俺は5人の勇者の産みの親!!
第51話 カノンの実験
◆◆◆◆◆◆
カノンは急に俺の手をギュッと繋ぐ。
カノンの涙が頬を伝い、地面に落ちた。
さっきまでプンスカ怒ってたくせになんで急にこんなにエッチくなるんだよ!
しかも、なんか変な記憶が入ってくる!
え! なんでカノンこんなにディルド持ってんのぉ!
おいおい、何が起きてるんだ?!
「ねぇ、リュート。駐輪場に行こ?」
「あ、あぁ……」
カノンは俺を引っ張ると、駐輪場の方へ強引に連れて行かれる。
周りに人はあまりいない。
そして、この学校の駐輪場は雨風をしのげるように地下にできている。
……しかも、さっきキスしようって……!
……なんでこんなにカノンは豹変しちまったんだ?
◆◆◆◆◆◆
「ここで……いいかな」
カノンは俺の手を離すと振り返る。
あたりは自転車が止まっていて、オレンジ色の豆電球のような小さな明かりしかない。
そして、ここは出入口からは死角で見えない場所。
カノンは俺の顔の下にずいっと入ってくる。
「……ほら、リュート?」
頬を撫でられると、俺のバリスタがカノンの方へと向く。
ギチギチに勃ち上がった俺の宝具がカノンの腹に当たると、ふふっと彼女は笑った。
俺はビックリしすぎて何も声が出せない。
「ん? リュート、エッチだね。こんなに硬くしちゃって。そんなに私のことが好きなの?」
摩る手、ピクピクとズボンの中で暴れまわる一頭の龍はカノンの柔らかい指でなぞられる。
カノンはペロリと舌なめずりをする。
今日のカノン、やばエロいぞ?!
「っ、カノン! どうしちまったんだよ! なんかあったんなら相談にのるから、な?」
「うん、その前に確認したいことがあるからここにきたんだよ? ほら、目を瞑って?」
カノンは俺の頰をつかんでゆっくりと顔を近づけてくる。
やばい、このままじゃ本当にキスしちまう、自制が効かなくなる、ヤッちまう!
俺はカノンとはセックスしないって決めたんだ!
こんなにカノンの事が好きなっちまったら、俺……、俺……!!
ちゅっ。
カノンの唇が俺の唇に触れると、いつものようにネットリとした厭らしい音を立てた。
「んっ……りゅーほ……りゅーほぉ……!」
ぬちゅ、ちゅっ。
カノンの舌がさらに俺の奥の奥まで入ってくる。
ザラザラしたカノンの舌が俺の喉の中を駆けずり回っている!
「んっ、んんっ!」
そして、カノンは俺の右手を掴むと、カノンの方に引き込まれる。
すると、紙のような硬い質感の奥にふにゅっと柔らかいものを感じた。
二つの肉が俺の中指を挟み込んでいる。
俺はキスをしたまま下に目をやる。
と、ビックリ仰天!
俺の中指がカノンの割れ目をパンツとナプキン越しに触れている!
「んんっ、んんん!!」
俺は流石にまずいと感じてカノンの唇から離れる。
でろんと伸びた唾液の線がエロい。
「おい、カノン! キスまではいいとは思ったが、流石にこれはダメだって!」
カノンは急に離れた俺を追いかけるように手を伸ばす。
「……大丈夫だよ? さっき言ったじゃない、これは試しておきたい事だって。だからリュート、悪いようにはしないわ」
「ば、馬鹿かお前! キスしながら手……まんとか流石にまずいって! 俺の正気がもたねぇよ!」
「大丈夫。私、乱れたリュートのことも受け入れられる自信があるから、ね?」
そそ、そんなことってあるかよ?!
カノン、本当におかしくなっちまったのかよ!
そして、俺は壁に追い込まれる。
まずいっ!
そしてカノンは俺が張り付いた壁にドンっと手を乗せた。
か、壁ドンだ!
「ね、私の話を聞いて? これは人類が生きるか死ぬかの戦いなのよ? リュートの不思議な力に命運が全てかかってるって言っていい! さぁ、早くお願い!」
カノンは俺の頰をまた強く掴むと、もう一度俺の中に可愛いお肉を流し込む。
……どうなっても知らんからなっ!
俺は、カノンのスカートに手を伸ばす。
ナプキンの上からならさぞかし切なかろう。
俺はゆっくりとパンティーの中に手を入れて茂みを駆け抜けていく……!
「んっ!」
カノンは急に唇から離れる。
「だ、誰が生で触っていいって言ったのよ!」
「ええっ! だって、ナプキン越しとか気持ちよくないだろ?」
「ち、違うって! これは実験なの! 何か越しでも大丈夫かどうかの!」
カノンは俺の手を引き抜いて俺の胸の前まで持ってくる。
その俺の手の先にはしっとりとした粘液がたっぷりとついていた。
手のひらを開くと、可愛いカノンが糸を引く。
「……ベチョベチョだな」
「……えっ、嘘でしょ?! ナプキンつけててもこんなに濡れるの、私は?!」
カノンはそう言うと顔を赤くする。
目の前で糸がたらりと垂れていくのを見つめる彼女を見ていたら、なんだか意地悪してみたくなった。
「ほら、カノン、見てごらん?」
「な、何よ! 私のお汁で遊ばないでよぉ!」
そう言いながらプンスカ怒るカノン。
今に見てろぉ……!!
俺はそれをペロリと舐める。
ちゅぷちゅぷとカノンの液を舐めとると、俺はニヤリと笑った。
「おぉ、カノンのお汁……エッチな味がする」
酸味があるって聞いたことあるけど以外とそんなことはなく、雌の匂いのするそれを綺麗に舐めとる俺。
こんなことされたら、彼女はどう言う反応をするかな?
さぁ、恥ずかしがれ、カノン!
しかし、カノンは顔を真っ赤にしてたくせに急に顔を硬ばらせる。
「あぁ〜。そういえばあなた、私を辱めて喜ぶタイプだったわね。今更そんなことされてもなんも思わないわよ。残念だったわね、童貞版リュートきゅん?」
えっ、えっ?
カノンの顔がいつもの王女モードになる。
やばっ、なんで?
今日のカノンさんの情緒絶対おかしい!
「ほら、早く私とキスしなさい! 右手もパンツの上から摩るの、ほら!」
カノンはまた俺の頰を掴むとチュッとする。
何度も何度も舌の出し入れをすると、もう俺は我慢ができなくなってきた。
そして、俺はゆっくりとカノンの股に指を持っていった。
クチュッ。
「んんっ!」
カノンは喘ぎながら俺にさらに深くまでキスをする。
チロチロと俺の舌先を舐める。
それに呼応するように彼女の舌を丸ごと舐めまわした。
「んっ、んんっ! んんんっ!」
ぴちゃぴちゃ。
カノンのパンティーがだんだん暖かくなってる気がする。
ナプキンつけても吸い取りきれないエッチ汁ってどんだけの量だよっ!
「んんっ! んんんっ!」
カノンは自分から腰を振り始める。
俺の中指が二つの肉に挟まりながら滑らかに上下する!
来るのか、カノン! そろそろ!
◆◆◆◆◆◆
リュートっ! リュートっ!
あったかいリュートの中指の上で私、感じちゃってる!
本当はこんなことしなくても良いのに、理由を適当にこじつけてこんなことやっちゃってる!
だって、我慢できない!
リュートが目の前にいるのに、優しくしてくれたあのリュートが目の前にいるのに!
ダメっ、私リュートのことばっかり考えてる!
リュートは全ての記憶をなくしてしまったのに、一方的な愛を押し付けてる!
私だってダメなことしてるってわかってる!
だけど……、だけど……!!
リュートのことが大好きすぎて、どうしようもないの!
リュートぉぉ!
◆◆◆◆◆◆
カノンはブルブルと震えながら俺の口の中に全ての舌を突っ込んできた。
涙を流しながら、俺の左手をギュッと握りながらガクガクと足を痙攣させる。
と、共にカノンの股がじわじわと暖かくなっていった。
「ふぅっ……ふぅっ……!」
カノンの足が折れていくのがわかったから、壁に寄りかかれるようにゆっくりと運ぶ。
「……ありがとう、リュート……」
「……イッたか?」
無粋な質問だが、今はいいだろう。
カノンもその言葉を聞くとゆっくりと頷いた。
ピクピクと痙攣する姿を見ると、俺のマグナムも黙っちゃいなかった。
ノーパンの俺はチャックさえ開けばすぐにでも取り出せた。
どうする? 俺!
どうする、俺ぇ!
……。
誓いがある、俺はカノンを守るんだ。
チャックから手を離すと、俺はカノンに寄り添った。
「カノン、どうだった?」
「……やっぱり少しだけ魔力が回復してる……」
「は?」
「……実験結果が出たってこと。やっぱり、あなたとエッチなことしたら、その激しさに応じて魔力が回復するみたい」
そう言うと、カノンは再び顔を手で覆う。
「……次、生で触ってみる? 大丈夫、実験だから……ね?」
カノンは顔を赤くすると、口元に手を持っていってモジモジする。
「か、カノン……!」
そんな甘い言葉、そんな美しい声で言われたら逆らえるわけないだろ……!
彼女は立ち上がると、壁を背もたれにして、目を瞑って「いいよ」の合図をした。
俺は彼女に体を寄せていく。
そして右手をカノンのスカートの中に入れた……。
ぷるっとしたカノンの太ももを摩りながら、ゆっくりとパンティーに手をかけた。
少しだけパンティーからはみ出したカノンを守るために生えてきた毛、濃厚な汁を吐き出す生肉。
それに出会った指に絡みついてくるカノンの分泌液をたっぷりと纏わせてから生暖かいパンティーの中に手を滑らせていく。
なんだか、不思議な感覚だ。
カノンのパンティーを脱がせるのは生まれて初めてでは無い気がする……。
つづく。
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コメント
ノベルバユーザー266256
それと、カノンちゃん欲情しすぎじゃないですか?こんな女どこにもいませんよ。作者様は女性に対して何か勘違いしていませんか?何でもかんでも男に手を出す人なんかそういませんよ。考え直していただけたら幸いです。
王一歩
サンズさん
読んでいただきありがとうございます!
泣いていただけて良かったです笑
感動させられるお話をこれからもたくさん書きたいと思います!
サンズさんの涙腺を爆発させてみせます笑笑
王一歩
イルミナさん
読んでいただきありがとうございます!
これから逆襲編です!
ヒロインたちの必殺技を是非見ていただきたいです!