ゼロから始める異世界救済
10.5話 早朝の出来事
「ん……朝か……」朝を告げる鐘の音で、俺は目を覚ました。
重い身体を起こして窓の外を見てみると、まだ日が昇りきっていない。
日本だとまだ4時半位だ。
(この世界の朝は随分早いんだな…さて、食堂に行くとするか…)俺は、ベッドから出ることを拒否している身体に渇をいれ、食堂に向かった。
                          
                            ー数分後ー   
「「………」」 
今起こった事をありのまま説明しよう。
食堂の前で修(+α)と遭遇した。以上。
「「……………」」
(はぁ…朝から会っちゃいけない奴に会っちまったな…どうしたものか…)
「…昨日はぐっすり眠れたか?修」
「…あぁ。お陰様でな。」
「「………………」」
(…会話が続かねぇ。まぁ、仕方ないんだろうが…て言うか修の奴、昨日と様子が違うな…何でだ?)
「……和人」
「…なんだ?」
「……昨日は、その…すまなかった!」
「んだよ。そんぐらい気にして……ん?」
「…本当にすまない!昨日はどうかしていた。あそこまで言うつもりはなかったんだ…」
「…俺も悪かった。色々と焦ってたもんでな。お前の気持ちを蔑ろにしてた。すまん」
「…ありがとう」
「気にすんな。さっさと飯食おうぜ」
「…あぁ。」
(「あそこまで言うつもりはなかったんだ。」か……)
俺は怒っていた。
修に怒っているのではなく、国王に対して。
(修達は確か、国王に呼び出されて俺達と別行動していた。シェレール達には言っていなかったが、その後から修達の俺に対する目線が殺意に満ちていた。もしかしてとは思っていたが……墜ちる所まで堕ちたな。まぁいい。これで何の躊躇いもなく……『殺せる…!』)
                         <あとがき>
皆さんお久しぶりです!「ゼロから始める異世界救済」の投稿を再開します。大変お待たせ致しました。まだ完全復活とは言えませんが、少しずつ投稿していきたいと思っています。今回は久々の投稿なので短めになってしまいましたが、次回からは長めにしたいと思います。これからも「ゼロから始める異世界救済」を宜しくお願いします!
重い身体を起こして窓の外を見てみると、まだ日が昇りきっていない。
日本だとまだ4時半位だ。
(この世界の朝は随分早いんだな…さて、食堂に行くとするか…)俺は、ベッドから出ることを拒否している身体に渇をいれ、食堂に向かった。
                          
                            ー数分後ー   
「「………」」 
今起こった事をありのまま説明しよう。
食堂の前で修(+α)と遭遇した。以上。
「「……………」」
(はぁ…朝から会っちゃいけない奴に会っちまったな…どうしたものか…)
「…昨日はぐっすり眠れたか?修」
「…あぁ。お陰様でな。」
「「………………」」
(…会話が続かねぇ。まぁ、仕方ないんだろうが…て言うか修の奴、昨日と様子が違うな…何でだ?)
「……和人」
「…なんだ?」
「……昨日は、その…すまなかった!」
「んだよ。そんぐらい気にして……ん?」
「…本当にすまない!昨日はどうかしていた。あそこまで言うつもりはなかったんだ…」
「…俺も悪かった。色々と焦ってたもんでな。お前の気持ちを蔑ろにしてた。すまん」
「…ありがとう」
「気にすんな。さっさと飯食おうぜ」
「…あぁ。」
(「あそこまで言うつもりはなかったんだ。」か……)
俺は怒っていた。
修に怒っているのではなく、国王に対して。
(修達は確か、国王に呼び出されて俺達と別行動していた。シェレール達には言っていなかったが、その後から修達の俺に対する目線が殺意に満ちていた。もしかしてとは思っていたが……墜ちる所まで堕ちたな。まぁいい。これで何の躊躇いもなく……『殺せる…!』)
                         <あとがき>
皆さんお久しぶりです!「ゼロから始める異世界救済」の投稿を再開します。大変お待たせ致しました。まだ完全復活とは言えませんが、少しずつ投稿していきたいと思っています。今回は久々の投稿なので短めになってしまいましたが、次回からは長めにしたいと思います。これからも「ゼロから始める異世界救済」を宜しくお願いします!
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