異世界〈最弱〉のギルドマスター

鮭@SAKE

No.2〜秘められた力〜

『亜人民禁止の首都では亜人奴隷が高く売れるんです、だから私のような亜人が狙われるんです..』
そーゆーことか!だからこんな傷だらけに...
『まぁとにかく!ここにいれば安心だからゆっくりしていけ』
なに言ってんだ俺は...厄介ごとに巻き込まれたくないのに...
『はい...ん?』
ピンクの髪の少女は目を疑った
『あれは!!』
『どうした...?』
森から二人の屈強な身体の剣を持った男がこちらに向かってくる
『すまんがここで待っててくれ』
『はい...』
俺は祖父の遺物の剣を持ち外に出る
『どうしたんです?こんな所に..』
A『あんちゃん...ここら辺にピンク色の髪の亜人はこなかったかい?あの子僕の知り合いなんだ』
B『そうなんだよー。朝見たら居なくなってて困るの何のw』
俺はこいつらの言葉に腹が立った
『あの子はお前らのおもちゃじゃねーだろーが!!』

スキル発動     瞬間移動

A『なんだこいつ。いつ俺の後ろに...!』
『お前の動きは遅すぎる』

スキル発動   筋力増強

『じいちゃんから昔教わったこの技で..』

ソードスキル  発動   一文打刃  (いちもうだじん)

『終わりだ』
 
モブAが倒れた

B『よそ見はいけないよ〜僕っ!!』

『なっ!!』

(光属性  風魔法     エンシャントウィング!)
魔法が敵Bめがけて飛んでいきBを吹き飛ばした
『はぁ、はぁ...大丈夫ですか?』
そこに立っていたのはピンク色の髪の少女だった
『あぁ..なんとかな..』
ダメだ前がまったく見えねぇ..立つ力も残ってねーよ
『あなたお名前は?』
『タクトだ。アンタは?』
『私はシフォン』
  
この二人の物語は今動き始めた

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