ナイツオブソードオンライン

双葉エレン

第65話第2層ボス攻略

『貴様ら、なぜこのような場に?』


その問投げをレクトは答えた


『第1層ソロ攻略したのは...お前だろジャッチマスターさん。随分無茶をするもんだなって感心しに来たのさ』


黒鉄鎧を鳴らしながら、レクトに向かって腰元にある剣を抜き差し向ける


『なんの真似だ...?』
『貴様らにこの場所を歩く強さがあるのか?それとも、ただ茶番しに来たのか?』
『どちらでもない、簡略に言えば俺達はジャッチマスターあんたに会いに来た』


差し向けた、静かに剣を落ろし再び腰元に剣を収める
兜越しでジャッチマスターは言った


『私に会いに来る馬鹿も、この世界に居るのか。妖精ら、力を貸してくれないか?』


ジャッチマスターがそう告げた瞬間、目の前に現れたXLクエストっと表示されたウィンドウが現れる。


間違いない、これは...幻のクエスト
《帝国戦記》だ、話では何度か聞いていたが...本当にいたなんてな。



帝国に所属する、ジャッチマスター
ジャッチマスターっと付くにはそれ相当な実力と強さが求められる。
妖精の世界でもあるが、この世界には...いくつもの過去話が存在する
《乱戦記》、《魔族攻略》、《全種族統一》、《反乱戦記》、そして《帝国戦記》ーーー
五つの過去話が存在していて、最も新しいとされてるのが《帝国戦記》だ。
今の世界になるまでのエピソードを追尾体験出来るらしいが...中にはこのように1部のNPCに近い存在が何らかの形で今の世界に現れる事もある。
その特殊な事態が出た地点で...XLクエストの予兆っと言われてる。


『付いてくるか、足を引っ張るなんじゃないぞ』


次への階層に繋がる一筋の階段を登ると、第二ボスがその姿を現す。
細長い刀と鉄製の盾を持つビックサイズなスケルトンが待ち構えていた


『でけぇな...』
『見上げてる場合かな...?』


すると、ジャッチマスターが前に歩みながら腰元にある剣を振り抜く。
その瞬間、ダメージバリアって言う一定の時間受けるダメージをレジストして攻撃自体を弾くバフが付く。


『こんな魔法初めて知ったな...』
『魔法ではない、ただのアシストに過ぎぬ。私の邪魔をすれば容赦なく貴様らもこの剣で倒してくれよう』


黒鉄鎧を鳴らしながら走り出すジャッチマスターを、レクト達は眺めながら言う


『これってジャッチマスターのアシストだよね?』
『まぁ、正式にいえば...護衛に当たるかな』
『それにしても、彼なんであんな無茶をするんでしょうか?』
『理由がまだ掴めない以上、無駄な詮索はしない方がいい...』
『しかし、レクトよ。これは...歴史としての追尾体験なのか?それとも...XLクエストか?余には分からぬ...ぞ』
『まず、上半身裸になるのを辞めてくれませんかね...なんの全裸待機にならぬ、半裸待機してるんですか...?』
『攻撃をしてくれるのを待機』
『ダメだこりゃ...上杉様は違うスイッチ入ってるな』
『いや、上杉スイッチはブレーカー事態落ちてるって双子の弟が言ってました』


またしても、新事実を暴露される
どんな反応を示せば良いかと悩めば、ジャッチマスター背中越しでその事に食いつく。


『貴様にも、兄弟が居るのか。ならば...その体を持って示すんだな』


紫色の刀身を光らせ、振り落とされる巨大な刃を弾き飛ばす。


バリバリと効果音を鳴らし、床を強く蹴飛ばし高く飛び上がる。
巨大なスケルトンは、握る剣を大きく天井を刺すように伸ばし、後ろ側に少しだけ反れる。


握りしめるジャッチマスターの剣は、赤く染め上げ穿つような突きを三回放ち、回転して1回のスラッシュを放つ。
レクトは、ジャッチマスターのスキルを眺めながら思う


すごいスキルだけど...
一撃必殺としては、甘く見すぎだな


巨大スケルトンのHPバー重なるは五本あるうちの1本ゲージを破壊しただけで留める。


巨大なスケルトンの浮いた右足をズンっと再び足を床につけて、右手にある巨大な盾を使い薙ぎ払う。


バチっと何かを弾く音と、同時に床に叩きつけられて滑り転がるジャッチマスター。


パーティーメンバーを組んだ人のHPバーは表示される仕組みで、ジャッチマスターのHPバーはまだグリーンゾーンの1割程度で収まる。


巨大スケルトンは動き始め追撃してくる気配を感じた、レクトはアリスとアヤに視線を向ける


左肩にある薄青い剣の柄に手を伸ばして抜き取る。


『アリス、アシスト頼む。アヤ、一気に攻めるぞ』


二人は頷き、そして...レクトは床を蹴り走る。巨大スケルトンの足元に辿り着き、薄い青い剣で巨大な骨足に剣を突き刺した。
その後を追うように、アヤは高らかに飛び上がり、右手に黄色い色の魔法結界を作り出して、左手にある槍を右手にある魔法結界を壊して投げ飛ばす。


巨大スケルトンの巨大な盾に激突、バチバチと効果音を鳴らし、火花を散らせる。


そして、アリスが天井に右手を伸ばして《フォント・サンダーフォル》っと術名を唱えた。


巨大スケルトンの頭上から、バチバチと音を鳴らしながら包み込む様に、黄色い雷か集まり始めて、一つのフィールド状になり爆発し、轟音を靡かせた


そして、アヤとレクトが二つの武器が雷針代わりとなり威力が倍増した。


床は、雷が走り散る。
だが、巨大スケルトンは...目から煙を吐くようにその動きを止めていなかった。


さっきので、五本のゲージある内の二本半が削れて消えた。
あとすこして半分に達するところまで来たが...属性ダメージがあまり期待出来なかったのが残念だった。


魔法も、種族次第で左右され...
エルフなら、全属性に対応
ダークエルフは、闇属性のみっと言った具合に決まってしまう。
唯一エルフが、アリスで全ての属性が扱えるから、試しにあの連結してみたが期待以下だった事に悲痛さと不服を思わせる。


なら、奥の手か...!


レクトは、ウィンドウを開き装備欄を開きある武器をスライドさせて装備させる。
右肩に、白い刀が姿を表して左手に持つ薄青い剣を降ろしたまま、右手を伸ばして白い刀柄に手を伸ばして掴み抜き取る。


左手に洋、右手に和の武器を装備する異様な光景に、アリスは意図が掴めず目を点とさせる。
確かに、今も前も変わらない仕様状
左右に武器装備が可能。
だが、刀は両手装備しかできないっとシステム的に決まっている、仮に装備できたとしてもスキルはイレギュラー装備とみなされて発動はしない


私の双短剣は、スキルコネクトを介して左右に連結があるスキルが出来るけど...。和と洋の武器で、いくらスキルコネクトを介してたとしても...スキル自体が別々の訳だからバランス的に悪すぎるわ。


似ている種類の武器でも幾千も超える膨大の種類がある片手剣。
その中から、刀の形をした剣なんて存在するって誰もが聞いたことがないーー。


すると、レクトは左右の剣と刀の柄を
くっ付けて一つの武器にした。
レクトは、ゆっくりと息を吸い吐く。


まぶたを開き、目を光らせて床を蹴飛ばし走り出す。
くっついた二つの武器を右手の背後に伸ばしながは走る、異様すぎる装備体制にアヤとアリスは唖然としていた
そして、上杉将軍そのレクトの装備を眺めながら言う


『ソード・ブレイドって言う装備だ』
『ソード・ブレイド?』
『固有がある2種の剣と刀が、この世界に存在するって事は分かるかな?』
『はい、でも...ああゆう装備って普通できますか?』
『普通はできないってのが筋書き通りかもしれない...。余には、理解し難いことが、彼にはできる。それに、あれを広めればソード・ブレイド専用武器がこの世界に広まる...いい事じゃないか?』
『確かにそうかもしれないけど...戦いづらそうに見えます』
『一つのハンデを背負う事で、また違った戦い方を身につける。戦いづらそうに見えても...それがいいって思えてくる。それが、実力的トッププレイヤーにしか感じ取ることが出来ない世界かもしれないーーよ?』



上杉将軍の眼差しに光が宿り
その視線の先に、袖が短い黒いコート
と背後に伸ばした腕と握るソード・ブレイドが刃が光る


腕を捻り回転させ、円を描きながら巨大スケルトンの足を切りつける


ガッキーンっと言う物理的な音声が鳴り響く、どうやら普通のスケルトンよりも強度が高めでレクトが握る手が痺れたのが何よりの証拠だ。


スタンしていたジャッチマスターは、体を起こして近くに落ちていた小ぶり型の小さめの剣を拾い上げる。
どうやら、早くもこの階層に挑んだユーザーが居たようだ。
その印に、ジャッチマスターが手にした小ぶりサイズの剣が意図もなく主に見捨てられた様にその床に無残に転がって居たのだ。


長さが違う剣を手に持ち、構えながら
巨大スケルトンに向かって一直線に走り出す。


巨大スケルトンは、でかい剣でなぎ払う。床が擦れる音がなり、風圧を放つ
ものともし無いジャッチマスターの走力は、やがて巨大スケルトンが持つでかい剣に飛び移るかのように走り出す


巨大スケルトンの腕を走り、黒いフェクトを剣から放ち左右から放つ一撃を巨大スケルトンの顔にぶつける


だが、バッキンという鉄が砕け散る音が鳴り響くーー


アリスは、その巨大スケルトンの異様な硬度に目を細める。


ジャッチマスターの左右の剣がその刀身を無くし空高く回転する
その隙を狙うかのように、巨大な盾が真横から音もなく現れる。


ゆっくりと迫る巨大な盾と、ジャッチマスターの衝突までが、かなりゆっくりとしてスロー再生を見ている、かのような遅さを目で感じ取る後衛に居る4名ーー。


そう眺めている直後の事だった、風を切るような音が鳴り響き、巨大スケルトンの手に持つ腕に向かって、空色に楕円上に回転する何かが飛び上がる。


カーンっと言う軽い衝突音を鳴らし、巨大なスケルトンの盾を持つ腕に食い込む1本の白い刀。


ジャッチマスターは、床に向かってそのまま倒れ落ちる


そんなことにも気を止めずに、レクトは左手に持つ青い剣を
穿つように構えを取り、床を蹴飛ばす
羽を広げて素早く飛びながらスキルをさらに放ち加速。


赤い一直線が横走りながら、巨大スケルトンの深部にあるコアに向かって突き刺した。


火花を散らすが、青いシールド見たいのが現れレクトは弾き飛ばされてしまう。


空高く回転しながら、体制を整え
再び宙返り、速度をやや上げ、連続攻撃を仕掛ける。


その間に、アリスが動き始める
上杉将軍も、小走りしながら前衛に向かい上着を脱ぎ捨て叫ぶーー


『さぁ、我が身にその刃を向けよ!』


ヘイトがレクトから、上杉将軍に切り替わり、ダゲを取る。
逃げ回らずに、己の肉体美を光らせ
手に持つ刀を構えて、近づく巨大スケルトンの刃を見切り居合切りで巨大な剣の刀身を真っ二つに切る。


アリスは、巨大スケルトンの足元に走り向かい右手と左手に短剣を握りしめて、太い一筋の白き骨に左手側の短剣からスキルを放つ。


連続攻撃を放ち、穿つような突きが炸裂する。すると、左側の巨大スケルトンの脚がスタンする。


麻痺属性が強いアリスの短剣を活かしてるが、威力はあまり高くないが、スタン率が跳ね上がる長所がある。
そっから、右手の握る短剣のスキルが放たれ、回転しながら勢いで強烈な突きを放つ。
ナイツ・オブ・ソードオンラインにあるスキルと似ているが、こちらの世界には属性と武器にある敵にデバフ効果があるタイプが存在している。
だから、アリスがスピンしてると...青いフェクトが綺麗に渦を巻いている
そっから、手早い青白いフェクトが空間を突くような感じに見える。


レクトは、空中から回転するように剣を突き立て、高速回転で巨大スケルトン首骨にめがけて落下。
弾丸を壁に当たったような音が鳴り響き、轟音を奏でる。


レクトが握る青い剣が突き刺さる床は捲りあがるり、巨大スケルトンは崩れるように床に倒れ込み風化して消えた


          

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