ナイツオブソードオンライン
第33話新たな世界と開発者の狙い
森林をひたすら歩くレクト
雪原の道を歩き進む先に、映るのは街並み
レクトは、何故か胸騒ぎを過ぎっていた
見る限り、久しく見る建造物の数々...ゲームのものか、現実世界の物か定かではない
悩みながら、辺りを見渡してると...山の麓から雪が舞い上がり
中ボスクラスのモンスターが出現して雄叫びをあげていた
『スノードラゴン...だと?!』
やつは確か85階層の、エリアボス...ここは70階層だった筈だ
レクトは、ストレージを開き現在位置を確認するとーー
『ーーなっ...?!Errorだと...?』
レクトは、GMアカウントを開き
調べはじめた
すると、《エリア外システム》と表示されて目の前のストレージがフリーズされデータが消され始めた
レクトは、慌てながら強制削除システムを止めるコマンドを入力した
ピーっと耳に響く音が数秒鳴り響き、『次へのコマンド入力しますか?』っと目の前に表示された
『はいか、いいえか...。多分で戻れば...データが破損するんだろうな。なら答えは一つしかない』
震える指先を、表示されてるストレージコマンドに『yes』ボタンをタップした
すると、目の前に『再起動します』っと表示され
このゲームに入る時のことを思い出す様なフェクトが流れた
周りが真っ暗になり、そして、また同じ風景の場所に立っていた
『...変わらないか?』
再びストレージを開くと、GMアカウントと自身の普通のアカウントが混ざりあった特殊なウインドに変わっていた
レクトは、恐る恐る再び地図を開き表示されている文字を口にしながら音読する
『オンラインゲーム・ネットワーク中心部、全てのトッププレイヤーが集うスターズ・ソードオンライン。通称SSO、最近開発した最新ゲームで現実世界と仮想世界が混ざりあった世界、その名も『複合世界』略せば『MR』。って...別世界かここ!?』
レクトは、苦笑いをしながら更に文書を読む
『『この文を読んでるレクト、この素晴らしい世界に迷い込ませたのはこの私...国枝透様だ。あの時の攻撃には驚かされたよ、僕のアカウント事凍結させるなんてね...だから、一年という時間を費やし君を私自身の手で嬲り殺す為に練ったこの『複合世界』で君自身の本体を探し当てて...殺してやる。』...か。わざわざ別世界にまで招待してまで、俺を殺す?ふっ、貧弱な低脳なクソなやつほどこんな発想が生まれるのか?囚われたのは、アリアじゃない...俺自身か?笑わせる』
レクトは、左の剣を抜き取り
スノードラゴンに向けてかざしながら
『一つ忠告だ、俺は、クリアしてない状態で次のゲームに乗り移ろうなんて考えはしない。わかりやすく例えるとな、今いる嫁に味が飽きて次の女に手を出すような事は絶対にない。やり込みがないゲームなんて素人同然って感覚かもしれんが...俺はその逆だと思う。だから、思い知らせてやるよ...『ゲームってのはなぁ...やり込んでこそだ』ってな!!』
レクトは、雪原を疾走する
向かい来るスノードラゴンとすれ違い狭間に直線スキルを放ち、一撃で仕留めた
すると辺りから次々にBobするモンスターに、レクトは右側の剣を抜き取り二刀流で連撃を入れまくるーーー
ちっ、Bobの出る時間は約1秒位か...?
俺一人じゃ手が足りないな...!
容赦ないレクトの、斬撃とBobの速さと気力が削ぎ剥がされる
レクトは、息を切らしながらも、歯をぎしませながら自力でモンスターを倒しまくる
だが、モンスターの動きの変わり方に、レクトは迷い始める剣筋
その一瞬で、レクトの左手の剣が弾き飛ばされた
『ちっ...!こいつらさっきと動きが違う...!』
モンスターは、特定のモーションで動いているはずだ
なのに、こいつらは...まるで俺の太刀筋とパターンを見切って突いてきやがる...!
まるで、人間みたいな動きだ...
レクトは、右手の剣を強く握りしめながら
迷うな!目の前にいる敵は...あくまでもデータで動いてるモンスターだ!一気に肩をつける!
だが、その思いも、数分間の攻撃で...気力も体力も奪い続けた
結果、レクトの周りにはモンスターだらけとなり囲んでいた
その中央に、息を切らせながらレクトが剣を地面に突き刺し前かがみになっていた
『ちっ、数が...多過ぎるな...!見れば見るほど、増えてきやがる...絶賛増殖中ですか?コノヤロー』
立ち上がるにも、足や、体に、力が入らない
体力イエローゾーンだ、このままじゃ...本当に死ぬ
レクトは、必死に体を動かそうとするが、意思と異なり、力が入らなく動かない
こうしてる間にも、攻めてくるモンスターをレクトは振り下ろされる直前まで目を開いていた
クソ...!動けよ体!動けよ足!
死ぬには、まだ早い!
『やっ!』っと声と同時にモンスターは頭を貫かれて消えさた
そして、次々と、光る矢が次々にモンスターの頭を貫く
レクトは視線の先に映る、少女を見て
『別行動...じゃなかったっけ?』っと呟いた
少女は、弓を背中に戻しながら
『事情が変わった。私も、元いた世界と違う事を知ってはいた...けど、どうやらこのゲーム開発者の国枝透に別のゲームに飛ばされたことには変わりがないことが分かったわ。独断じゃ危険すぎる』
『...なるほど、その話し方だと...『君』も俺と同じ事をしたんだな?』
『えぇ、でもその話は...あそこにいる巨大ボスを倒してからね...』
ビル3階ぐらいはあるだろうか?
見上げれば見上げるほど、とてつもなくデカいドラゴン
今まで出会ったモンスターの中では最高クラスのデカさだ
『神竜王、全てのオンラインゲームを滑る最大級のボス。全ての場においてこれ以上以下もないくらい...強いわ。今の私達だけじゃ...足りない。レイドパーティーを探しましょ』
『神竜王ってさ、どっかで聞いたことがあるな。隠しボスだよね?』
『...さぁ、行きましょうか?』
『おい、目線そらすな』
少女は、神竜王がいる方角の真逆の方へ歩き始めた
レクトは、軽くため息をつきながら、出現するモンスターを蹴散らしながら
『まてよ、仲間探すって言っても...居るのかわかんないだろ?』
『いえ、オンラインゲームの中心部ですよ?ARからもVRからもそして、このMR世界でも居るはず。断定はできないけど...ね』
こうして始まった仲間探し...
新たな世界MRに何故...強制転移されたのか?
          
雪原の道を歩き進む先に、映るのは街並み
レクトは、何故か胸騒ぎを過ぎっていた
見る限り、久しく見る建造物の数々...ゲームのものか、現実世界の物か定かではない
悩みながら、辺りを見渡してると...山の麓から雪が舞い上がり
中ボスクラスのモンスターが出現して雄叫びをあげていた
『スノードラゴン...だと?!』
やつは確か85階層の、エリアボス...ここは70階層だった筈だ
レクトは、ストレージを開き現在位置を確認するとーー
『ーーなっ...?!Errorだと...?』
レクトは、GMアカウントを開き
調べはじめた
すると、《エリア外システム》と表示されて目の前のストレージがフリーズされデータが消され始めた
レクトは、慌てながら強制削除システムを止めるコマンドを入力した
ピーっと耳に響く音が数秒鳴り響き、『次へのコマンド入力しますか?』っと目の前に表示された
『はいか、いいえか...。多分で戻れば...データが破損するんだろうな。なら答えは一つしかない』
震える指先を、表示されてるストレージコマンドに『yes』ボタンをタップした
すると、目の前に『再起動します』っと表示され
このゲームに入る時のことを思い出す様なフェクトが流れた
周りが真っ暗になり、そして、また同じ風景の場所に立っていた
『...変わらないか?』
再びストレージを開くと、GMアカウントと自身の普通のアカウントが混ざりあった特殊なウインドに変わっていた
レクトは、恐る恐る再び地図を開き表示されている文字を口にしながら音読する
『オンラインゲーム・ネットワーク中心部、全てのトッププレイヤーが集うスターズ・ソードオンライン。通称SSO、最近開発した最新ゲームで現実世界と仮想世界が混ざりあった世界、その名も『複合世界』略せば『MR』。って...別世界かここ!?』
レクトは、苦笑いをしながら更に文書を読む
『『この文を読んでるレクト、この素晴らしい世界に迷い込ませたのはこの私...国枝透様だ。あの時の攻撃には驚かされたよ、僕のアカウント事凍結させるなんてね...だから、一年という時間を費やし君を私自身の手で嬲り殺す為に練ったこの『複合世界』で君自身の本体を探し当てて...殺してやる。』...か。わざわざ別世界にまで招待してまで、俺を殺す?ふっ、貧弱な低脳なクソなやつほどこんな発想が生まれるのか?囚われたのは、アリアじゃない...俺自身か?笑わせる』
レクトは、左の剣を抜き取り
スノードラゴンに向けてかざしながら
『一つ忠告だ、俺は、クリアしてない状態で次のゲームに乗り移ろうなんて考えはしない。わかりやすく例えるとな、今いる嫁に味が飽きて次の女に手を出すような事は絶対にない。やり込みがないゲームなんて素人同然って感覚かもしれんが...俺はその逆だと思う。だから、思い知らせてやるよ...『ゲームってのはなぁ...やり込んでこそだ』ってな!!』
レクトは、雪原を疾走する
向かい来るスノードラゴンとすれ違い狭間に直線スキルを放ち、一撃で仕留めた
すると辺りから次々にBobするモンスターに、レクトは右側の剣を抜き取り二刀流で連撃を入れまくるーーー
ちっ、Bobの出る時間は約1秒位か...?
俺一人じゃ手が足りないな...!
容赦ないレクトの、斬撃とBobの速さと気力が削ぎ剥がされる
レクトは、息を切らしながらも、歯をぎしませながら自力でモンスターを倒しまくる
だが、モンスターの動きの変わり方に、レクトは迷い始める剣筋
その一瞬で、レクトの左手の剣が弾き飛ばされた
『ちっ...!こいつらさっきと動きが違う...!』
モンスターは、特定のモーションで動いているはずだ
なのに、こいつらは...まるで俺の太刀筋とパターンを見切って突いてきやがる...!
まるで、人間みたいな動きだ...
レクトは、右手の剣を強く握りしめながら
迷うな!目の前にいる敵は...あくまでもデータで動いてるモンスターだ!一気に肩をつける!
だが、その思いも、数分間の攻撃で...気力も体力も奪い続けた
結果、レクトの周りにはモンスターだらけとなり囲んでいた
その中央に、息を切らせながらレクトが剣を地面に突き刺し前かがみになっていた
『ちっ、数が...多過ぎるな...!見れば見るほど、増えてきやがる...絶賛増殖中ですか?コノヤロー』
立ち上がるにも、足や、体に、力が入らない
体力イエローゾーンだ、このままじゃ...本当に死ぬ
レクトは、必死に体を動かそうとするが、意思と異なり、力が入らなく動かない
こうしてる間にも、攻めてくるモンスターをレクトは振り下ろされる直前まで目を開いていた
クソ...!動けよ体!動けよ足!
死ぬには、まだ早い!
『やっ!』っと声と同時にモンスターは頭を貫かれて消えさた
そして、次々と、光る矢が次々にモンスターの頭を貫く
レクトは視線の先に映る、少女を見て
『別行動...じゃなかったっけ?』っと呟いた
少女は、弓を背中に戻しながら
『事情が変わった。私も、元いた世界と違う事を知ってはいた...けど、どうやらこのゲーム開発者の国枝透に別のゲームに飛ばされたことには変わりがないことが分かったわ。独断じゃ危険すぎる』
『...なるほど、その話し方だと...『君』も俺と同じ事をしたんだな?』
『えぇ、でもその話は...あそこにいる巨大ボスを倒してからね...』
ビル3階ぐらいはあるだろうか?
見上げれば見上げるほど、とてつもなくデカいドラゴン
今まで出会ったモンスターの中では最高クラスのデカさだ
『神竜王、全てのオンラインゲームを滑る最大級のボス。全ての場においてこれ以上以下もないくらい...強いわ。今の私達だけじゃ...足りない。レイドパーティーを探しましょ』
『神竜王ってさ、どっかで聞いたことがあるな。隠しボスだよね?』
『...さぁ、行きましょうか?』
『おい、目線そらすな』
少女は、神竜王がいる方角の真逆の方へ歩き始めた
レクトは、軽くため息をつきながら、出現するモンスターを蹴散らしながら
『まてよ、仲間探すって言っても...居るのかわかんないだろ?』
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