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絶対わざと神様は私だけ違う場所に転移させたし、ちらりと透けて見える魔王ってのはどういうこと?

がーねっと

異世界転移一五二日目みたいですよっと。夜二つ目

王城はそこまで広くない。
それは、地上だけだったら、のお話だけど。
地下は迷宮になっているみたい。
なんで迷宮になっているのかは教えてくれなかったけれど……。
3人それぞれ違う方向へ行ってるけれど、大丈夫かなぁ、ジョン。
迷子になりそうなイメージがあるんだよねぇ。


ん、なんかブーメランな気が……気のせいかな。
そんなこと考えていたら目の前に人影が。
誰かな?
もしかして、白馬の王子様かな!?




クロム
Lv.35
王太子




お!本物の王子……おっと失礼。
豚だったようだ。
こんな奴は王子じゃないな。
全く、この城のものはなにしてるんだ。
こんな豚を王城に放っているなんて!


しょうがない。
この私が処理してあげよう!!


はい、首チョンパ。


さ、王様探しの続きをしましょー。
豚がこっちから来たからもしかしたら、まだ豚がいるかもしれない!
これは非常事態だ!
豚は処理しないと!!


それにさっきから、ブヒブヒと声が……じゃないや。
女の人の変な声が聞こえてくる。
夫婦の営みかなー?
覗いちゃ失礼かなー?


でも、ほら。
豚はやっぱり処理しないと!
お城としてはダメダメだよ!!


部屋に入るとピンク色の光が目に入ってくる。
それと、変な匂いがするよ。
ちょっとイカ……ううん、なんでもないんだ。
さぁ!さっさと豚を処理して、汚い人形みたいなのを処理して、最後の豚を処理しに行きましょう!!


あ、でもこの豚どうしよ?
持って行くのはちょっと気が引けるよね。
じゃあ放置の方向で!


次はメスの豚だよ!
略すと雌ぶ……なんでもないよ!!
こんな事言うと後でブレットに怒られちゃいそうだし。
うんうん。
女の子がこんなこと言っちゃいけないもんね。


豚の二つ隣の部屋に最後の豚が居ました!
ここも、今先とは違う意味で臭いなぁ。
お香がたかれてるから?
でもこれ、お香なのかな?
違う気がするなぁ。


まあ、私には分からないから取り敢えず豚と、やっぱり転がってる人形みたいなのを処理して2人に合流しよう!!










雌豚の首をはねたとき、ブレットとジョンは1人の少女と向かい合っていた。


「……久しぶりね。ヘンリーにウィリアム」
「ヘンリー?ウィリアム?何言ってんだ。馬鹿じゃねぇの?」
「クロス、地、落チタ」
「何とでも言えば良いわ!もうすぐこの腐りきった国は私のものになるのだから!」
「違ウ、コノ、国、マスタ、モノ」
「そうだな。この国は俺らの主人のモノになる。いや、国だけじゃない。この腐りきった大陸全部が主人のモンだ」
「あはははっ!貴方達、威張って言っているけれど、牢獄の中よ?何を言っているのかしら」


そう、2人は牢獄の中に落とされていた。
2人は玉座の間で鉢合わせ、一歩踏み出したところで揃って落とし穴にはまったのだ。
そして、クロスと呼ばれている少女は2人を笑いながら見下ろそうと移動したところで、コイツもまた落とし穴にはまった。


3人は助けを待ちながら、牢屋の中で昔話に花を咲かせていた。












さあ!
終わったぞ!!
二人に合流しなきゃだね!
でも、どこにいるんだろう。


集合場所とか決めといた方が良かったかな。








「で、貴方達の主人とやらも落とし穴にはまったのね」
「どうすんだよ、これ」
「うっ……面目ない」
「どうするのよ」
「死ねばいいと思うよ!」
「笑顔で言うことじゃないわよ!?」
「また変なこと言って……」
「マスタ……」


アイテムボックスからナイフを取り出し、私の首に押し付ける。


「貴女っ……!」
「じゃあ、私、死ぬね」
「はぁ!?何言って!!」
「マスタッ!!」
「私のこと……忘れないでね……」




自分の首を【死刑執行】を外したナイフではねた。






はーい、おはようございます!
もう何万回目か分からない死に戻りでございます!
今はどこかって?
王城の扉がすぐ後ろにあります。


スタートに戻ってきたわけですな。
振り出しに戻る!!


を経験したよ!!

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