異世界〈最弱〉のギルドマスター

鮭@SAKE

No.5〜My sword〜

シフォン『ここが初めてギルドの生まれた町『ナラス』です!どうですかっ!!近未来的でしょ!』
シフォンは目を輝かせながら言った
タクト『あぁ...これはすごい、この......
『剣』』
シフォン『な、なんでそこで剣なんですか!!
まぁこれはこの街の英雄の騎士カエサルって人の像です』
タクト『へーそうなのかー。んじゃとりあえずこの街のギルドにでも行ってみますか!』
シフォンは苦笑いした
シフォン『ハハハハ....タクトさん自分勝手すぎますよ』
街の中心からさらに奥に歩いた
シフォン『ここがこの街のギルド『ドラゴニュウム』です!』
タクト『すげぇ!でけぇ!ここってどんくらいの人数のやつらがいるんだ?』
シフォン『確か....4千人程度ですかね!だけどギルドにいる人はほんのわずかでほとんどは長期クエストを受けに行ってていないです。』
タクト『へーそうなのか...とりあえず中に入ってみるか!』
シフォン『そーですね!!中に入ってみましょう!』
中に入った瞬間とんでもない威圧がタクトたちに飛んできた
ギルド受付人『お二人はギルドにご入会していただける方ですか?』
タクト『あーいえ!色々なギルドを見て回っていて!自分たちに相応しいギルドはどこかなーっと』
ギルド受付人『そーゆーことですか!ならここが一番ですよ!しかし....あなた達装備が少し貧しいですね...ここの近くに武器屋があるのでそちらに行ってみてください!』
タクト『あ、あぁ..行ってみるよ。』
俺たちはギルドを後にし中央から西にある武器屋に行った
店員『お!新顔だね!欲しいのは防具かい?武器かい?』
タクト『あーいい杖ってあるかな?』
店員『杖ならこれだな俺の作った特注品だ』
シフォン『え?タクトさん、私は大丈夫ですよ!詠唱だけですみますし。』
タクト『そうか、なら魔力を利用しない武器ってあるか?』
店員『魔力を使用しない武器...か、あ!確かあれがあったような』
店員が店の奥にいき、ゴソゴソとなにかいじる
店員『これだ!名は神刀『ゼリス』、力の握り加減や持ち主の技量によって変化する代物だ』
タクトは目を引かれた
タクト『こ、これいくらだ』
店員『まぁざっと10万ラックってとこだな。』
タクト(いくらなんでも高過ぎる!)
タクト『値引きできないか?高過ぎる。』
店員『値引きか...本当はしたくねーが...なら俺からの願いを聞けばこの剣を無償で渡してやる』
タクト『なにをすればいいんだ?』
店員『この街の少し離れたとこにブリザードイーグルってゆーかなり強い鳥がいるそいつの皮膚は硬い氷でできている、しかもかなり高価だ』
タクト『そいつの素材を取ってこいと』
店員『そーゆーことだ』
タクト『そいつを倒すだけでくれるならやってやるよ』
店員『交渉成立だな』
店員『武器がないと戦えないだろ、これ持っていけ、とりあえずレンタルしてやる』
『勝てばそのまま持っていってくれてかまわん』
タクト『いいだろう、勝ってやる。』
タクトとシフォンは武器屋をあとにしブリザードイーグルのいる洞窟に向かう

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