Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

#0002謎の呼び出し

前置きだが...ある日、突如現れた魔法結界
その力により魔物が溢れかえる都市となり
人々は絶望と生存のため各地で都市強化が実用化され
他ならぬ防御壁と橋を壊され移動手段を遮断され
孤立都市化になっていた
その話は今から50年ぐらいの話で事実上とは異なる点が多い部部があり...50年前って発展途上の真っ最中で、食い違うがある。
今は……変わらなない現状と裏腹に人体改造や能力者作り上げる計画が行われようとしていたのを気づく空翔ーー
この街の外奪還と孤立都市を戻に戻す奴も少なくはないーー


その話は置いといてーー
事件が起きて巻き込まれるまでのお話をご覧くださいーーー


とある夏の日、炎天下の中、自転車を必死に漕ぐ少年1人がおりました


「はぁ……はぁ……なんで……こんな時にっ……!」


おれの名は時雨空翔、高校2の絶賛帰宅部の武将
知らないが知らないによる呼び出しのせいでこの状況であるのだ


「こんな時に……呼びたしとかぁって……ふざけてんだろ!」


蝉の声、道路は逃げ水で揺れて……空翔は自転車を漕ぐ度に汗が落ちる
学校に着く前に一つだけ大変な坂がある


「ここから……心臓破りの坂か…………しゃあねぇな」


S級の急斜面でその先に学校がある
漕ぐにしても途中から自転車を降りなきゃならない
だが空翔は違った、何故かフラフラに揺れながら


「……なんでかな?何時も、周りの人は立ち止まって自転車を降りるのにな……」


何故か手を見つめる空翔……何かを思いつく


「もしかして……筋力強化パワーアップ?」
「......」
「……その間合いに何故か私が登場、ないてもいい?」


後ろを振り向くと女の子が立っていた
彼女の名は荒木未来、同じ学年で料理部らしいが……
毒殺級の破滅的な破壊力を持った食べ物?を食わせられて病院に何人か搬送されたらしい……


「ひいっ!?」


何かがかすれて飛んでいった、妙なこと言えばナイフが飛ぶのが儀式ぽくなりつつある(俺の中で)


「あら、こんな坂で汗だくの空翔よりはまだマシよ」


「心の中読まれた!?」
「さっき思いっきり嫌な事言ってた気がするから、だ・か・ね...分かるでしょ?(ナイフを光らせる)」


黒笑いしてる未来、空翔は必死に逃げ回る始末となった


「ところで……空翔?」
「なんだよ……ドSキャラ見たいに黒笑いさてナイフ飛ばすスレを今から作るから邪魔するな...悪魔魔人」


また何か頬をかすって、空翔が握る通信機を射止めた 


「何か言ったかしら...?」
「いえ何でもございません...」
「所でなんで呼ばれたか……分かる空翔?」
少し考えた空翔、脳内細胞が太陽の光合成により死滅した模様...受理落ちした


「はぁ……やっぱり分かんないよね……」
「んでもよ、未来も呼ばれたって事はさ……」
「あっ……先輩達、来ていたんですか?」


2人は後ろを振り向くと一人の美少女がそこに立っていた


「あら……十百香ちゃんもかぁ...」


彼女の名は十百香、1年のパソコン系に関する部活に所属していたはず...


「空翔先輩~……パソコン系じゃなくてPCゲーム制作部ですよ。適当に解釈するからそうなるんですよ」
理不尽ながらも心の中を読まれた空翔
ごもっとすぎて何も言えないかった


「なんで……こんなにも読まれるんだよ……俺よ...」


体育座りで太陽を見上げて途方に暮れている


「十百香ちゃん……なんで呼びたし来たか分かる?」
「えっと……なんで呼び出されたかは分からないのですが、ここが待ち合わせって知らされた程度でしたし...んー。」


炎天下の中灰色に染まった空翔一人に、なんで呼びたしされたのかわからない十百香、未来が2人はただただ時間経過を待っていた


空翔は汗ダラダラかいて2人を見つめながら
『暑いな』
「暑いわよ……」
「暑いですよね……」
「校舎の中に入ろうか?」
「悪くない議案だが、だが断る!校舎はすでにカギって奴に包囲されて入る事は断じて出来ないんだ」
「なん...だと...?」


二人の論戦が始まった十百香は地面に座り校舎を見つめる
ー2時間くらい経過ー


「だからなんでいつもそうなんだよSちゃん!」
「別にいいじゃない、てかSちゃんって誰だよ!?」
「お前以外誰がいるんだS氏」 
「S氏ってもはや名前化してるぞ...あっ」
『な、なんで逃げんだよ...俺の後ろになんかいるのか?』 
『ハァーイ?Sちゃんの事、サードバードムッチョよ。宜しくね』
『へっ...ど、どちら様...ですかーーー?』
バキバキ腹筋割れたおっさんが空翔を見下ろしていた
そして空翔は頭を軽く掴まれてからはご想像におまかせします 


ー5時間後ー 


「あのー日が暮れちゃいましたよ先輩2人……?」
「日没知らせて暮れてありがとう十百香ちゃん」
「ぜぇ……ぜぇ……俺は...生きてんのか?」


十百香こう思った(なんで論戦と謎のムッチョ襲来に時間潰してるんだろう...)と
空が星空にちょうど変わる頃だった


学校が突然爆発したーーー
爆風が3人を巻き込みおそう


「何が起きたのよ!?」
「さぁ……わからないな!」
「爆風が強すぎますね……あと長い」


空翔と未来は口を揃えていう
「何が長いって?」
「いや...爆風が、やたらと長くありませんか?」


確かに妙だ……数十秒で収まるはずの爆風が数分...いやゆっくりと流れてるのが分かる
いつ吹っ飛ばされてもおかしくない風圧の中、十百香は何かを唱えてる


防御壁フィールド
「防げるかが問題だぞ...」
「十百香ちゃん…の思いを無駄にするなカス!」
「ぐはぁ!」
「時間経過がスローの故に、私の魔法効果が出るのスローですね...」
少し考えてなが未来はゆっくりと流れてる爆風を観る
「先輩!」
「んー?十百香ちゃんどうした?」


何故か悩む十百香、何故かやや顔を赤く染め始めた
風邪でも引いたのかと思い


「おいおい……大丈夫か?」
『えっ、だだだっ大丈夫です!です!』


十百香は悩みならある事を口にした


「未来あの技なら……行ける」
「空翔先輩私を抱えて飛んでください!」 
『えっ?』
『は、恥ずかしいとかそんな事、思ってないってかほらは早くやろう!』
『なんだ?よく分からないがまぁやるか...』


突然喋り出した十百香だったが未来はうなずいた


「ま、まちなよ...なんで空翔が十百香を抱えるのよ!?」
『なんだお前...さてはお前妬いてるのか?』
『ば、馬鹿じゃないの!?あ、あんた如きにや妬くうとかまずありえないし!うん!絶対にないよ!』
『じーっ...(空翔と十百香は未来を眺める)』
『な、何でもない!だからそんな目で私を見ないでーーー!!』


十百香を抱えながら唱える、すると空翔の眼前に見えない板が貼られた
反射力リフレクションって魔法です、万が一物理的な攻撃を受けたら反射してくれます」
『結局、お前らでなんか作戦するのか...』
『う、うるさいわね!アンタ達がくっつくの見たくないのよーーはっ!?』
『じーっ...(空翔は何やら笑みを浮かべていた)』
『未来さん、後でお話しを...ね?(笑から出てる微かな殺気を放つ十百香)』


未来は、顔を隠して十百香を背負い空高く飛び上がった
飛んでいく空を見上げて空翔は言う
「照れる事のあまりにすっごい飛躍力だなぁ……」


ゆっくりと流れてる爆風と、それと同時に何かがはじけ飛ぶ音がーー
「ーーーっ!!?」
胸の内側から何かを感じるーー


「くっ……あぁぁぁぁぁ!!」


体から赤黒い何かが放たれたーー
よく分からないが、物凄く力が沸き上がるそんな感じがした
そして、空中にある水分を凍らせて言い放つ
極度零氷ネオンフロート!」


気体の空気の水分を凍らせて砕き散った、爆風自体を凍らせて無かったかのように砕けた
その直接、空翔身に姿化して変わったーー


「……なんだその力は……!?」
「どっから現れたおっさん!」
「立ち姿からしてそのボロボロの……黒い服そしてその瞳は……?」
「いや、だから誰だっておっさん」
気体の空気の水分を凍らせた魔力、そしてその瞳は相手を狩り殺すような眼差しをしていたーー

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品