激突するーー
「ちっ……アシスタントでうまくかわせたみたいだけど……その剣へし折れたな」
飛ばされたガレキの下敷きになる雪、左手に持っていた剣は半分に折れ立ち上がることが出来なくなっていた
「雪……てめぇ!」
頭に血を上らせる海、剣を2本取り出し空翔と激突が始まる
両者、凄い剣技と速度、衝撃波は港区を全体にぶつかり合う……それを違う方角から見ていた和人ーー
「誰と誰の激突だぁ?」
「多分……海とこの都市の強者ですかね?」
意志といらだちの衝突は大変綺麗に終わらなく最終的には空翔が絶気技を連発されて押し負けた海は地面に叩きつけられた
「ぐっ……!なかなかやるじゃないか……ゲーマーとほぼ五角以上とか……アンタ何もんだよ?」
剣きを来るくるくる回転して背中の鞘にしまって呟く
「この孤立都市を救う事が出来る唯一の存在」
足音がして振り向くと殺気を立てて歩いてくる一人の男がいた
「あんたも、不法侵入者か……にしても殺気すげーな」
「なるほど……お前ここの最強能力って事か?」
にやける空翔……
「俺以上強い奴なんてこの世にいるはずかねぇ……試させてもらうぜぇぇぇぇぇ最強能力者同士戦いをな!!」
地面がめくり上がる……力と力の凄さがわかる
どちらも鋭い目をするーー
海は、自力で地べたを這いつくばって歩く
雪は、折れた剣を多々見つめて呟く
「絶対折剣(絶剣)は普通じゃ折ることは不可能のはずなんだけどな……」
アリナは、多々戦いを見つめてる……何故か嬉しそうな笑をする
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
爆風巻き起こり全てを消し飛ばす二人の力ーー
どちらも譲らなくて魔法対決状態になった
空翔切りかかり、対抗で左手から魔法と剣で反撃
技を弾く空翔、つかさず剣で攻撃
だがここで、戦局が一変するーー
空翔が魔力尽きかけて叩き下ろされたーー
「まだ……こんなもんじゃ……ねぇだろ!?」
「あぁ……これを使えば終わりだ!」
どす黒い赤黒のオーラが空に向かって放たれた
それを見た海は汗を垂らして呟く
「こいつは……幻獣ビーストと同じ力……!?」
天候さえ支配する力ーー
「姿変わっただけーー!?」
気が付くと眼前に剣の刃があった
驚くまもなくかわす和人ーー
次に背後に周り無数に切りつける
「ぐあっ!?なんだァこの速度はぁ!」
そしてフィントーー
「なんだぁぁぁぁかわしてんじゃねぇよ!!」
そして困惑した時、一撃を切りつけてニ撃目に左右をそして三撃目は深部をーー
それを見きった和人は剣を止めるが見落としがあった
そう、コレれは全て幻想つまり最後の一撃はーー
「頭の上だ」
強く叩きつけて滑落させるーー
「けっけっ……流石だよなぁぁぁぁぁ……これくらい隠し技なきゃあぁぁぁぁ最強能力つとまんねぇもんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
周りの水がすべて吸い寄せられるーー
そして一箇所に集まり和人が右手を翳して呟く
水圧泡銃アクアレールガン
空翔目掛けて一気に襲いかかるーー
だが、それをかわすが和人は笑っていたそうーーー
「後ろを見てみろよ?」
追尾効果があるらしく空翔を地面に叩き下ろした
「グッ……」
ふらつく空翔、和人はにやけていう
「あれ食らって立ってられるとは見事だなぁ……普通なら死んでるぜ」
「まだ……お前は見落としてる……」
「あ?」
空翔は赤黒剣を地面に突き刺しそして左手を後ろにその構えはいかにも剣を持ってるかのよう
「何がしたいんですか?止め食らって倒れろ」
押しおせてくる水圧泡銃アクアレールガンーー
「黒火炎!」
黒い炎と赤い炎が咬合に混ざり合い一つの竜巻を起こす
ぶつかり合う二つの技だかまだ和人が有利
左手を拳銃型にして呟く
超炎火力ファイヤーガン
竜巻の中心を貫いて全ての水を蒸発させて和人を貫くーー
「がはっ!?んなわけ……俺が……負けるだと……!」
倒れた和人ーー空翔は一息付き座り込む
「あなたは……強いのですね?」
アリナが少し安心した顔をしていた
「強くない……あと一歩間違えれば……俺が負けてた」
「和人は……強気者を探していて……でも今回出会えてああゆう顔をするのを待っていたんです」
和人は満足そうな顔を浮かべている
「ところで……なんで戦っていたんですか皆さん?」
その問にびっくりして反応がおろそかになる
「えっあぁ……腕試し的な?」
そして目を輝かせるアリナーー
「凄いですね!楽しそうでいいですね」
「いや楽しくないからね!」
こうして一日が過ぎたーー
いや、まだこれからが本題!



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