全部の詩が、ぼくの全ての嘘。

アビコさん。

職場が墓場だ。

毎日死んだように働いている。
死んだようにと言ってはいるが、決して仕事がきつく、身も心もボロボロになっているということではない。
人に会うのがきついし、会話をするのが苦手なだけだ。
苦手というよりも億劫なのだ。


誰にも会わないで済むならば、それに越したことはない。


だが、勤め人として生きていくなら、仕方ないしどうしようもない。


何の才能もなく、技術も持ち合わせてないので、他人が作ったルールの下、そのレールに敷かれて生きていくしかない。


自分で自分を守る力があれば、自衛の力があれば、そんなことをしてはいない。


好きに生きているし、頼ったりしない。


好きでもない社会、人に頼らざるを得ないのは、自分の無力さの象徴である。


だけど、そんな無力な自分を救ってくれているのが社会であるというのも事実である。


所詮、世のたいがいの大人は、肩書や地位を外されれば、取るに足らないつまらない存在ばかり。


売れてない、作家や音楽アーティストよりも無価値だ。


何も産みだしてないから。


人間の価値なんてそう簡単にさし測れないし、評価は出来ないなんて分かっている。だが、どこかしらの企業に属している人間なんて、そんなくだらない人間ばかり。


じゃあ、自営をしている人はどうなの。全て素晴らしいの。知らねーよ、そこまで。


まあ、とりあえず、言えることとしては、自分の頭で考えて、自分の中からなにか創造している人以外ってつまらないよね。


だけど、そういう人が全てダメってわけでもなくて、そういう人がいないと社会は回らない。


なんとなく自分はえらいんだぞって思って、社会で威張って、お金いっぱい遣ってくれるような人が多く必要。


そういう考えられない大人たちで社会は回っている。


頭のいい人が社会を回してるんじゃなくて、何もわからない大人が社会を回しているんだ。



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