ナイツオブソードオンライン

双葉エレン

第41話新たな世界へ

あの事件後、国枝透は国際犯罪として捕まった。


VR、AR、MRを含んだ複合世界を全てのオンラインゲームを敵に回した。結果的に、5人の勇姿が倒した訳だが...後味があまり良くない。


一つ目が、フルダイブオンラインゲームの提供を取りやめ
各運営は、悲鳴をあげる展開となった
二つ目が、拘置所での国枝透の発言だ
『犯罪組織と繋がりがある限り、僕は...滅びない!』っと嘆いていた事だ、妙な発言を口から吐き散らした訳だが...警察は洗いざらい調べたが、捕まえたのは数十人
姿をくらましたのは4人。
その内の1人は、坂間列島と言う男だ。
レットっという名を聞けば、大概誰だか想定がつく。
三つ目は、囚われた時間がズレていたことだ
約一年でクリアっと思って居たが、実際は1年半だった
半年分の時差で時間感覚を鈍らせていたと思われたが、国枝透の発言では『夢に浸からせて、溺れさせて『現実』なんて無かったことにすりゃいいだけの話だ』っと言ったらしい
彼もまた、時間に囚われてく無いと思ったのだろうか?



そして、一年半前の夏から帰還した俺は...春先の寒い時期に病室で目覚めた。
当然家族は、泣いたり、抱きつかれたりした
そして、間迎えの病室に一人の少女本名は赤坂梨紗、アバター名はアリス。


その病室の前に歩けるまで、ビハビリで数週間かかった
ようやく、会えるのかと思い
病室のドアを引いた空斗


病室のベットに座る一人の少女
窓からの光に照らされていて天使君臨感覚になりそうだった
そして『空斗くん?』っと微かに笑みを浮かべてそう言った


『うん、ようやく会えたな』っと空斗はホッとした顔で言った


『やっぱり、変わらないね』
『そうか?あ...じゃなかった梨紗は髪の色だけ違うけど、ほぼ変わらないな』
『髪の色はしょうがないよ、でもこうして居られるのも...良いよね?』
『あぁ、俺も同じだ』


二人は、他愛のない会話が続いていた最中で二人の両親は仲の良さにそっとしていた
そして、梨紗の父親と空斗の父親が部屋に入ってきて『楽しい会話中、ちょっと失礼』っと言った


梨紗と空斗は、自分達の父親の顔を眺めた。すると『ふむ、お前達付き合ってるんだろ?』っと唐突に梨紗の父親が言った瞬間に二人は慌てた
そんな光景を、空斗の父親が『隠さなくていい、空斗...お前に隠していたことがある』っと妙に真顔の親父の顔に『な、なんだよ改まって』っと空斗は言った


二人の父親が、顔を見合わせて
頷き再び二人の方を振り向き


『実はな、お前達二人を...結婚させるっと話をな』
『君ら二人が生まれた時に、俺達が話し合って決めていたんだ。まぁ、同級生だしな俺らな』


その話を聞いて知らなかった二人は驚愕しながら『え、えぇぇぇぇーーー!?』っと叫んだ


『おい、病室で騒ぐな...』
『これを叫ばずにいられないわよ!』
『てか、なんで親父達黙ってたんだよ!?』
『いや、まぁ、梨紗の趣味に適正あるかなぁ...なんて思ってな?』
『それに、君...空斗君、梨紗を守ってくれたじゃん?だから択せるんだよ』
『え?何でそれを...?』
『梨紗お前...黙っていたのか?』
『うー...、だって恥ずかしくて言えないもん!』
『えーと、梨紗さん...どうゆうこと?』
『はぁ、火焔っと分かるよな?』
『はい...それがどうゆう繋がりが?』
『アレ、俺だわ』


数分間、空斗は硬直した
つまり今まで、梨紗のお父さんと最前線に共にいたって事になる
口から叫びたいが、もうこれ以上は叫べない


看護婦さんの顔が、優しい凶顔している...喉にとどめといた


こうして、親公認と言う驚きの付き合う事になった
そっから、1週間後...国が支援した臨時高校に編入学した


仮想世界に囚われた人に向けた
遅れた分の授業を受ける特別な場所だ。梨紗を初めとした数十人がクラス別で同じ時間を過ごし始めた
そして、ゴーグル型ギアを片手に
自分が設立した部活で、中にあるデータを調べ始めた
国枝稔から手渡された、カプセル状の何かを知るためにギアを使つかわなきゃダメなのだ
その調べるのにも一ヶ月がすぎたある日ーー


とある昼下がりの午後、パソコンが置かれた部室に、一人の少女がドアを開けて入って声をかける


『空斗君』
『お、梨紗か?どうした』
『カプセル状の何かを解明したんだって?』
『うん、『ライセンス・ネットワーク』って奴だ』
『なに、それ...?』
『なんて言えば...VRのダイブ回線って言えばわかりやすいかな?』
『ネットワーク回線が、その中にあるって訳かしら?』
『多分な、これを各事業に提供すればまた...あの世界に行けるさ』


空斗の輝いた眼差しを見て梨紗は軽く笑う
そんな光景の中、部室に新たな入門者がドアを開けてはいる


一人のセーラー服を着た少女が姿の子が目に止まる二人
『あ、アリスさんとレクトさんですね?』って言ってきたので、二人は頷いた
目を輝かせてながら『名前まだでしたね、私は綾崎彩芽です。アバター名はアヤです』っと言った瞬間、梨紗が彩芽の手を握りしめて
『彩芽ちゃん、やっぱり可愛い!!』っと握ってた手を自身に引き寄せて抱きしめた


『ふぇぇっ!?』
『うんうん、悪くない悪くない仮想世界じゃないから実態感があるわ〜』
『あ、アリスさん...苦しいですぅぅ〜〜』
『うわぁ...』
『れ、レクトさん...助けて...』
『いや、まぁ、うん、いいんじゃない?』
『な、何がいいのですか...?』
『女の子同士が抱きつく所が』
『ひ、酷い...!貴方はそんな人っ...ぐるじぃ...!』


流石に泣き目になりそうな彩芽を見て空斗は梨紗に言う


『おいおい、梨紗感動しすぎだぞ...彩芽が困るだろ?』っと言ったが梨紗は『えー、少しだけ良いじゃん』っと反論された始末だった


かくかくしかじかで、ようやく梨紗は彩芽から離れた
そして空斗は、彩芽に対してこう言った
『アバター名で名前を呼ぶと素姿がバレるからその名は厳禁だぞ?俺は空斗だぞ』
『え、えーと...』
『なんか、顔赤くない?』
『そ、そんな事ないですぅ!ただ...』
『ただ...?』
『空斗君、ほんと女の子の気持ちわからないのね...』
『へ?』
『そうゆう所鈍感よ...本当に』
『どうゆう事だ?』
『聞いてくるのもおかしいって話よ』
二人の眼差しが空斗に突き刺さる
その場を苦笑いで事を終えた


その日の夜からパソコン片手に
空斗は、軽くため息をついて
提供する運営を選び始めた。


日夜問わずやりとりが続き、そしてようやくフルダイブVRが復活を遂げた。以前見たく人気とは行かないだろうが、その点俺達は...新たな世界へと扉の切符を手にした。


それが 《フリークリエイティブオンライン》
種族がある世界で、空や海等を飛んだり潜ったりなど自由に出来る
種族の間で、開催イベントなどを作ったり広大なフィールドに建造物やエリア拡張、自分だけのオリジナルクエストを作ったり出来る
クリエイティブみたいなことが出来る無限大の可能性がある世界だ


自由と発想の世界っと言った所だ
そのソフトを運営は無償で臨時学生に提供してきた。
その運営はあの《ナイツオブソードオンライン》の開発された所からだった
試作段階のβテストに参加してほしいっという要望に、臨時学生らは拒否反応を示さなかった
理由は、あの世界でも俺達にすれば『現実』だからだ。


だから、俺はあのグランドタワーを作りたいとそう願った
まだクリアしてない、それは俺だけかもしれないが...。
今度こそしたいんだ!


計量型メガネ型ギアを装着して
『ダイブ・スタート!!』


久々に、アバター選択肢画面が現れ、ヒューマン、キャット、エルフ、エンジェル、アース、ダークエルフっと言う種族選択肢があり
迷う空斗ーー


うーん、アリスの狙い目って考えればキャットかエンジェルかエルフのどれかだな...。


よく見ると、すべての種族で飛行可能っと書かれていた
キャット...でいいか?いや、エルフも捨てがたいな...うーむ。


しばし考えて、ダークエルフを選択してその地の設定をこなしてようやくログインができた


目の前に映るのは、黒い草木などが生い茂る場所に立っていた
初回ログインだけあり、軽装な黒い装備品一色統一されていた


ブラックオブブラックだな、これだとな...。
やや貧弱な眼差しを浮かべつつ辺りを見渡した


空は魔王城見たいな闇雲が立ち込め、大地は若干紫色に染まっていた。そう、明らかな...毒素が立ち込めてそうな場所に過ぎなかった
よく考えれば、鼻に入り込む臭いは悪臭に近い感じだ。


空が飛べるとしても、どうやるのか分からずウィンドウを開こうとした瞬間ーー


少年の真横を掠り過ぎ飛ぶ一本の刃、地面に突き刺さり、切れた頬を触りつつ飛んできた方角に向かって叫んだ


『誰だ!!』


静けさだけが、流れる...不振に思い辺りを警戒する。
反応がない、妙だな...。
普通なら、この程度で木から滑り落ちるってのが定番なのだが...


すると、どっからとも無く少年に向けて再び刃が飛んでくるーー


また少年は、顔ギリギリで躱す
後退り一歩、睨みつけるように見渡す。そして、不意を撃つように、またない場所からの飛び攻撃


俺の背後や、眼前に目掛けて投げ飛ばしてきてるな。
なら、これならどうだーー


少年は、静かに目を瞑りじっと動かないで精神を研ぎ澄ます。
やがて辺りは無音に近い感覚になり、敵の足音が次第に感じ取れる


背後に回る音、左右に走る音、そして俺目掛けて走って来る音ーー


少年は、向かって来る音に対して
ゆっくりと左手で敵が持つ短剣の手首を掴み取るーー。


ーー?!


そして、引き寄せる力を使い一歩踏み切った自分の足に引っ掛け
空中に体を浮かせ少年は右手で拳を作りそのまま地面に向かって思いっきり腹部めがけて腹を強く叩き込んだ。


パァンっと破裂音に近い音が鳴り響き、地面にくの字の様にめり込んだ。
彼のを狙っていた敵はどうやら麻痺状態(ホールド)になっていたのを確認して、疑問な部分を問い出した。


『おい、くの字めり込んだ奴。なぜ俺を狙った?』
『頼まれただけだ...、この領土は...魔王城に支配されてる場所だ。仕方が無いだろ』
『魔王城...?』
『なんも知らずに居たのか?』
『あぁ』
『知らない奴がこんな場所に入って、死にたかったのか?』
『そうゆう訳じゃない、なら正常な場所を教えてほしい』


くの字の男は、黒い森の方角を指でし示した
その方角を見た、森や茂みが生い茂て道なんてない。
『空を飛べば抜け出れる』
空を飛べば...かーー。
彼はしばし考えた、空の飛び方はまだよく分からないのだ。
そして、考えてもらちが明かないっと思い少年は草木が生い茂る場所に踏み入って歩み始めた





          

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