世界一の魔術鍛治師〜どんな剣も名剣へ〜
サイコパス?
10話も行かずに終わるかも。
五十層のボスを倒したカナハルムたちは地上に戻り、明日からのダンジョン攻略に向けて準備を開始した。
「ミカエルさん。少しいいですか?」
「どうしたの? カルくん」
「明日からの攻略にミカエルさんも入れたいと思ってるんですよ」
「いいわよ。この星の運命がかかってるんですもの、やるに決まってるでしょ」
「良かった〜。断られたらどうしようかと思いましたよ。後ですね、ミカエルさんの武器って何ですか?」
ミカエルは今まで戦ってこなかったため、カナハルムたちはミカエルがどんな武器を使うか知らないのだ。
「基本的には何でも使えるわよ」
「え? 何でも?」
「えぇ、何でもよ。剣を持ったら剣の達人以上に使えるわよ」
「凄すぎません?」
「何言ってるのよ。私は天使なのよ。神に作られた天使。それが何も出来ませんってわけないでしょ」
「確かに」
それからは、ミカエルが何を使うかをパーティ編成的に考えて、中距離からの攻撃をする、弓に決まった。
そして、次の日。
「それじゃ、今日から新たなダンジョンに潜ることになります。期間は三週間。とても辛い攻略になると思う。けど、この星の運命がかかってるから、頑張りましょう!」
「「「おー!!!」」」
四人はカナハルムを先頭に、ミカエル、ユリーカ、マリーの順でダンジョンに入っていった。
それから三週間後。
「遂に明日。百層のボスの攻略です。ここでルークさんに僕たちのステータスの変化を見せてもらいましょう」
何と四人はルークの言いつけ通り三週間でダンジョンのボス一歩手前まで攻略することができたのだ。まぁ、カットしたけどね。
「順番は隊列順でいいか?」
「はい! お願いします」
―――――
名前:カナハルム
年齢:15
性別:男
種族:人族
HP:C→SS
MP:D→S
筋力:B→SSS
防御:D→S
俊敏:C→SS
運:S→S
魔術適正
火・風・光
スキル
剣術・体術・スキル獲得率up・周囲把握・隠密・短縮詠唱・成長率up・自己治癒・魔力自動回復・飛剣・投擲ect
―――――
→の方が今の方ですね。
「強くなってるな、カル」
「はい! ルークさんのおかげです!」
「それじゃ、次の三人は一気に行くぞ!」
そして、鑑定が終わった。
「みんな強いな。ミカエルは大体がEX。SSSの上位互換か。やっぱ熾天使は伊達じゃないな」
「当たり前です!」
「悪かったって、そんなに殴るなよ」
「んで、ユリーカは全部Sか。でも、回復魔術の威力が強くなる『聖女の祈り』っていうスキルを持ってるなら、腕が無くなっても再生したりしてな」
そう言ってルークそんな冗談を言ってみた。
「確かに、治りそうです。やってみますね」
そう言ってユリーカは、自分の人差し指を切り落とした。
「ちょっと。ユリーカ! 何やってるの!?」
「何って、見たらわかるでしょ。実験よ実験。失敗してもルークさんがいるから治るでしょ?」
ユリーカはルークの方を見た。
「治るが、サイコパスみたいだから辞めてくれ」
「そうかしら? まぁいいわ。じゃ、『聖女の祈り』」
ユリーカは祈りの形をとり回復魔術を自分にかけた。すると、指がニョキニョキと生えてきた。
「お、治ったわ。すごいわね、このスキル」
それを見た五人は何とも言えない表情をしていた。
「ま、まぁ。気を取り直して、次はマリーだな」
「うん。どう、だった?」
「ほんと、流石の一言だったよ。魔力が、EXまで上がってて、『威力倍増』なんてスキルまで持ってるんだからな。火力お化けだな」
「お化けだなんて、パパひどい」
そうは言ってるが、顔のニヤニヤが隠しきれていなかった。
これで、全員の鑑定が終わった。
「よし、今日はもう寝て、明日に備えるか」
そして、今日はお開きとなった。
かもだからね。終わるかも、だよ。
五十層のボスを倒したカナハルムたちは地上に戻り、明日からのダンジョン攻略に向けて準備を開始した。
「ミカエルさん。少しいいですか?」
「どうしたの? カルくん」
「明日からの攻略にミカエルさんも入れたいと思ってるんですよ」
「いいわよ。この星の運命がかかってるんですもの、やるに決まってるでしょ」
「良かった〜。断られたらどうしようかと思いましたよ。後ですね、ミカエルさんの武器って何ですか?」
ミカエルは今まで戦ってこなかったため、カナハルムたちはミカエルがどんな武器を使うか知らないのだ。
「基本的には何でも使えるわよ」
「え? 何でも?」
「えぇ、何でもよ。剣を持ったら剣の達人以上に使えるわよ」
「凄すぎません?」
「何言ってるのよ。私は天使なのよ。神に作られた天使。それが何も出来ませんってわけないでしょ」
「確かに」
それからは、ミカエルが何を使うかをパーティ編成的に考えて、中距離からの攻撃をする、弓に決まった。
そして、次の日。
「それじゃ、今日から新たなダンジョンに潜ることになります。期間は三週間。とても辛い攻略になると思う。けど、この星の運命がかかってるから、頑張りましょう!」
「「「おー!!!」」」
四人はカナハルムを先頭に、ミカエル、ユリーカ、マリーの順でダンジョンに入っていった。
それから三週間後。
「遂に明日。百層のボスの攻略です。ここでルークさんに僕たちのステータスの変化を見せてもらいましょう」
何と四人はルークの言いつけ通り三週間でダンジョンのボス一歩手前まで攻略することができたのだ。まぁ、カットしたけどね。
「順番は隊列順でいいか?」
「はい! お願いします」
―――――
名前:カナハルム
年齢:15
性別:男
種族:人族
HP:C→SS
MP:D→S
筋力:B→SSS
防御:D→S
俊敏:C→SS
運:S→S
魔術適正
火・風・光
スキル
剣術・体術・スキル獲得率up・周囲把握・隠密・短縮詠唱・成長率up・自己治癒・魔力自動回復・飛剣・投擲ect
―――――
→の方が今の方ですね。
「強くなってるな、カル」
「はい! ルークさんのおかげです!」
「それじゃ、次の三人は一気に行くぞ!」
そして、鑑定が終わった。
「みんな強いな。ミカエルは大体がEX。SSSの上位互換か。やっぱ熾天使は伊達じゃないな」
「当たり前です!」
「悪かったって、そんなに殴るなよ」
「んで、ユリーカは全部Sか。でも、回復魔術の威力が強くなる『聖女の祈り』っていうスキルを持ってるなら、腕が無くなっても再生したりしてな」
そう言ってルークそんな冗談を言ってみた。
「確かに、治りそうです。やってみますね」
そう言ってユリーカは、自分の人差し指を切り落とした。
「ちょっと。ユリーカ! 何やってるの!?」
「何って、見たらわかるでしょ。実験よ実験。失敗してもルークさんがいるから治るでしょ?」
ユリーカはルークの方を見た。
「治るが、サイコパスみたいだから辞めてくれ」
「そうかしら? まぁいいわ。じゃ、『聖女の祈り』」
ユリーカは祈りの形をとり回復魔術を自分にかけた。すると、指がニョキニョキと生えてきた。
「お、治ったわ。すごいわね、このスキル」
それを見た五人は何とも言えない表情をしていた。
「ま、まぁ。気を取り直して、次はマリーだな」
「うん。どう、だった?」
「ほんと、流石の一言だったよ。魔力が、EXまで上がってて、『威力倍増』なんてスキルまで持ってるんだからな。火力お化けだな」
「お化けだなんて、パパひどい」
そうは言ってるが、顔のニヤニヤが隠しきれていなかった。
これで、全員の鑑定が終わった。
「よし、今日はもう寝て、明日に備えるか」
そして、今日はお開きとなった。
かもだからね。終わるかも、だよ。
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