異世界転移百四十六日目みたいですよっと。四つ目

てことで、ブレットにこの世界について説明してもらいました。
まとめると……。


・この世界には15歳から30歳までの地球人が転移してきている。
てところで疑問を感じてくれた人もいるみたいなのでそこを掘り下げてみました。


Ｑ.20歳で子供産んだ人たちはどうなるの？20歳の人はこっちの世界に来て0歳の子は何処へ行くの？
Ａ.ここと双子の世界へ行きます。


Ｑ.双子の世界ってなに？
Ａ.この世界と同じようで違う世界です。


Ｑ.双子の世界に行くってその親子だけなの？
Ａ.0歳から14歳、31歳から上の年の地球人も全員そこに転移させられています。


Ｑ.年齢が離れている夫婦とかはどうなるの？
Ａ.ランダムでどちらかの世界に転移させられます。


Ｑ.恋人は？
Ａ.離れ離れになります。


Ｑ.酷くない？
Ａ.試練を乗り越えてこそ真実の愛というものが芽生えるのです。




てなことでした。
じゃあ、次！


・この世界は６つの大陸に分かれている。
掘り下げてみました。


Ｑ.今私たちがいる大陸はどんなところ？
Ａ.治安が一番悪い大陸です。


Ｑ.一番治安が良い大陸はどこにあるの？
Ａ.ちょうどこの大陸の反対側に位置しています。


Ｑ.この大陸はどうなっているの？
Ａ.現在は６つに国が分かれており、どの国も戦争ばかりしています。


Ｑ.一番治安がいい大陸は？
Ａ.ひとつの大陸をひとつの国が支配しています。


Ｑ.他にどんな大陸があるの？
Ａ.商業大陸、夜の大陸、空に浮かぶ大陸、未知の大陸があります。


ファンタジー要素たっぷり！！
他にも色々聞きたいことはいっぱいあったけれど、質問内容を忘れたのでパスの方向で。


「さて、ここからどうしようかな」
「図書館に行ってみたらいいんじゃねぇ……いいと思います」
「ソウ、ス……シタ、イデス」


二人は敬語に苦戦している様子。
面白く思いながらジョンがいう図書館に案内してもらった。
行く途中に教会らしきものがあったから寄ってみると酷かったよ。


司祭さんなんておらんかったんや。
空気も澱んでたし。
なにより忘れがちだけど神様の二人が中に入ろうとしなかった。
神様の二人が嫌がるって……。


こんなに酷い教会みたいなものがあっていいのか！
良いわけがない！！
よし、浄化しよう。




気づいたら教会があった場所には大きなクレーターが出来ていた。
おかしいな。
ちょっと、石像壊しただけじゃないか。
それがいきなりバトルフィールドみたいになって石像に似たやつが攻撃してくるから。
上空に飛んで魔法を撃ち込んだらこんなことに……。


しかも、気付いたら敵さん沈んでたし……。
私何も悪くないよね～。
正当防衛だもん。
過剰？
気のせいだよ。




みたいなこともあったけどきちんと図書館に着きましたよ。
そして、図書館の中の本を読んで思ったこと。


私がこの大陸を支配してあげよう！！




……間違えた。
私がこの大陸を良いものにしてあげよう！！


ってことです。
二人に聞くと快く同意してくれました。
ついでにこの大陸にある教会を一つずつ破壊して欲しいそうです。


なんでか分からないけど、まあいいかな～。


セーブして、今日は宿屋に泊まります。
見張りはジョンがしてくれるみたい。


神様って寝る必要ないんだね。
初めて知ったよ！！


てことで、今日はお休みなさ～い！！