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絶対わざと神様は私だけ違う場所に転移させたし、ちらりと透けて見える魔王ってのはどういうこと?

がーねっと

異世界転移146日目みたいですよっと。二つ目

「ウィリアム再起動!!!」
「君はジョンだって」
「自分、名前、憶エラレ、ナイ。バカ」
「バカじゃねぇし!」
「ジョン君、私お腹空いたー」
「ちょっと待ってろ!!すぐ作ってやるから」
「ジョン、単純」
「ちょろいぜ……で、これからどうしよっかな」


ブレットに聞くと少し考えたそぶりも見せず、ただ一言。


「外」


とだけ言った。
って、一言じゃなくね!?
なんだよ外って!!
簡潔すぎて一瞬分からなくなったよ!


うーん、でも外かぁ。
私ここに来た時から一回も外の景色見たことないんだよね。


「うん、いいかも。でも、どうやって外に出るの?」
「魔窟、出口、ボク、作ル」
「へー、作れるんだ……じゃあご飯食べた後に作ってもらおうかな」
「分カ、タ」


ということでご飯を待ってるけど全然来ないぞ?
なぜだ!
暇じゃないか!!


しょうがない、プロッグとアカシアさんに連絡してみよう。


『今の状況を3行で』


二人に同じ文を送信する。
どっちが先n……ピローン……来たな。
てか、早いな。
どっちだ?


『料理は順調にご主人様のもと居た世界のものが作られております。
犯罪者ギルドで、ルールを守らなかった方は魔王軍と、国に連絡し徹底的に排除をする方向に進めています。
あと、人数が一杯になったので増やしておきました。
以上です。』


長い!!
長すぎるよ!!
よくあんなに早く来たな!!


『なるほど。分かった。これからも任せるよ』
『はい。お任せください』


これで、アカシアさんとの会話が途切れ……ピローン……あー、はいはい。
まったく、途中できらなくてもいいじゃないか。
こんな調子だと、脳内でナレーションなんかできやしねぇ!


『二ヶ月もギルドを放置ってどういうことぉ!?
人数一杯になったから勝手に増やしておいたわよぉ!
黒川さんの働き振りが怖い』


なんか、返信するのが嫌な文章だなぁ。
語尾をいちいち伸ばすなよ。


『感謝はしませんが、黒川さんがすごいのは前から知ってました』
『でも、それが怖いのよぉ!!』
『あ、黒川さんに伝えといてください。現実に魔王城を作るので、仕事がさらに増えますって』
『これ以上仕事を増やすきなのぉ!?』
『あ、ご飯来たので切ります』


軽く嘘をついて繋がるアプリの通知をきる。
なんかこれ以上続けてたら絶対長くなるみたいだったし。


「ご飯出来たぞ!」


あ、丁度良い!!
なんて、良い子。


「早く来いよな!」
「チョット、待ッテ」
「分かったよ!!」


「口、汚イ……オ仕置キ、スル」


いつの間にかブレットがジョンの首筋に小刀を当てていた。
待って、どこから出したの、その武器。
しかもいつ移動した!


とりあえず、ブレットを落ち着かせて食卓へと向かう。
そこにはおいしそうな和食が……。
え、和食ってなんであるの!?


「最近新しいギルドが出来たからだ……です」
「ほー」
「マス、ター……ステータス、確認ハ、シタ方、ガイイ」


と、いきなり言われましたので確認していきましょう。






   ステータス
  LV.1923
  HP 38710(+1290)  MP 38710(+6290)
   攻撃力  4635 (+1365)
   スピード  4635 (+1365)
   精神値  3284 (+2716)
   知力値  3284 (+2716)
   器用値  4635 (+1365)
    運   1960 (+3807)
  称号:魔王 神の加護 不滅の闘志 【万能者】
  Uスキル:死刑執行 賞与 鑑定 隠蔽 執行者奪技 眷属化 【調整 模倣】
  Nスキル:武具強化Lv.960 マッピングLv.1102 罠Lv.2976 魔導 鍛冶Lv.631 装飾Lv.127 細工Lv.241 裁縫Lv.1634 料理Lv.98 【魔術Lv.1500 剣術Lv.1500 弓術Lv.1500 調理Lv.1500 算術Lv.1500 探査Lv.1500】






   ステータス
   LV.2293
   HP 34395  MP 22930
    攻撃力  3439 
    スピード  4127 
    精神値  5273 
    知力値  5503 
    器用値  3668 
     運   2751 
   称号:第001神 人型オペレーター 歴史書
   Uスキル:魔導無効 状態異常無効 ミラー 隠密 擬態
   Nスキル:機械作成Lv.978 指示Lv.1298 暗殺術Lv.5794


あ、あれー、また強くなってる。
しかも新しいスキルが増えてるじゃないですか、やだー。
なんでかってにLv.が上がるかなぁ。
私のLv.なんてまだ1900だし……。
くっ……悔しくなんてないんだからねっ!!




さ、次だ。
ジョン君だ。




   ステータス
   LV.1256
   HP 12710  MP 12710
    攻撃力  1900 
    スピード  1900 
    精神値  1900 
    知力値  1900 
    器用値  1900 
     運   1900 
   称号:第294神 器用貧乏 万能者 魔王の従者
   Uスキル:調整 模倣
   Nスキル:魔術Lv.1500 剣術Lv.1500 弓術Lv.1500 調理Lv.1500 算術Lv.1500 探査Lv.1500




お、おう……。
この子は私と同じタイプかなー?
ステータスの上がり方の話をしてるんだけど。
でも、こっちの方が綺麗にそろってるよ。
羨ましいな!!


「御馳走様でした」


とりあえず、食べ終わったので手を合わせていつもの通りに言うと、二人から不思議なものを見るような目で見られた。
え、軽く傷つくんですけど~。
日本人なんだから普通でしょ??


「マスタ、日本、人?」
「ん?え、そうだけど??」
「うっそだぁ~!外見全然日本人じゃねぇよ~」
「む、失礼な!生粋の日本人だよ!」
「髪、下シテ、見ル」
「……分かったよ」


言われた通り髪を下して髪の毛の色を見る。
もしかして、どこかの小説やアニメみたいに白髪に変わってるとか!
なーんて……。


「うわぁぁ……」


驚いた。
いや、本当に。
まさか一部青くなるなんて。


まあ、いっか。


「青と緑は魔王の色。目が緋色とかもそうだな。どうやら順調に魔王への道を歩んでいるらしいな」
「なるほどー……でも光に照らさないと青って分からないね~。一部は真っ青だけど」


髪を縛りながら呟く。
まあ、変わってしまったことは残念だけどカッコいいから別にいいや。


「さ~て、初めての外!楽しみだなぁ!!」
「外はあぶねぇからな。気をつけろよ?」
「オ金、タグロック、スル」
「危ない?タグロック?なにそれ」
「この魔窟の外はすりや殺人やぼったくりなんて普通にあるからな。タグロックってのは金額表示されてるやつだな。押すと自分以外が引き出せなくなるようにされてんだ」
「へー、ありがとう。便利すぎるね」
「神様が作ってんだから当たり前だろ」


私はとりあえず言われた通り、金額表示されてる横のカギマークをタップした。
多分これでロックされたはず。
まあ、盗まれてもまた増やせばいいんだけどねぇ~。


「よし!じゃあ、行こうか!」
「……コッチ」


ブレットの後をついていくと、一つの部屋に案内される。
中には大きな陣が置かれていた。


「アレ、乗ル」


そう言われ、一緒に陣の上に乗ると、一気に光りだした。
うわっ、眩しい。


目を開くと、一歩前から地面がなくなっていました。
わぁお。


【魔王録第壱章 新たな旅立ちを完了しました】


【これより、魔王録第弐章 を開始します】


てことはー?
第壱章お疲れ様でしたー!!

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