ナイツオブソードオンライン

双葉エレン

第77話空中遺跡調査III

中ボス撃破したが...トラップあるとは思わなかったな。
想定外だったが、こんな場所で二刀使うはめになるなんてな...


レクトが放った無属性二刀流スキル
普通は、二本同時はシステム的には不可能とされている
だが、あの世界に似ている部分があるせいか...レクトだけは可能である。


ほかの人が二刀を持ったとしても、システム外スキル通称スキルコネクトを通じて行わないと出来ないーー


まぁ、開発者の運営はほぼNSOの人達でこの世界、《ファクトリーオンライン》を作り上げて俺達生存者でもある学生に提供して、共同開発として世に出した。
俺達からすれば《もう一つの世界》があの《ナイツ・オブ・ソードオンライン》だからな。そのせいか、《グランドタワー》に似たのまで、作り上げちゃった訳だ...それだけ思い入れがある。


そして、レクトは思う...六刀流スキル
はこの世界には適用されてない事...
元々、六本の剣を見えない電子で繋ぎ合わせた《ユニークスキル》だ。
扱うのも、かなり難しいければ、コンボが繋ぎやすく殲滅力が非常に高い
それに、スキル自体が二刀流スキルが2重仕掛け。一回スキルを放てば、《100コンボ》まで到達してしまうイレギュラーさを見せつける《六刀流》は使えなくて正解かもしれない


ただ、一時的しか使えなかったレクトからすればかなり名残惜しいかったに違いない。



獲得画面ウィンドウを指でスクロールしてウィンドウを閉じる
レクトはゆっくりと歩き、古びた1枚の鉄扉の前に立ち止まり、見上げた。
かなり古い年月を感じられる、サビだらけで...普通に開きそうにもない
多分仕掛けで、開くんだろうが...これを見る限り開かないだろうな。


『開きそうにない?』っとダークネスから声放たれる
レクトは、後ろを振り向きダークネスを眺めて話す


『そうみたいだな...』
『えー...』
『そう残念がるなよ、まだ秘策はある...』っと言いながらレクトはウィンドウを開く、ストレージをスクロールしてある物を取り出し、オブジェクト化する。


黒く錆び付いた、折れた棒がレクトの右手に落ちる。
ダークネスは、意図もわからない顔で首を傾げる


『この折れた棒、どうやら特定アイテム...。だから、今この場で投げる』


普通アイテムは、落としたりすると蘇らないが、特定アイテムは別格で、投げても、落としてもストレージに自動的に格納される。


つまり、あの棒は...特定アイテム。


レクトは、少しだけ距離を置き
ダーツの様に手に持つ折れた棒を放つ
一直線に飛び、古びた鉄扉のに衝突
キィンっと言う高鉄音を馳せるーー


すると、鉄扉は鈍い音を鳴らしながら上ではなく横に動きを始める。


『開いた...』


トリガーが、高鉄音。音の反響波数を観測したら開く仕組みか...どのゲームにもない仕様だな...っと思いレクトははしばし考えるつつも口にする


『行こうか』
『うん』


レクトは、空中遺跡の中層部の奥に進んだ。狭い道筋を先に進み、再びひらけた場所にたどり着く。


さてと、いきなりご登場とはな...碧絵


目を向けた二人の先に描かれた絵と文字ーーー
上層とは違い、絵の大きさが歴然的に違いがある。それに添うように、古文字が壁から壁までビッチりと書かれている。これはかなり期待できそうっと思える位だ。
そして、ダークネスは、碧絵にある古文字を見上げて解読して口にする。


『歴史と時は流れ、やがて再びこの地に目覚める。ジャッチマスターは如何なる時でも、時を同じくして勇者の前に現れる。それは消して逃れられない、大戦が待ち受けているであろうっと示すかのようにーーー。』


これは、左端に書かれた碧絵と古文字
確かに、場所や俺の容姿が碧絵と似ている。まるで、その時代に自分がいた様にーーー絵写されていた。


次に、中心部にある碧絵にある古文字に目を映すダークネスは、解読し同じ口取りで言う。


『時は満ちた、ジャッチマスターは...蘇った都市を、再び地獄を見せ始めた。あろう事か、数十年前にいた弟子と激突、だが...弟子は敗れてしまた。あまりの力の差に、成すすべかなかった...。その繰り返しから、5回目だ、天使種族の生き残りが己の身を果てるまで最大級の封印魔法を放ったーーーその技に救いはない』


意味ありげな語尾を残して分の解読を終える。ダークネスは、レクトに一回振り向き見上げた。


レクトの眼差しは、凍りついていた
それは、この世の終わりを迎えたような眼差しにーーーダークネスは驚く


まるで、この碧絵はーーーすべてを知って綴って居るかのように記載された古文文字ーーー。
そして、シャルネットとエンジュはジャッチマスターの足元には及ばなく...恐らくは死ぬ。っと言っているようなものだ。
レクトは、ただ『うそだろ...?』っと口からこぼした



『いや、まだ決まったわけじゃないっすよーー?』っと不意を突く声が背後から飛ぶ。レクトは、後ろを振り向くと、うろ覚えな天使の輪とアホ毛、天使さを感じられないジャージ服を着た子。間違いなく、シャルネットの姿が目に映る。


『お前...生きていたのか!?』
『生きていたも何も、私のデータはレクトのギア端末に保存してるのよ?ナビゲーションでもあれば、こうやって実物大にフォームを変えられるのよ』


レクトは微妙な眼差しをシャルネットに送る、何故ならばーーー低身長と貧相な乳。実物大ってもっと成長してるのかとーーそう思っていたが、全然違うのである。


『なんか残念そうな顔つきしてない?』
『いや、何でもねぇよ...』


事実上2度目なので『あ、そうゆう安定感か』っと軽く解釈した
残念な気持ちは、仕方なく心中で留めることにした。
気持ちを切り替え、シャルネットにレクトは視線を向けて訪ねる。


『まだ決まった事じゃないって、シャルネット、いったいどう言う意味だ?』


何か、確証的な意味を感じていた
普通は『まだ決まったわけじゃない』っと断言出来る事なんて出来やしない。第一目の前に、証拠でもある碧絵があるわけだけだからだ。


断言出来るって事は、シャルネット何かを知ってるに違いない。
俺からにすれば、それが有力な情報だ


シャルネットは、目を瞑りそして、こう答えた。


『地下の世界とこの表世界の違いにその答えがある』


ダークネスは何を言ってるのか分からず首を傾げる。
レクトは、微妙な顔付きを浮かべて
こう口にした


『時差か。だとしても、時の流れは同じく刻むはずだろ?それとこれが結びつく理由には至らない気がする』


シャルネットは目を開き、レクトの顔を眺めながら意味ありげに言う


『なら、君達はどうやって地下の世界へ来たのよ?』


その言葉の意味に、終始黙り考える
脳裏に、自分が地下の世界へ行った方法を探る。


意味分からない謎の竹林、死都、ベルガモットの戦闘...また死都。


さらに考えるとふと浮かぶ場所。


第一層の中間ポイント...


そして、ジャッチマスターの謎の転移を思い出す。そして、理解するーー


そうか、あの時の転移かーー!!


だが、確証には至らない
あの時の画面内に表示されている日にちと時間は...変わってはいなかった。
それだとしても、可能性的に低いーーーっとしか思えなかった。



『まだわからない顔をしてるわね...』


そんなシャルネットの呆れ声にレクトは返す言葉がなかった。


決定的な部分がない...。
転移にしても、ごく普通だったし...違和感なんてなかった。


シャルネットは、ゆっくりとした口取りでレクトに問う。


『レクト、転移って普段どうするの?』


レクトは当然のような顔つきでこう答える


『普段の転移って、《転移結晶》か魔法の《テレポート》の二種類だな』


それを聞いたシャルネットはさらレクトに問う


『《テレポート》なら、術式を口にするわよね?』


レクトは当然な口取りで答える


『あぁ...術式を言わなきゃ発動しない。なぁ、シャルネット...何が言いたい?』


意図も分からない問に、レクトは疑問を抱いていた。意味が全くわからなければ、その質問事態が理解不能である
疑問を抱いていたレクトに対してシャルネットは冷静沈着な顔で、こう言った。


『簡単よ、どちらでも無い《転移》って存在するのかって事を問ていたのよ』


その言葉を聞いたレクトは、固まる
そして、ようやく理解にたどり着く。


そうか、どちらでもない《転移》は存在しない。ジャッチマスターの《転移》はシステム外強制転移、しかもその使い方は二種類存在していた。


ダークネスは分からない顔つきのまま
『レクト...なんか分かった?』っと聞いてきた。
レクトは、頷き、そして、ダークネスの方を向き、指を一つの立ててこう言う


『ダークネス、説明するぞ。一つ目は、2層へ通じる門がジャッチマスターの剣を突き刺すことによって
本来ある《移動空間》を遮断して、別の《異次元空間》と繋ぎ合わせた。
つまり、簡略的わかりやすくいえば...お城にある《ワープ》ポイントに飛び込んで《魔王城》に辿り着く脅威がある《転移》だ』


ダークネスは『よく分からないけど、凄さは伝わった』っと言い
レクトは二本目の指を立てる


『二つ目は、《特定アイテム》だ。
自分の記憶を呼び覚ます為、その破片を集め終わるまで《強制転移》が可能である事だ。証拠とすれば、俺とアリスが二つに分かれたのが大きな理由だ。普通のクエストは、PTメンバーを折半しないはずだ、なのに、このクエストは意図もなく折半した。明らかにおかしくて不自然だろ?まるでーー権限を持つ奴が操作してる様にな』


レクトは、腕を降ろしシャルネットの方を向きこう言う。


『シャルネット、知っていたんだろ?なんで隠していた?』


シャルネットは軽くため息をついて
そして、冷めきった口調で話した


『レクトを騙すつもりは無かった。そのうちバレると思っていたけど...案外バレなかった。私は、この世界が生まれるのと同時に存在したーーー』


その世界は、まだ地下の世界も表世界も存在すらない時代ーーー


天使種は、空を滑り、地上に降り立ち
体を休める、そう言った日常を送っていた。


そんなある日だ、天使種以外で見たこともない種が現れて、仲間を次々に殺し始めた。


私は逃げた、仲間を殺されていく残酷な姿をーーー見たくなかった。


気が付けば、私は地下の世界へと足を踏み入れていた。まだ何もない...誰もいない草原が私を向かい入れたっと思った。


だが、そんな地下の世界の平穏な世界も長く続かなかった。
ある日仲が良かった、天使種一人いた
可愛い容姿なのに男って言う、野蛮な性癖な人物が地下の世界へ来なくなった。

          

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