世界一の魔術鍛治師〜どんな剣も名剣へ〜
五十層ボス
パズドラが楽しい。
あれから二日が経ち、ルークとカレンを抜いた四人は五十層のボス部屋に来ていた。
「遂にここまで来たな。このボスを倒せば俺たちも上級冒険者入りだ!」
「でも、その後はルークさんからの課題もあるからね」
「そうだった。でも、ルークさんは無理な課題は言わない人だから大丈夫だよ」
そう言ってるが、今回の課題はほぼ無理だろうと思いながら言ってみた課題だったりする。
「さ、そろそろ挑戦するよ」
そして、四人は五十層のドアを開けた。そこに待っていたのは、金色のたてがみ、堂々と構えた風格を持ち合わせた、巨大な身体。フェンリルだった。
「今回はあれが相手か」
「ちょっとやばそうだね」
「頑張る」
『ガァァァァァァア!!!』
フェンリルの咆哮を合図として戦いが始まった。
はじめに動いたのはカナハルムだった。
体に魔力を巡らせて、身体強化をした。そして、フェリルに向かって飛んだ。
「うおりやゃゃゃゃゃ!!」
そして、ルークから貰った剣を振り抜く。
切った感触が無くて、避けられたと思いフェンリルを見据えると、そこには剣に傷つけられた傷があった。
「切れ味良すぎですよ。ルークさん」
その次にフェンリルが自己治癒でその傷を治しながらカナハルムに向かって氷のブレスを吐く。
カナハルムは火魔術の超級魔術「ファイアーバレット」を放ち、氷のブレスをかき消した。
「マリー今だ!」
マリーはカナハルムがフェンリルと戦っている間魔力をずっと高めていた。そして、放たれる火魔術神級魔術「エクスプロージョン」。
それは、フェンリルに直撃した。
『グアァァァァァアア!!』
フェンリルは、痛みの咆哮を上げた。
その後も、カナハルムたちの猛攻は続き、三十分後にフェンリルはチリになって魔石ドロップアイテムを落として消えていった。
「やったああぁぁぁぁぁ!!」
「勝った!!!」
「!!!!」
「見てて面白かったわよ」
何度か危ない時があったが、その都度聖女ユリーカの治癒魔術で治してもらって戦っていたので、ユリーカも結構活躍していた。未だに戦っていないのはミカエルだけだ。
「よし。ドロップアイテムを見に行きましょう」
ミカエルの言葉にみんな頷いて近づいていく。そこにあったのは、肉に毛皮に爪と牙だった。それもめっちゃ大きい。
「流石幸運Sは違うわね」
「流石カルくんだね」
「ん。同意」
「あはは」
それには乾いた笑みがこぼれるだけだった。
それを持って地上に帰還してギルドに向かった。
そして、それを出すと、大層驚かれて一番難しいダンジョンに行くことを許された。
次回からはそこに向かうつもりだ。ルークの課題もあるからね。
あれから二日が経ち、ルークとカレンを抜いた四人は五十層のボス部屋に来ていた。
「遂にここまで来たな。このボスを倒せば俺たちも上級冒険者入りだ!」
「でも、その後はルークさんからの課題もあるからね」
「そうだった。でも、ルークさんは無理な課題は言わない人だから大丈夫だよ」
そう言ってるが、今回の課題はほぼ無理だろうと思いながら言ってみた課題だったりする。
「さ、そろそろ挑戦するよ」
そして、四人は五十層のドアを開けた。そこに待っていたのは、金色のたてがみ、堂々と構えた風格を持ち合わせた、巨大な身体。フェンリルだった。
「今回はあれが相手か」
「ちょっとやばそうだね」
「頑張る」
『ガァァァァァァア!!!』
フェンリルの咆哮を合図として戦いが始まった。
はじめに動いたのはカナハルムだった。
体に魔力を巡らせて、身体強化をした。そして、フェリルに向かって飛んだ。
「うおりやゃゃゃゃゃ!!」
そして、ルークから貰った剣を振り抜く。
切った感触が無くて、避けられたと思いフェンリルを見据えると、そこには剣に傷つけられた傷があった。
「切れ味良すぎですよ。ルークさん」
その次にフェンリルが自己治癒でその傷を治しながらカナハルムに向かって氷のブレスを吐く。
カナハルムは火魔術の超級魔術「ファイアーバレット」を放ち、氷のブレスをかき消した。
「マリー今だ!」
マリーはカナハルムがフェンリルと戦っている間魔力をずっと高めていた。そして、放たれる火魔術神級魔術「エクスプロージョン」。
それは、フェンリルに直撃した。
『グアァァァァァアア!!』
フェンリルは、痛みの咆哮を上げた。
その後も、カナハルムたちの猛攻は続き、三十分後にフェンリルはチリになって魔石ドロップアイテムを落として消えていった。
「やったああぁぁぁぁぁ!!」
「勝った!!!」
「!!!!」
「見てて面白かったわよ」
何度か危ない時があったが、その都度聖女ユリーカの治癒魔術で治してもらって戦っていたので、ユリーカも結構活躍していた。未だに戦っていないのはミカエルだけだ。
「よし。ドロップアイテムを見に行きましょう」
ミカエルの言葉にみんな頷いて近づいていく。そこにあったのは、肉に毛皮に爪と牙だった。それもめっちゃ大きい。
「流石幸運Sは違うわね」
「流石カルくんだね」
「ん。同意」
「あはは」
それには乾いた笑みがこぼれるだけだった。
それを持って地上に帰還してギルドに向かった。
そして、それを出すと、大層驚かれて一番難しいダンジョンに行くことを許された。
次回からはそこに向かうつもりだ。ルークの課題もあるからね。
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