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絶対わざと神様は私だけ違う場所に転移させたし、ちらりと透けて見える魔王ってのはどういうこと?

がーねっと

異世界転移二十七日目みたいですよっと。 二つ目

ふむ、15歳でこの世界につれてきたのは間違いではないのか?
どうやら中学三年生らしいけど。
バカは困るなぁ。
何言ってるか分からないし、妄想力豊かだからさぁ。
あれ?
想像力だっけ?


この際どっちでもいいや。
この煩いのがいなくなれば。




   ミルバ 【楠木誠人】
  LV.25
  HP 320  MP 100
   攻撃力  27
   スピード  15
   精神値  5
   知力値  3
   器用値  9
    運     19
  称号:勇者(笑) バカ
  Nスキル:剣術Lv.5 魔法LV.4




これは酷い。
本当に酷いステータスだ。
知力値どうなってんだろう。
精神値も酷いし。


他の人のステータスもここまで酷いものではないだろう。
というか、称号まで酷いな。
バカって。
うん、まあそれ以外で言い表すことは出来そうにないけれど。


さて、と。
こいつさっきからギャーギャー騒いでるんだよなぁ。
煩いしさぁ。
なんか、他のギルドのところにも入ってたらいやだからこの各ギルドへの通達ってやつを出そうかな。
ある程度お金を払えば素直に言うこと聞いてくれるみたいだし。
2500万程出したら言うこと聞いてくれるかな?


「どれくらいのお金を出せばいいと思いますか?」
「それ、私に聞いてるのぉ?」
「それ以外にいますか?」
「まあ、それもそうよねぇ……500万クロで十分だと思うわよぉ」
「わかりました。50万クロをここに載っているギルド全てに渡して、本名【楠木誠人】と言う者をギルドに加盟させないように通達しておきます。ちなみに、除名させるようにとも」
「うわぁ、えげつない、というかやりすぎなんじゃないのぉ?」
「女性に対し、暴言や、見下した発言をする人がギルドに所属してもそのギルドの品位が疑われます。それに、嫌ならば実力で示すか、土下座でもして謝るべきです」
「魔王ちゃん、ぼっちという発言にもしかしてキレたのぉ?」
「は?何を言ってるんですか?私はボッチじゃありませんよ。どっかの誰かさんのせいで高校の友達とかにフレンド登録できてないだけですし」


私がそういったら自称神様は膝から崩れ落ちた。
ざまぁww


で、ミバル?ミルバ?
えー、ミなんとかさんは、謝らず、騒ぐだけだったので除名して差し上げました。
すっきり!


「うう、私が悪かったわよぉ……でも、貴女が一番ぴったりだったのよぉ……」


なにに?
とは聞きたかったが、聞いちゃいけないような気がしたから聞かなかった。
うん。
まあ、時が来たら自然と分かるようになるか、教えてくれるに違いない!
うん。
私はそう信じて待つことにしたよ!!


「で、いつまでいじけている気ですか?」
「いじけてないわよぉ……」
「いじけてるじゃないですか」
「……そんなことないわぁ」
「あ、そうですか。で、もう用件はないですね?」
「あ、ちょっと待ってっ!」
「まだ、あるんですか?」
「あるわよぉ。これが一番大事なんだからぁ……」
「なんですか?」
「私とフレンド登録しましょう?」


……なんかすごく嫌だけどなぁ。
まあ、繋がるアプリでも友達だしなぁ。
しょうがないか。


「仕方ないですね」


そう言って神様と握手を交わすと頭の中で無機質な声が聞こえた。


  【魔王録第零章 プロローグ=始まりの神様と友達になろう= を完了しました】


は?


  【第000神 プロッグ フレンド登録完了しました】


え?


  【これより 魔王録第壱章 を開始します】


ん?
は?


とりあえずギルドのアプリから出て、頭の中を整理するが良く分からん。
うん。
まあ、いいか。


考えるの面倒だし。
考えたって分かんないし。
頭使って読む小説じゃないし。


じゃあ、今日はもう寝るか。
おやすみなさ~い。



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